スパイク。


年末は変に気温が上がって、雪は少し減ったが、雪が融けた水が夕方に凍ってツルンツルンになっている。
昨日はウチの物置のとこで転んでしまって、物置のブロック壁で手の甲をすりむいた。
おまけに、受身を取るときにどんな筋肉の使い方したもんだか、右の後背筋を傷めてしまった。


チクショー負けるもんか。
靴底の踵のとこに、六角フランジヘッドのスクリュを打つ。
スパイクだ。
フランジ付きの六角の頭には、プラスマイナス兼用の溝が切られている。
これはなかなか効くのだ。
「六角フランジタッピング」という品名で、ホムセンで普通に売られている。
俺は4X10を使っている。
注意すべきは、スパイクが氷に接していないと意味がないので、足裏をべたっとつけるような歩き方をしないと効かないのと、床に傷をつけてしまう可能性があることかな。
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水漏れ。

まあまた、リフォームってより修理なんだが。

今度の昭和な家は、風呂場と壁一つ隔てて、勝手口になっている。
その勝手口の床に水が滲みて、安物フローリングの合板がはがれてきたのだ。
これはもう、どっかから水が漏れているのに間違いない。
入ったときから、この床は多少ブワブワたわんでいた。してみると、昨日、今日の水漏れでもあるまい。
床は腐っていて苦労せずに取れたので、とりあえず床下を覗いてみると、配水管の下が濡れているっぽい。
風呂のカランを交換したときシールが足りなかったかな、と思って、シールをしなおして、仮床を置いてしばらく様子をみることにした。
しかし、床下の水気はなくならず、いよいよきちんと見てやらなければならなくなったのだ。


ということで、その周辺を調べてみることにした。
壁を剥がすのはやや大変だった。
これが腐った床の上の壁の中。
立ち上がっている配水管は、風呂場のカランにつながっている。
あー濡れてるな。


濡れているカランの裏のアップ。
風呂場でカランの根元にシャワーを掛けると、水が入ってくる。
配管が壁に向くエルボと、モルタル壁の間から水が入るようだ。


もう一つ濡れていたのは、このアンカープラグ周辺。
風呂の鏡を固定しているスクリュのアンカーだ。
鏡を外してみると、何度か打ち直したのだろうか、アンカーの穴はいびつになっていて、水を掛ければ裏に漏れる。
これらからの水が壁裏と床を蝕んだのだ。


壁の裏はカビの花。
結露がカビを呼んだのだろう。


これも壁の裏。

対策として、水が入ることが確認できた箇所をコーキングで塞ぎ、床と壁は外した状態で数日乾燥させた。
水漏れは止まったが、冷水の配管はどうしても結露しやすい。鉄パイプだから、これは仕方ないか。


乾いた。


アンカープラグ周りも乾いている。


和室の床を張った杉無垢のフローリング材の残りで、床を作ってみた。
三角の床。
風呂場は、1坪の正方形の一角を落とした形になっていて、その落とした角が勝手口の上がり口になっているのだ。
何故こんな造りにしたのかは知らない。


乾いたようなので、壁を張った。
なんとか正月に間に合ったぞ。


元は、木目柄の化粧ベニヤに、クリーム色の耐水ペンキを塗ってあった。
表面的には一応キレイだったのだが、開けてビックリだったな。
クリーム色のがなかったので、アイボリー色の化粧ベニヤで修復した。


今回水漏れしていたあたりの壁は、パネルを再び外してメンテできるように、スクリュで固定した。


勝手口の床としてはオーバークオリティかな。
これも固定せず、外してメンテできるようにしている。
家もクルマと同じで、中古はいろいろ出てくるわ。
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ハードボイドドだど。

内藤陳さんが亡くなられた。
大藪師が亡くなり、優作も芳雄ちゃんも逝き、今度は内藤さん。小説からも映画からも、日本のハードボイルドが急速に過去に埋もれていくようで、残念だ。
誰が彼らの後を継いでいくんだろう。
まだなかなか、コレ、って人は出てきてない気がするな、個人的には。
ご冥福をお祈りする。

