不屈のプロライダー。


これは、当地の郵便カブの後輪。バイク用のスタッドレスタイヤだ。写真右が前方。
配達の方に撮らせていただいた。
1月からはスパイクタイヤに履き替えるとかおっしゃっていたと思う。それまでは、凍結路だろうとこのタイヤだとか。


同じく前輪。塩撒いた冬道も走るからか、スチールのフェンダーがサビている。
フロントタイヤはリアタイヤやクルマのスタッドレスと違って縦サイプで、耐横滑りを重視しているのがわかる。
縦サイプだとブレーキの効果は落ちるだろうけど、凍結路でバイクでフロントブレーキ掛ければ即吹っ飛ぶから、ブレーキはリア重視で、フロントは吹っ飛ばないこと重視なのだろう。とは頭で理解できるけど、氷雪路をこれでいきなりまともに走れるか、というと、全く自信がない。ないどころかむしろ、コケる自信があるくらいのもんだ。乗れば慣れるんだろうけど、慣れるまでが大変だろうな。
わざわざ好きこのんで冬道を走る物好きなライダーはともかく、お仕事で否応なく冬道を走らなければならないプロのライダーの皆様には、本当に頭が下がる。どうぞご安全に。

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自分のとはいえ。


臭い話で恐縮です。


これは臭突の根元。つまり、汲み取りトイレの便の溜め桶である便槽に、便槽内の換気を行う臭突が差し込まれている部分だ。
ここに盛ってあったコンクリが割れて半分が外れ、臭突の根元が少しガタついていた。
そのせいかどうか、風の弱い日は特に、屋内に便槽の臭いが漂うようになっていた。自分の出したもんとはいえ、臭いもんは臭い。
おまけに、老夫婦二人の割に妙に便槽の溜まりが早い気がしていた。
これらから推察すると、臭突の根元が緩かったため、臭気が漏れて床下や軒下の通風孔などからから屋内に臭いが入っていたり、臭突の根元の隙間から便槽に雨水が流入していた可能性がある。
で、臭突付け根のコンクリの破片をくっつけて、ついでにシールで密封修理したのがこれだ。


これは便槽の蓋。
ウチは築50年と古いので、便槽も昔ながらのコンクリ便槽だ。その蓋の座になる部分のコンクリが欠けていて、蓋を載せても隙間が空いていたので、ついでに直した。
修理のために便槽の蓋を開けたけど、さほど強烈に臭いわけではない。それどころか、むしろたいした臭いはしなかった。発酵しているのか、外気は零度近い寒さなのに、生暖かい空気だった。便槽はおそらくいわゆる改良便所のはずなので、新鮮な便の入る区画と、微生物に分解させる区画に内部で分かれているので、分解か発酵かした後の便が汲み取り口の下に来る。一方、臭突はまだ分解前の便槽区画の空間につながるため、臭いが生々しいのだ。
改良便所なんてワードがすっと出てきたのは、子供の頃に愛読していた百科事典の記述を覚えていたのだ。本は読んどくもんだな。
ともかく、これを直して、屋内の便槽臭はピタリとしなくなった。めでたしめでたし。


実害なさそうだけど、犬走りが一部割れているとこもある。さすが築50年。
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けっこう抜けるもんだ。


サンバーのウォーターパイプ交換後、150kmほど走って冷やした後のサブタンク。
けっこう液面下がっている。てことは、それだけエア抜けたってことだ。
サンバーの冷却系統のエア噛みが如何に抜けづらいかを物語っている。


落ち着いてきたように感じるので、再びサブタンクにFまで補充。
まだ高速道路みたいな高負荷高回転では走ってないから、そんなことすればもう少し下がる可能性はあるかな。わかんないけど。
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じわじわ。


ウォーターパイプ交換後、20kmほど走って冷やした後の、ラジエターサブタンク。
液面がFより少し下がっている。
走行で系統にまだ残っていたエアが抜けた分、冷えるときにタンクから吸われて液面が下がるのだ。
交換時にドックでエア抜きは行うが、クーラントの温度上昇や循環量は長時間高回転で実走するのには到底及ばないので、わずかにトラップされたエアが残ってしまっていたのだ。


同じく、さらに40kmほど走って冷やした後のサブタンク。
まだエアが抜けてるとみえて、さらにほんの少し液面が下がっている。
この変化が落ち着いたら、ホントのエア抜き完了となる。
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冬来る。


晴れた朝には、サンバーの窓がしばれるようになってきた。


カラマツも丸裸に落葉。
いよいよ冬が来た。
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弱点か、の続き。


