『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

講中膳

2019年02月16日 | 「廿日市地区」ぶらり



 


昨日楢原泉水の同行(講中)倉庫を紹介したが、画像はかつて大原講中で使用されていた箱膳と椀である。毎月の御講寄、年末の御法事や、葬儀の際に箱膳に並べられた椀の状態は先人からの聞き取りで紹介する。
オヤワンは御飯、シルワンは味噌汁、オヒラはハッスン(人参、油アゲ、牛蒡、レンコン、椎茸などの煮物)、後にタイコ饅頭、パンに変わっており、オツボはクロメ、後にスズガシに変わっている。中央部分のナカジョコは白アエであるが椀の蓋を使用したものか皿であったのかは不明である。宮内地区でも大体同じように行われていたようである。


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