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更新。


今日から年末年始休暇なので、運転免許の更新に行ってきた。
ここは、いわゆる免許センター。
ここで手続きすれば、新しい免許が即日交付される。


前回更新以後、恥ずかしながら軽微な違反が1回あったので、今回は1時間の一般講習だった。
軽微な違反は、恥ずかしながら15キロの速度違反だった。面目ない。
新しい免許はICチップ入りで、ブルーの5年。
ゴールドは遠いな。
これは講習で配布された教則本。


タイヤの跡も鮮やかに、常習的にクルマで歩道走ってるバカがいる。
教則本にはちゃんと、クルマは歩道を走っちゃダメって書いてあったぞ。
講習で聞いた話では、函館地区のドライバーはマナーが悪いと評判だ、という。
いわく、
1 信号を守らない
2 一時停止しない
3 合図が遅い、もしくは合図しない
とのことだ。
信号を守らない、とは、いわゆる黄色上等赤勝負、の類で、黄色で加速する下品なやつが多いこと多いこと。
一時停止しない、とは、止まったつもりの徐行ならいいほうで、踏切なんか徐行すらしないやつもよく見る。
合図については、右折の合図は交差点に入ってから、とか、進路変更では合図すらしない、てなやつばっかりだ。

でも、そんなもんでないぞ。この辺は交通無法地帯だ。
制限速度は標識プラス10キロ以上みたいだし、シートベルトはしたら負け、トンネルとか濃霧、薄暮時のライトも点けたら負け、チャイルドシートも付けたら負け、たとえチャイルドシート付いてても座らせたら負け、みたいな風潮があるんでないかと思うくらいだ。
追い越しや車線変更は他者の直前割り込みがデフォだし、対向車がいても平然と駐車車輌を追い越して反対車線に出てくる。相手が避けるのが当然らしい。歩道を走るだけでなく、歩道を逆走するバカもいるしな。
こんなのが1台や2台でないから、きっとこれが道南の運転マナーなのだろう。読者諸兄も、他地域から道南地区に来られる際はご注意されたし。
自分も違反してたんだからまあアレだが、もっとガンガン取り締まればいんだよ。甘いぞケーサツ。
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仕事納め。


バラバラに分解したチェンソー。
今年最後の仕事は、コイツの修理だ。


ソーチェンにチェンオイルを供給するためのポンプを交換する。


このチェンソーのオイルポンプは、遠心クラッチの奥にある。
まずは、遠心クラッチを外さなきゃない。
クラッチのインナーローターを、表示の方向にまわせば外れる。
・・・のだが、特殊工具なしでフライホイールを固定したりローターを外したりするのは、いささか大変だった。
自信のない向きは、プロに頼むのがよかろうと思われる。
俺は自信の有無にかかわらずやっちゃうんだけどな。


オイルポンプをクランクケースに固定しているM4スクリュが、やたらきつく締めこまれていた。
スクリュヘッドはトルクスとマイナスを両方使えるタイプだが、正規の工具でも緩まず、クランクケースを炙っても手に負えずで、結局炙った上に貫通ドライバーをタガネとしてヘッドの溝を叩いて、なんとか緩めることができた。


トルクスのキーレンチは、先端が負けてねじれる始末だった。


右が外したオイルポンプで、左が新品。
右端はオイル吐出量を調整するシャフトだが、それが折れたのだ。
折れた片割れは、エンジンとカバーの間から出てきた。


クラッチのアウタは、ソーチェンのドライブスプロケットを兼ねている。
指でつまんでいる部品はオイルポンプのドライブギアで、スプロケットのキーに噛み合って駆動される。


上のネジ蓋みたいのがオイルポンプのドライブギア。
ギアはネジのようなウォームギアで、奥に見えているピニオンを駆動するのだ。


オイルポンプもカバーも外された、エンジンのアウトプット。
見えている黒いホースは、オイルポンプのアウトレットだ。
指で持っているのが外したオイルポンプ。


クラッチアウタの、ドライブスプロケットの摩耗。
右が外したやつで、左が新品だ。
こいつも交換する。


これは、ハンドルとエンジンの間に入っているスプリング。
エンジンは、右手のハンドルとはゴムのショックマウント2箇所、左手のハンドルとはこのスプリングとケース下のもう1本、の計4箇所でフローティング支持されているのだ。
右が新品で、左が外したやつ。
ブレブレだが、スプリングの一端が折れているのがわかる。
これも交換する。


