バルクリ、コースティングエンリッチャー、ニーグリップ。

SRX600。
謎のエンストが時々発生してたけど、どうやらバルブクリアランスが詰まりすぎの症状のようだ。
正確に言えば、バルブクリアランスが詰まっているときに、運転開始直後でヘッドの温度が上がりきっていないとき、まず高温にさらされるバルブの温度が上がるため、バルブが伸びて、さらにバルブクリアランスが詰まり、最悪バルブが閉じ切らない状態になり、ガスが漏れた状態になってエンスト、という理屈だ。
チェックしてみたら、吸排気とも、片方のバルブクリアランスが限度以下に詰まっていた。もう片方も限度内で詰まり側だった。これは、バルブシートへのバルブの沈みってやつで、仕方ない摩耗みたいなもんだ。
そうなるとデコンプの遊びも詰まることになり、こちらも再調整が必要だった。

さらに、車検の後開けてみたコースティングエンリッチャーも、なんだか不安が残るし、幸い部品が出るので、交換することにした。


外したコースティングエンリッチャー。
コースティングは、ジェットコースターなんかのcoastingで、惰行、空走だ。アクセル閉じた高回転の惰行(=エンブレ)時に、セカンダリインテークのバキュームでバルブを開き、スロー回路を増量(エンリッチ)して、バックファイアや急激なバックトルクを防止する、みたいなデバイスだな。
真鍮のプランジャを押さえるために真鍮のリテーナーを小さいスクリュで押さえている。


キャブ側。
ダストが落ちないように、エアのポートにテープしている。


部品は純正が出る。
これで4千円弱。


スプリングやスクリュもセットになっている。


取り付け。
リテーナを押さえるスクリュのヘッドは#1の+ネジ。付いてたやつは、この+をナメていた。誰かがたぶん#2で回そうとしたのかな。わかんないけど。おかげで外すのに苦労した。
リテーナのリングも食いついていて、針で刺して起こして外した。


タンクのニーグリップのえぐりに滑り止めを塗ってみたとこは、いちばん擦れるえぐりの前端部のゴム塗料が剥がれてきたので、そこだけ滑り止めテープを貼ってみた。


玄関先のタイルとかに貼るテープだ。透明テープにアルミナみたいな研磨剤がまぶされていて、下地が透ける。全体に貼ったらズボンが擦り切れそうだけど、ここだけならまあ大丈夫だろう。
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庭通信。


薪に翻弄されてるうちにも、シャクナゲは咲き、


フジは満開になり、


ギョウジャニンニクの花も咲いた。
北国にも短い夏が来つつある。
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乾燥棚。


庭の隅に積み上がっていた丸太。


さらに軽トラ1杯増えてしまって、割るのが追いつかない。


とりあえず、前に作った乾燥棚に、


さらに積み上げとこう。


こっちは積み上げるだけでなく、


乾燥棚を増設して積み直した。向こう3-4年分くらいありそうだな。
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