シバの女王が聞こえる

野沢那智さんが亡くなられた。
二枚目専門の吹き替え声優(近年はブルース・ウイリスなんかも演っておられたが)としてよりも、俺あたりにはやはり、ナッチャコパック、TBS系深夜放送のパックイン・ミュージック金曜日のDJだった。
金曜パックのエンディングは、ガットギターのイントロから入る、レーモンルフェーブルオーケストラの「シバの女王」だった。
今、これを書いているバックで流している。
そういえば、最近放映になったダイハードシリーズの吹き替えが野沢さんでなくなっていた。きっとお仕事のできる状態じゃなかったんだろうな。
金曜パックでは、悩めるコゾー、ワカゾーのハガキ相手に、真摯に向き合っていたトークが思い出される。毎週のように聴いてたなあ。
また昭和が遠くなる。
合掌。
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ゲット。

こないだのハチの巣を採ってきた。
近づいて、巣のぶら下がっている枝を叩いたりして、ハチが出てこないことを確認し、枝ごと切って回収したのだ。


巣は仕事場に飾ることにした。
縁起いいらしいからな。
巣が縞模様になるのは、巣の素材になった樹種が異なるからだ。
大きさはハンドボール大。


暖かい仕事場に吊るしたら、なんと中からヨタヨタとハチが這い出してきた。
ちょうどカメラなかったから、這い出てきたとこは撮れなかった。
出てきたのは、コガタスズメバチ。残ってたやつがいたようだ。
当初「ケブカスズメバチ」としていたが、こちらのサイトなどを参考に同定したところ、おそらく「コガタスズメバチ」が正解だろう。
結局、2匹出てきたが、悪いけど殺虫剤で死んでもらった。
死んだ後、丸まった脚や腹を伸ばして形を整え、標本として乾燥中。
1匹はやや大きく、断末魔でも針を出さなかった。
もう1匹はやや小ぶりで、針を出しながら死んでいった。
こいつは大きいほう。先代の女王かもしれないな。
女王が代替わりして、元女王とお付きかなんかのハチだけが古い巣に残っていたのではとか、いろいろドラマを思ってしまった。


照明当ててみた。
せっかくだから、乾いたら巣にくっつけてやろうかと思っている。
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お陀仏。

100均のケータイポーチが壊れた。
カメラとして古いケータイを入れて持ち歩き、このブログのネタも拾っていたのだ。


ナス環のつくストラップが縫い目から切れて、丸ごと脱落。
落としたことはしばらく気付かなかった。
落としたのは仕事場の前だったらしく、拾った人が仕事場に届けてくれたのだが・・・。


見たら電源が落ちていた。
こっちから見るとまあ普通だが・・・。


裏から見るとこのとおり。
クルマに踏まれていたのだ。
電源が入らなくなっている。
カメラのレンズカバーも歪んで開かない。


わかりにくいが、液晶もひび割れている。
再起不能だろう。
長年愛用していたので残念だ。
データはMSに移していた。MSは無事だったので、移していたデータは無事。
しかし、本体に保存していた一部データは、たぶん吸い取り不能。
まあ仕方ない。100均モノを信用するほうが悪いのだ。
ともかく、ネタ拾い用カメラを調達せねばな。
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きた。


このところの冷え込みで、紅葉も急速に進んできた。


北海道駒ケ岳の裾野も赤っぽくなっている。


通勤の沿道も秋の装い。
大沼、駒ケ岳あたりは、今週末あたりが紅葉の見頃かな。


そして今日、平地でも初雪になった。
雨混じりの雪が通り過ぎた後、冠雪した北海道駒ケ岳。
寒い一日だった。


枯れ草の山をひっくり返したら、うぞうぞうぞうぞ。
まばらに毛の生えた、何の幼虫だろう。
絡み合って、ものすごい数だ。
ちょっとインディージョーンズの一場面を思い出す。
これも秋。
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冬支度開始。