フライホイールには、ここに小さな磁石が埋まっている。
ジェットエンジンのタービンブレードみたいな羽根で、遠心式の冷却ファンを兼ねている。
上の黒い部品は、リコイルスターターの遠心クラッチ。エンジンが掛かると遠心力で開き、スターターを開放する。


エンジンのフライホイール側。
黒いのはイグニッションコイル。
めったにここまで分解したりしないから、エンジンはオイルとおがくずと埃にまみれていた。いいチャンスなので、きれいに掃除する。


エンジンのアウトプット側。
右側の2本のスタッドは、ガイドバーを固定する。
スタッドの間の黄色いのが、チェンオイルの吐出口。


エンジンの排気側。
チェンソーとしては前側になる。
前方排気だな。
作業者側に排気されちゃたまったもんでないから、理にかなっている。


エンジンの吸気側。
右のキャブレター取り付け穴の上にある穴は、クランクケース内の圧力脈動をピックアップして、キャブのダイアフラムポンプを駆動するための穴だ。
この手の小型2ストならではのシステムだろう。


手の先にあるグレーの部品は、チェンキャッチ。
ソーチェンがガイドバーから外れたときに、作業者側に跳ね返ってくるのを防止する。
黒いのが外したやつで、折れて用をなさなくなっていた。
これも交換する。


リョービのチェンソーなのだが、カバーの裏にはゼノアのモールディングがある。
ゼノアのOEMなのだな。


黒いハンドル部分に、燃料の混合ガソリンとチェンオイルのタンクがある。
ここまで組まないと、試運転もできない。


試運転。
オイルがたらたら出てくる。OKだ。


組み上げたチェンソーと、今回の交換部品。
半日作業場にいて、寒くてヤんなったわ。
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ホワイトクリスマス。


クリスマス寒波襲来。
当地は寒いだけでたいして降らなかったが、すぐ近隣のアメダスデータを見れば、ここ以外はかなり降っているらしい。
積もった雪に、また歩道を走ったクルマの跡が付いていた。
ウチの切り下げを除雪するとき、除けた雪をインコーナーに積んで、ここから曲がって歩道に出入りするのがヤなカンジにしてみたりして。
しかも、除雪したとこはツルツル。もっとも、昨日の雪が湿っていたのが凍ったので、ツルツルなのは俺のせいでない。
ウチからのクルマの出入りは歩道をまっすぐ横断するだけなので、ツルツルでも全く問題ない。歩行者も普通に歩けている。
ま、それでも歩道走行やるバカはやるか。なにしろバカだからな。


サンバーの荷台シートの上に、昨日のベチャ雪が分厚く氷になっていた。
ワンフィンガーくらいの氷の上に、今朝降ったさらさら雪が積もっている。


一番厚いとこ。
氷だけで3センチくらいかな。


まるっと剥がして捨てるだけだから、除氷は普通の雪よりラクだ。


メリークリスマス。
旧型デジカメだからか、イルミネーションの点滅になかなかシャッタータイミング合わないもんだな。
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機銃掃射。


マシンガンで撃ちまくられたみたいに穴だらけの、立ち枯れたカラマツ。


枯れ木に巣食うカミキリムシの幼虫などを、キツツキが掘り出した痕だ。
木の中の虫をどうやって見つけるんだかな。
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しんげんくん危うし。


防振手袋の「しんげんくん」。
酷使を続けるうちに、肝心の防振材が千切れ飛んだり、はがれたりしてきた。
まあ、これ履いて丸太も運べば、チェンソーの刃も研げば、鉈も振れば、だからな。
また新しいの買っとかなきゃ。
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寒い日はこれだな。


セイコーマートのカレーうどん。
熱湯5分。


ハフハフ。
ささやかなシアワセ。
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イナバウアー。


昨日、蔓が絡んでわやだったアカシア。
その下に、きれいに丸く反って成長しているニセアカシアがあった。
最初は蔓の重さかなんかで反っくりかえったんだろうが、そのまま成長し続けたんだろうな。
反ったまま太って伸びてるからすっかりその形なりに安定してしまって、もはや内部応力も残っていないのだろう、蔓をだいぶ取り除いたのだが元に戻る気配もない。
これ伐ってって、なんかポーチみたいのの材料にできそうだな。
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