ワイルドウエスト。


薪割りに追われてれば、こっちはぜんぜん捗らないというか、手付かずもいいとこなのだ。


突然だが、昭和の終わりくらいに買った、いわゆるボウイナイフ。


ワイルドウエストという刻印がある。
手元の資料「男のグッズ100シリーズ⑤ ナイフ ワールドフォトプレス編」(光文社文庫 昭和62年)によれば、ワイルドウエストは、当時のファスナーズのナイフブランドだったようだ。
刃材は銀紙1号らしい。当時価格24000円と書いてある。そんくらいしたかもしれないな。覚えてないけど。


真鍮の鍔に、革ワッシャを重ねた柄、柄尻はジュラルミンで、ナットでコミを固定してある。
ランドールあたりの劣化コピーといえなくもないが、粗悪品なんかではない。ちゃんと研げば切れ味はいいし、けっこうきちんと作ってある。
固定ナットは、もともとコミの尻になる♂ネジごとかしめて磨ってあったのだが、柄の革がやせて緩んだときに、自分で袋ナットに交換した。
真ん丸でイマイチ収まりのよくなかった柄は、これも自分でオムスビ形の断面に整形しなおしたりしていた。
なにしろでかいからあまり使い道はなくて、まあキャンプの時の鉈代わり兼、対クマのお守り程度にしか使ってなかった。


物置からコイツを掘り出してきたのは、クラウンスタッグをこいつに挿げるってのもアリかもしれない、と思ってだ。
鉈より似合うんでないかな。
で、残った先のほうを鉈に挿げる、と。どうだべ。
手付かずだけど、考えるのは毎日考えてんだよホントに。
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満杯。


ここは太いアカシアの枯れ木をデポってた場所。


ここの枯れ木をかなり割りまくった。
既にカラカラに乾いてるから、割ってすぐ使えるのが助かる。


で、めでたく、やっと薪デポ満杯。
やれやれ。
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木質燃料。


こないだの日曜は、薪作りに追われた。


太すぎて重かったから短く切ったやつとか、なんかの叩き台にしてたやつとかの短くて太いのも割りまくった。
かなり経ってるから乾いてるべと思って試しに焚いてみたら、雨が続いていたせいか、意外に湿気ていたようで、燃えが悪かった。


かなり復活したけど、満杯には及ばず。
ま、一日の休みじゃこんなもんか。

ウチの場合、例年、冬季は毎月400リットル弱の灯油を使う。
この家に付いてたストーブがわりと大型なのもあるし、建屋が古くて暖房効率がよくないのもあるだろう。
前に住んでた家では、冬場毎月300リットル前後だった。ストーブも少し小さかったし、建屋は平成の物件だった。

このところ、灯油はリッター100円ちょいで高止まりの状況が続いてるから、まあ灯油だけで毎月4万くらいかかるわけだ。
石炭手当ってば古いが、ともかく暖房費の補助手当てが出るとこに勤めてるならまだいいが、俺の勤務先は本社が内地で、そもそも暖房手当ての設定がない。
そうなると、灯油代の負担がずっしり重いのだ。
給湯も灯油ボイラなので、毎日風呂を焚くとそれもまた大きい。シャワーのほうが燃料を食わないというより、ウチは女子が多いから、風呂を沸かした上にシャワーも使うからだろうな。
この先灯油が値下がりするという話も聞かない。
で、薪ストーブを導入してみたわけだ。
費用的な効果はまだデータが出なくてなんともいえないが、とりあえず労力はやんなるだけ食うな。
冬の燃料のために、一年働く感じというか。


あるデータの受け売りだが、発熱量ベースで、A重油1リットルに相当する薪は、含水率35%くらいとして約3kgになるらしい。
これでニセアカシア3kgだ。ジッポは比較用。


3kgの薪を9リットルのバケツに入れて、こんなもん。
仮にウチ中の燃料を薪に置き換えるとすると、上記を元に換算すれば、A重油より発熱量が小さい灯油1リットル相当の薪は、約2.9kgになるから、毎月1.2トン弱の薪が必要、ということになる。
毎月軽トラにアオリまで平積みにした薪が約4杯。これはさすがに大変だ。一冬分作るのも置くのもな。

実際は灯油ストーブを併用して、火力が必要な時のブースター的に使ってみている。
なので、このところのマイナス2-3℃の冷え込みで、夕方から夜まででバケツに2-3杯ってとこだ。8-10kgくらいか。朝はちょうど写真くらい焚いてるから、今のところ、月換算で360kg、灯油にして124リットルくらいの勘定になるか。
真冬になってどうなるかな。興味あるところだ。
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どうすっかな。


