嵩上げ、の続き。


こないだ、試しにシートにゲタ履かせて嵩上げしてみた、SRX。


微調整して、ゲタの当たりとフックのかかりを、いい具合にできた。


シートの下を覗けてしまうのもアレなので、この隙間を塞がなきゃな。
これは段ボールで仮に塞いでみたところ。
さすがにこれではみったくない。


と思ってたのだが、嵩上げの調整ができたので、そのままノーマルシートに移植して、ノーマルを嵩上げしたらどうなるか、試したくなった。
なるよなやっぱり。
これはシート前端部のラグの台座。丸軸の延長アダプターで伸ばしている。丸軸の径は、元々のブッシングの径とほぼ同じなので、ダンパーゴムはブッシュを抜いてそのまま使える。


ノーマルシート嵩上げの図。


上がり具合は同じ。アタリマエか。


ゲタも、すべてキチンと当たっている。


シート高は、実測で790mmあたりか。
跨ってみると、けっこう高くなったのを実感するし、相対的にハンドルが低くなったのも感じる。
数値的にはノーマル比+30mmだけど、シートとしては+20mmしか上げてないので、+10mm分はサスとかタイヤの違いとかかもしれない。


で、問題の隙間。


手っ取り早く、ゴムシートで埋めてみた。
サイドカバーのゴムシールみたいな感じに。
一応、雨のことも考えておかなきゃなんないしな。
シートを付けるときは、シールをきちんと入れ込まなきゃないので、やや面倒になる。


シートをアンコ盛りすると、巨大なカツオブシをのっけたみたいに不格好になってしまうけど、それはない。
でもそれとは違う違和感は、うーんやっぱりあるかなあ。


昔でいうヨーロピアンとかカフェスタイルの車体は、シートは水平に近いほうがカッコイイ、と、個人的には思う。


これ以上シートを水平に近づけるとなると、シートフックの調整が厄介になってくる。
んー、これで少し試し乗りしてみるかな、今日は天気悪くてヤだけど。
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オジギ。


かーちゃんのクルマ。
暑い日は特に、クルマの振動でルームミラーがいつの間にか下を向いて、いわゆるオジギしてしまうようになっていた。
止まってて落ちるほどじゃないけど、調整で動かすときも、ほとんど手ごたえを感じなくなっている。
で、ミラー側のジョイントから外してみたら、簡単に抜けて、このとおり。


球面のジョイントの、受け側にヒビが入って開いているようにも見える。
だとすれば、こりゃ緩くなるわけだ。
でも、割れ目がやけにまっすぐだから、元々こうなってるようにも見えるなあ。
いずれにしても、締め具合を調整する機能はないように見える。


応急処置してみる。
これは部品かなんかが入っていた、ポリエチレン袋のきれっばし。


球面ジョイントの間に挟み込んで、ジョイントをはめ込む。
うーん、少しは動きが粘っこくなったような気がするかな。これで様子見るか。
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嵩上げ。


SRXのノーマルシート。
最初に乗り始めてから、ケツはどんどん前に寄るわ、膝はタンクのエラに干渉するわで、どうにも違和感があって・・・。


まずアンコ盛りしてしばらく乗ったけど、イマイチカッコ悪い上に違和感は消えず・・・。


それならとえぐってアンコ抜きしたけど、カッコ的には好みだけどやはり違和感は残り・・・。


結局、ステップを少し後ろに下げたら、違和感はほぼ解消した。
よしよし、と、アンコ抜き状態でしばらく乗ってたのだが、実はちょっとシートが低くなりすぎかなと思っていた。股関節の曲がりがきつくて疲れるのだ。


で、ノーマルシートの中古を手に入れて、今年はノーマルシート+バックステップで乗っていた。走ってるうちにケツが前に寄ってきちゃうのはまあ相変わらずだけど、高さはアンコ抜きよりだいぶマシだし、ステップを下げてるから膝とタンクのエラも干渉せず、問題はなかった。
しかし、せっかくえぐって張り替えたシートも生かせないか、とも考えてしまうんだなどうしても。


ということで、アンコ抜きシートを加工して、試しにこうしてみた。
シートの前側を上げて、後ろ側はそのままにしてみた。前をティルトアップしたぶん、シートの後端部は結果的にほんの気持ち下がっているが、着座位置では20mm高くなっている。


正確には測れてないけど、シート座面最低部の高さは、760-770mmってあたりか。
カタログ値によるノーマルシート高は760mmなので、これでほぼノーマルの高さ、ということになる。


アンコ抜きでえぐったスポンジを載せるとこんな感じ。
シート単体では3センチくらいえぐってたはずだけど、車体との関係で、2センチ上げたら元の高さになったようだ。


シートフレームにのっかるシートパッドというゴム足に、市販のゴム足をねじ止めして嵩上げ。
5か所のシートパッドのうち、最後部の2個は元のまま、着座位置付近の前から2番目のシートパッドが20mm上がるように図面を引いて、各位置の嵩上げ高を割り出している。
着座位置より前の、タンク後端のフレームに差し込むラグ部では、22mm高くなっている。
嵩上げには、スペーサーや延長アダプタ、ゴム足などの標準部品を駆使しており、割り出した高さに応じて、ゴム足をベルトサンダーで削って調整するなどしている。


シートロックのフック部も、スペーサワッシャでほんの少し嵩上げしている。


写真はシートフック部のスペーサワッシャ。


シート前部をティルトアップして、シートとフレームの間だけでなく、シート前端とタンクの間も隙間ができてしまった。
次はこれなんとかしなきゃな。


まあでも、シート自体は薄いので、アンコ盛りした時ほどの視覚的違和感はないと思う。
75kmくらい試運転したが、アンコの厚みが変わらないのでフワフワせずしっかりしてるし、シートの前下がりが緩和されたのでケツが前に寄っていく感じもほぼなく、俺の理想値にかなり近くなったんでないかと思う。