サンバートラックのウォーターパイプ交換。
昨日の続き。パイプクランプの塗装が乾いた。


パイプを取り付けて、ホースをつなぐ。


各部に無理がかからないように調整しながらやる。


クーラント入れる前に、ヒーターONを確認。


サンバートラックのクーラント注入口は、ラジエターでなく、助手席下のリザーブタンクにある。
このタンクは、ヒーターからの戻りと、ヒーターオフでサーモスタットが閉じてるときはラジエターのアッパタンクからの戻りを集めて、ヒータのパイプに集めてエンジンに戻しているようだ。ラジエターキャップのとこから右前輪の後ろのリザーブタンクにもつながっていて、圧力変化で右のタンクに吸排水している。
冷却系統に配管がやたら多いのと、リアエンジンとシート下のラジエター、車体先端のヒーターをつなぐ配管経路が長くて高さの差が小さいなどのせいで、サンバーの冷却系統はエアを噛みやすく、きちんとエア抜きしないとオーバーヒートやヒーターが効かないといったトラブルにつながるといわれる。
このへんから雨になったけど、手を抜かずにきちんとやるのだ。


エンジン側のエア抜きは、後のトラップドアというエンジンハッチを開けて、インマニの上のホース。


引っ張り出すと、先端にプラグされたホースがある。これがエア抜きホース。


スッカラカンのリザーブタンク。


ウチは軟水とはいえ井戸水なので、一応希釈済みのクーラントを使うことにする。


濃度は50%。
当地では十分だ。


タンクにゆっくりチョロチョロとクーラントを入れると、時折空気がポコポコ抜けながら入っていく。
急いでドバドバ注ぐと、エアが抜けきれずにトラップされてしまう恐れがあるのだ。


タンクには口までクーラントを入れるが、エアがコポコポ抜けるたびに液面が下がるので、足し続ける。


タンクが落ち着いたら、エア抜きホースのプラグを抜いて、1分ほど開放してエア抜き。


したらまたタンク液面が下がるので、


またクーラントを足す。


整備書ではここでエンジンかけるけど、俺はここまでを何回か繰り返している。


右のリザーブタンクをFにする。


エンジンを始動すると、助手席下のタンクにクーラントが流れる。
ちょっと息をついたりするから、クーラント量に注意し、液面下がったら足す。


エア抜きプラグを抜くと、最初はブジュブジュとエア混じりのクーラントが出る。
数秒でタンク液面がすぐ下がるから、プラグを戻してタンクに補充する。
何度か繰り返すと、クーラントだけが出てくるようになる。そうなったらプラグをクランプして、ホースを戻す。


ヒーターから温風が出るか確認。
よければラジエターキャップを締める。


寒いのでアイドルではなかなか水温が上がらない。
雪スコップをアクセルに載せてアイドルアップ。


2000rpmくらいで回していたら、水温計が真ん中あたりまで上がった。


ラジエターのリターンパイプも熱くなっているのを確認。
エンジンを止めて、十分冷やす。


1時間ほど冷やした。
右のリザーブタンクの液面が下がっていたので補充。


助手席下のタンクにも補充。
これで完了だけど、しばらくは走るごとにクーラントレベルをチェックする。なかなかメンドクサイなサンバー。
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弱点か。


ある日、駐車場のサンバーの下に小さいシミがあるのを見つけた。写真の下のほう、クロスメンバの下に、シミの一部が写っている。
シミの上にあたるのははここ。
スペアタイヤの前あたりの、ウォーターパイプのクランプあたり。写真は、荷台の右側の下からパイプの上を見ている。
クランプあたりが濡れてるな。


同じく下から。写真右下がフロント側だ。
あークーラント漏れちゃってるな。
ウォーターパイプがサビて穴あいたんだな。
サンバー1号でも、やはりウォーターパイプのクランプあたりからクーラントが漏れた。こないだ交換したオイルパンも1号でもサビて穴あいたし、そのあたりがこの年代のサンバーの弱点なのだろう。


せっかくの三連休なのに、寒いけど仕方ない、直すか。
例によって整備態勢。
ジャッキでリアを高く上げて、ウマと輪留めを噛ます。


うーん、ウォーターパイプの錆ひどいな。


1号で穴あいたのは、エンジン直前のこのクランプの下だった。写真上がエンジン、下が前方になる。
2号は今んとこここは漏れてない。


キャビンの下、ラジエターの後ろにもクランプがあるが、ここもとりあえず漏れてないようだ。
とはいえ、真ん中の1か所漏れてれば十分ダメだ。


パイプのクランプを外す。
ボルトが1本齧ったので、思い切りよく捩じ切った。


捩じ切ったボルトは、後で炙って外せばいい。


外したホースクランプ。


1か所だけボルトが齧っていて、クランプを切断した。


今回は、パイプから前方のホースを抜いて、クーラントを抜いた。
30センチの洗い桶1杯くらい出た。


外したウォーターパイプ。
1号同様、鉄に黄色いメッキのようだ。


問題の箇所。
真ん中のパイプはラジエターからの戻りで、温度が比較的低い。
上の細いのはヒーターの戻り、下の太いのはエンジンからの温水になる。当然と言えば当然だが、温度の高くなるパイプほど錆がひどい。メッキのスチールなんて塩にかかっちゃひとたまりもなく腐ってしまう。
もっとも、このサンバーが作られたころは、鉄製の乗り物が走る道路に多量の塩を撒くという暴力は今ほど酷くなかったから、時代的に塩対策がほとんどされていないのだろう。K11マーチもそうだった。