愛用の両刃七寸。
柄に巻いていた紐は、酷使で擦り切れてしまったので外したさ。


こないだの折れ角は、コイツに似合うだろうか。
角はちょっと太すぎるように見えるけど、元の柄が細すぎくらいだから、握った感じは角のほうがいいんだよなあ。


こっち側を使うってのもアリかもしれない。
でも、せっかくだからやっぱりクラウンかなあ。


ケンカ角切ってみるか。
と思って金鋸で切ってみたら、これが意外に捗らない。


結局、折込鋸で切った。
鹿の角は骨みたいなもんだから、まあ硬かった。
切ってるときは、発熱のせいか、スルメを炙ったような臭いがしていた。


ケンカ角の断面。
外側の白い層はものすごく硬い。
中の軽石みたいな芯の部分も、見た目に反して結構硬かった。


切ったケンカ角は、あのファンタジーに登場した、大蛇の牙みたい。


先端は竹槍状に斜めに折れているから、ホントに刺さる。鋭利そのもの。


問題はこっちだ。
角は約30センチ。


鉈の柄は、意外に長くて、18センチ。
ある程度長いほうが、振ったとき速度が付くからかな。
このままの長さだと、角の半分以上必要ってことになる。


切り口は、とりあえずざっとグラインダで削って、滑らかにしといた。
使い方決めてから、ちゃんと削る。


角がまっすぐ見えて、右手で握ったとき、クラウンが邪魔臭くないのはこの方向。


横から見ると、鉈の柄としては逆反りもいいとこだ。


しかも、このラインが尖っていて、握りづらいのだ。


裏返して、右手ではクラウンが邪魔臭くなる方向。


自然なカーブで握りやすい。
掌への収まりもいい。


鉈の柄と比較。


普通に握るのはこの辺かな。


てことは、このくらいでもいいのか。
16センチくらい。短いかな。大型ナイフとして考えれば短くないか。
せっかくの素材だから上手く使いたい。んー悩むなあ。
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うぜえ。

この何日間かスパムコメントの嵐で、うぜえったらなかった。
Broachもなんとかしてくんねえかな。
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折れ角。


同僚のハンターから、エゾシカの角をもらった。
同僚が別のハンターから、ナイフの柄にでもすれば、ともらったものらしいが、いらなくなったらしい。


付け根辺りから枝分かれしている、いわゆるケンカ角の先端。
折れて、断面の髄みたいのが見えている。


下から2番目の枝分かれで、角の主幹も枝も折れている。
エゾシカの角は、よほどの若いシカを別にすれば、三叉四尖って、3つの枝分かれと4つの先端がある。
角は大きいほうがエライらしい。大きい角のやつは、一番下のケンカ角の下にも、太い主幹が伸びていたりする。


前からみるとこんな感じになるはずなので、この角は右の角だな。


角の付け根のいわゆるクラウンをそのまま生かして柄にする場合、一般に、右の角は右利き用に向いているという。
ただ、エゾシカはケンカ角があるので、柄にするときはケンカ角を削り落とすのが一般的のようだ。
この角は、太さは鉈やボウイナイフにもいい感じに太い。
クラウン部は鉈の柄にして、残った太いとこはボウイナイフの革ワッシャと入れ替えて使うとかかな。
しばらく眺めながら、どうするかゆっくり考えよう。
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追加。


薪割り。
衝撃が加わるから、使ってるうちにどうしても頭が緩んでくる。
ガタがなくなるまで刃を下げたら、柄がだいぶ飛び出すことになった。


飛び出した部分をカットして修正。


今日薪にしたのは、伐採後数年、山中に放置されていたのを、今年回収してきた、ニセアカシア。
樹皮の下はすぐ虫に食われるので皮はなくなっているが、中身はキレイな黄色のままだ。


割ってもキレイ。
放置されている間によく乾いてるから、このまま焚ける。


枝分かれの部分も、うまく割ればこのとおり。


昨日とは別の薪デポにも、再び薪が積みあがった。
雨に降られたからちょっとしかできなかったけどな。
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ラストかな。


昨日は終日晴れの予報だったので、SXで出勤。
そろそろ乗り納めになるかもしれない。


帰りは少し遅くなった。
予報どおり晴れて、冴えた月が光っていた。


シートには夜露が降りてびしょびしょ。


気温は、この時点で2℃を切っていた。
バッテリーレスになったSXは、それでも軽快に始動する。
冬用のライジャケに、下はライパンの下にジャージ履いてたが、それでもやっぱり寒かった。
バイクはまた冬篭りだな。
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初雪の後。


初雪の翌朝、12日のウチの庭。
当地はたいして積もらなかった。


13日の朝は冷えて、霜柱が立った。
真冬になるともう霜柱も立たないくらい地面がしばれるから、当地では霜柱は初冬だけの期間限定だな。


通勤路は、日陰は圧雪になっていた。


葉の落ちた山に、ムラサキシキブが鮮やかだった。


これはノイバラだと思うんだが、なんかヘン。


トゲ多すぎだろ。
これも帯化みたいな突然変異なのかな。


いつぞやのコガタスズメバチの巣も、もうハチの姿はなかった。


冬篭りを前に、作業道路を巡回。


作業道路の落枝や風倒木は、荷台一杯になった。


積んだ落枝は不用品なので、焚付け用に整理する。


結構な量の焚き付けができた。
枯れ枝や枯れ木なので、そのまますぐ焚ける。


軒下の薪デポは、枯れ木の薪でいっぱいになった。


こっちの薪デポは、ここんとこ寒いので、かなり減っていた。


集めていた枯れ木なんかを刻んで、このへんまで回復。
でも、また薪割りしなきゃないな。
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きた。


今朝の駒ケ岳。上半身が白くなっていた。
今朝の時点では、平地はまだ秋だった。


10時くらいから、風に雪が混じり始めた。
当地の初雪だ。
でも、まだ気温がプラスだったので、こんなもんだった。


昼くらいから急に雪が強くなり、気温も下がってきた、
クルマの窓はあっというまにこのとおり。


紅葉と初雪。


夕方にはもう完全に氷点下の冷え込みで、窓ガラスに水滴が凍りついていた。


帰る頃には、路面もしばれていた。
水溜りが、サクラの落ち葉を閉じ込めて凍っている。


サンバーも雪まみれ。


クルマに積んであったブラシで、雪を払い落とす。


雪の下は、昼間窓について溶けた雪が凍って、ガリガリになっていた。


ブラシのケツに付いているスクレーパで、氷を掻き落とす。
手はかじかむし、楽な作業でない。
またこの季節になってしまった。これがなきゃ北海道は住みやすいんだけどな。
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