夏至の日差しがギラギラ照り付ける中で作業してたら、気温は20℃そこそこなのに、日差しで頭の温度が上がるからか、クラクラしてきた。読者諸兄も熱中症対策は怠りなく。
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speedometer (or speed meter) cable。


スピードメーターケーブルの外皮が傷ついていた、SRX。


車検時はブチルテープで応急処置していた。


で、きちんと修理するため、NTBの純正相当品のケーブルを購入。
ラベルには出てないけど、2NXなどの品番1JK-83550-00にも対応している。
ラベルには、speed meterと表記されている。なんとなくspeedometerだと思ってたんだけど、調べたらどっちもアリみたいだな。


指差しているメーターパネルの取付ナットを、外れない程度に緩めると、パネルごとメーターが上に動くようになるので、車載のままで交換しやすくなる。


メーター側にまずつないで、中のフレキシブルシャフトが突き出すときは、シャフトを少しクリクリ回しながら探ると、メーターにスコンと刺さる位置が見つかる。


メーターギア側も、シャフトを少し回して刺さる位置を探って固定する。
接続の袋ナットは手締めが前提なので、プライヤとかでギチギチに締め上げないほうがいい。
交換自体はあっという間だが、念のため軽く走って、指針ブレなく正常に指示することは確認する。
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マイナーチェンジ。


こないだ外皮が擦り切れた、愛用のユタカメイクのリング付きバンジーコード。
新しいのを買ってみたら、先端のフックが変わっていた。
旧モデルは、右のような鋼線1本のフックだったのだが、現行モデルは左のように、鋼線を折り返して二重になったフックになっている。
強度やフックする相手へのインパクトという意味では、ダブルのほうが優れているに違いない。
でも、シングルのほうがどこでも先端差し込んで引っ掛けやすかったかな。実際、フック先端とゴム末端のクリアランスはダブルのほうが狭くなってるので、アルの荷台の外枠パイプを通せなくなっている。
個人的にはシングルでいんでないかと思うが、まあ、慣れだべ。なんならフック少し開くこともできるんだし。


買ったのは、擦り切れたのと同じ、リングから200mmのタイプ。
上のは400mmの旧モデルだ。
両方バッグに突っ込んどけば、急に荷物が増えても、よほどの大荷物でない限り対応できるのだ。

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ゾンビ。


家の床を素早く歩き回る謎の虫。
クモのような違うような。とにかく足が速くて、写真がぶれてしまうのをご容赦いただきたい。
写真の左から右に向かって走っている。


ごめんよ、と軽く打撃を与えて、やっと観察できたのがこれ。
見たところ、なぜか腹を失っている、アリのようだ。1枚目の写真で少しわかる通り胸が赤味がかっているので、この辺だとそこらによくいる、ムネアカオオアリかな。
腹がないのにというか、腹がなくて軽いからなのか、ものすごいスピードで走り回っていた。
叩いてピクピクしてたのに、この後また蘇生して走り出した。何があったか知らないが、お前はゾンビか。
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庭通信。


雨上がりのジャーマンアイリス。


アンズの実。


物置の床に、大きいハチの死骸を見つけた。


たぶんケブカスズメバチの女王かな。
物置開けてる間にうっかり入って、出れずに死んだのかな。


産卵管なのか針なのか、尻から出したまま死んでいる。
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たまには。


たまには、と、ヘルメットの内装を洗濯。
ぬるま湯で薄めたシャンプーで手洗いした。
我がことながら、洗い水にはけっこう汚れ出て驚いた。
俺は常に内帽かぶってからメットかぶってるからか、ヘッドライナーよりチークパッドが汚れ出ていた。
俺が十代の頃のメットは、内装外して洗えるようなのはなかったか、あっても超高級品だったと思う。メットの中に洗剤と水ザブザブ入れて洗ってた記憶がある。なかなか乾かないし、内装傷むのも早かった。
進歩したもんだなあ。


内装外してガランドウになったメット。
内装がないそぅ…。
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雑草通信。


山の中の作業道路のメンテ。この日は乗用ロータリーモアが入れる現場だ。
自走できる分、どこに道があったのか知ってないと危ない。
ていうか、そもそも本来ロータリーモアは芝地の管理機で、こんな荒い使い方には向いてない。


こんな倒木はさすがのロータリーモアも粉砕できないので、手鋸で処理してどけて、道を開いていく。
山仕事は長袖だし、安全帽や安全ゴーグルしてるし、山の中は風も吹かないから、直射日光なくてもクラクラするほど暑い。


開通。


ロータリーモアの足元に落ちてきたカミキリ。
モモグロハナカミキリかな。


林縁部には、タニウツギのピンクが満開だった。
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そっちが先にやられるか。


長年使っていた荷掛けゴム、通称バンジーコード。
10年以上使ってるんでないかな。


この手はだいたい、紫外線とかで中のゴムが先に劣化して切れるもんだけど、なんと被覆のほうが先に擦り切れた。
100均の荷掛けゴムなんかは、2年ともたずに中のゴムがブチブチ切れるのが常だ。
でもコイツ、長いことアルの荷台に掛けっぱなしで被覆が擦り切れてきたのに、中のゴムはなんともなさそうなのだ。
すげえなコイツ。たしかホームセンターで買った。ユタカメイクのリング付きバンジーコードってやつだと思う。
信頼性は絶大。個人的にはオススメできるぞ。
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