のはずだ。
仕事場の芝生に生えていた、でかいキノコ。
同じやつの育ちすぎたやつ。
採った。
傘は褐色で、レザーのような質感。
裏はスポンジ状で、小さいのは赤に近いオレンジ色で、大きくなるほど黄色味が増す。
柄はオレンジ色。
採集時につまんだとこが青く変色している。
柄を拡大すると、黄色地に赤いツブツブが万遍なく並んでいるのが見える。
このように。
傘の裏を爪で軽くこするだけで、たちどころに青い線になる。
傘を裂くと、肉は黄色っぽいけど、裂け目はすぐに青くなってくる。
以上のような特徴から、アメリカウラベニイロガワリというイグチ系のキノコだと判断した。
似たような毒キノコもあるようだが、上記の特徴のどこかが異なっているので排除できる。
アメリカウラベニイロガワリは、美味しく食べれるらしい。
洗って、切ってみる。
切り口はすぐに青くなる。
なんか色が毒々しいな。
シンプルに油炒め。
ナスビを炒めたみたいに、真っ黒になってしまった。
味はあっさりして、クセがなくて美味い。
一応小片を試しに食べて、これ書いてる時点で1時間半くらい経つけど、なんともない。
たぶん同定は間違いなかったはずだ。
よい子のみんなは、知らないキノコに手を出してはいけないぞ。
北海道 保健福祉部 健康安全局 食品衛生課が注意喚起している文書があるので、一読をおすすめする。
「知らないきのこや食用が確認できないきのこは、採らない ・ 食べない ・ 人にあげない」
この原則は、キノコに限らず山菜類でも、責任持って絶対守ろう。
この記事を読んで安易に真似しないように!!