パイプは電縫鋼管の縫い目が青黒く見える。


カサブタになった錆をめくったら、ピンホールがいくつも開いた。
ダメだこりゃ。


交換用のウォーターパイプ。


左のエンジン→ラジエターのパイプの分岐は、ヒーターに向かう。
真ん中のラジエター→エンジンのパイプの分岐は、ラジエターのアッパタンクに通じてるようだ。
右はヒーター→エンジンのパイプ。


1号のマフラーでもお世話になった、HST辻鐵工所の029-100Pというセットだ。
このデカールにある純正品番だけでなく、KS/KV系のほぼ全てに対応している。
俺のサンバーの純正品番も、調べたら部品統合で変わっていて、最終的にはこのデカールの品番に行き着いた。
実売価格は平均1万円前後というところだが、店によって価格も納期もけっこう大きい差があったので、もし買うならよく調べて比較してみることをお勧めする。


なんと、うれしいステンレス製。
もっとも、1号で交換した純正パイプも交換後は全くサビなかったし、色もステンレス色だったから、純正品もステンレスになってると思われる。


磁石にくっつく系のステンレスだ。
電縫の縫い目の色が鋼管と異なり、ステンレスは黄色っぽい。


パイプは塗装も施され、さらにクランプ箇所にはプロテクターが巻かれている。


必要なホースクランプは大4個と中3個が入っている。


ラジエター→エンジンの分岐ホースの小さいクリップクランプはセットに入っていないので、再使用する。


加工時のものか保管中のものかわからないが、カリの中に少し汚れがあった。


奥には汚れはないみたいだけど、一応取り付け前にクリーニングする。


せっかく外したから、パイプクランプブラケットの錆を落として、錆止めを塗っとこう。


クランプのほうは錆がひどかったので、サンドブラストして錆転換剤処置後、錆止め塗装。
今日はここまでにして、塗装の乾燥待ちだ。
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寿命縮んだ。


夜道を走るSRX。
今シーズンラストランになるかもしれない帰り道だ。
古いスマホのドラレコだからか、全くピントが合っていないのはご容赦いただきたい。


右に写ってるのはセンターライン。
遠くに見える赤い光は、雪国の路肩に立っている、点滅する赤い矢印の視線誘導標識。白い光は対向車のヘッドランプだ。
対向車がいるから、少し前からヘッドランプは近目にしている。


センターライン付近のこっち車線になんかあるようだ。


ん?


うわっなんだありゃ。


アップ。
ピントがアレだが、大きなエゾシカの轢死体が、車線のセンター寄りに横たわっていた。
こんなのバイクで踏んだら、前方宙返りしながら吹っ飛んでくこと必至だ。


ヤバいぞ。
幸い、左に抜けれる隙間がある。
路肩の標識柱の黄色い反射帯が迫る。


無事かわした。
写真だとだいぶ余裕あるようだが、街灯とてない田舎の夜道で瞬時にかわして抜けるには、体感的にはギリギリだった。


うー危なかったー。
シカは今時期くらいから発情期に入って、動きが活発になる。暗くてドラレコには写らなかったけど、死体のかなり手前から血や内容物が路面に筋になっていて、筋は死体の先まで伸びていた。かなりの勢いでクルマに当たったんだろう。きっとクルマもボッコボコのはずだ。
シカは毛色が暗色で、夜はホントにクルマからは直前まで見えないから、当たるのはまあ仕方ないにしても、せめて警察呼んで規制するとか、誘導するとか片付けるとかしといてくれればいいのに。付近に事故車らしきクルマは見当たらなかったから、放置して立ち去ったのかな。自走できる程度の損傷だったなら不幸中の幸いではあるけど、しかし困ったもんだ。
今シーズンラストランどころか、危うく人生のラストランになるとこだ。後続車が二次災害起こしてなきゃいいが。
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Friday the 13th。


標記につき、パメラさんご愛用の品。
米軍制式の鉈だ。和式鉈と比べると、割るには不向きだが、切るにはなかなか優秀な道具だ。
パメラさんの息子のジェイソン君も使っていたように記憶していたが、裏付けにちょっと調べたところ、彼の愛用品とは少し違うのかもしれない。記憶というのはアヤフヤなもんだ。
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使い切った。


使い切ったボールペン。
意外とここまで使わないような気がするが、俺だけかな。


使い切った、と言いつつ、実はまだもうちょっと書ける。
ホントに使い切った時困んないように、新品を出しておいた、という写真。
上の新品と、下の使い切ったペンは同じ物。使い切ったほうの軸が白いのは、COVID-19感染予防対策で、何度となくアルコールで拭かれたためだろう。1本10円見当の使い捨てペンだから惜しくもないけど、プラスチックは基本アルコールに弱いから、大事な製品ならアルコールで拭いたりしないほうがいい。
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