来週とうとう初雪の予報なので、サンバーも冬タイヤに交換することにした。
タイヤ交換のときは、ついでにブレーキのメンテもしてやる。

今年の春に夏タイヤに交換したときに、左の助手席側ブレーキが引きずっていて、パッドが異常に減っていた。
なので今回、ついでにパッドを交換しよう。


交換用のパッドは、モノタロウで買った純正相当の社外品。
フロント1台分で1500円くらいという安さ。バイクのパッドより安いぞ。
「ノーブランド」なのが怪しさ満点だ。
「ISO/TS16949(2003)取得工場で生産の優良品」との説明だが、ISO/TS16949とは、Wikipediaによれば「品質マネジメントシステム-自動車生産及び関連サービス部品組織へのISO 9001:2008適用に関する固有要求事項(英:Quality management systems -- Particular requirements for the application of ISO 9001:2008 for automotive production and relevant service part organizations)」らしい。
要するに自動車部品の品質管理に関する規格、ってことみたいだな。
こういう規格は、企業の信頼性をアピールする看板として取得されることも多い。
この規格についていえば、品質「管理」の規格であって、品質の規格でないとこがミソだ。名の通った大手メーカーならまだしも、小さい工場ではこの規格の維持に体力を奪われてしまって、肝心の品質が怪しくなる、という、本末転倒なハナシにならないとも限らない気がしなくもないのだ。


閑話休題。
よくあるショットで比較。
右が助手席側から卸したやつで、左の黒いプレートのが新品。
春の写真と比較して、摩耗が進行してはいなかったようだ。ピストンは順調に動いていたのだろう。
しかし、残厚自体はもう限界だ。
新品のパッドの溝は摩耗インジケータで、溝の底の厚みが摩耗限度だ。
使ってたパッドにはインジケータがなかったのだ。
ちなみに、使ってたやつは、オクで買った社外品だった。


揉み出しして、交換後。
黒いプレートは色気もなんもない。
ガン鉄履くからどうせ見えないけどな。


運転席側のパッド。
こっちはまだまだ余裕があった。
使用距離は22221キロ。距離と使い方からすれば、こっちの摩耗はノーマルだろう。


鳴き止めのシムはないので、ピストンとキャリパの当たり面にシリコングリスを塗っておく。


組み付けて・・・。


パッドの押さえスプリングを入れて、完成。
マスターシリンダのタンクは液面がだいぶ下がっていたが、パッドを新品にしたら回復した。


リアのドラムも開ける。
現行のサンバーは、ジープみたいに、ホイール外してボルトをねじ込めばドラムを外せる。ドラムを外しても、ホイールスタッドの付いたハブが残る。
しかしKS/KVサンバーは、センターナットを外してドラムを外す。ホイールスタッドはドラム自体に植わっているので、ドラムを外せば車軸しか残らない。
このセンターナット、20kg-mという強力な締め付けがされているので、普通の長さのレンチではまず緩めれない。スライドTハンドルみたいな丈夫なハンドルに、かなりの長さと肉厚の延長パイプでも使わないと、腰をやってしまうのだ。
俺は、3トン用のガレージジャッキのハンドルを使った。


センターナットの下には、ロックワッシャとテーパーコーンワッシャが入っている。
ロックワッシャは裏表が決まっているので、OUT表示面が外側に来るように組む。
このクルマを買って、初めて自分でドラム開けてみたら、このワッシャが裏返しに入っていた。それも両方。
ショップの仕事を100%信用してはいけない。クルマの整備管理はユーザー責任なのだ。
テーパーワッシャのほうは、ドラムに食い込んでいることがある。そのままではドラムも外せないので、ドラム中心のワッシャが入っている外周部の、肉が厚くなっているとこをハンマーで軽く打つと、テーパーワッシャが飛び出してくる。
あとは引っ張ればドラムが抜ける。
抜けないときは、サイドブレーキを解除しているか確認。サイド下ろしても回るけど抜けないときは、ドラム内面がサビや摩耗で段付きになっているのだ。そうなったら、ドラムにホイールを仮付けして、ホイールごと揺するなりしてなんとか外すしかない。


抜けにくかったドラム内は、シューの当たらない縁の部分にサビが出て、当たり部より径が小さくなっていた。
サビだけだったので、スクレーパでサビを削るだけで段が取れた。
摩耗で段付きになっていたら、内径が摩耗限度に来ているかもしれないので要チェックだろう。


写真がブレたが、シュー間の上側にシューのアジャスタがある。
基本的には自動調整なのだが、構造上かなりシューが減らないと自動調整が働かない。
しかも、ジープや現行サンバーと違って、ドラムを外してないと手動では調整できないときている。
なので、ドラム開けた機会にドライバなどでコマを回して調整するのだが、ドラムがなんとか嵌めれて、かつ引きずらないギリギリというか、軽く引きずるあたりから、アジャスタを2コマくらい戻したほうがいいように思う。
アジャスタは左右でネジが逆になるので要注意だ。
調整の都度ドラムを嵌めて、ブレーキを踏んだりサイドを何度か引いたりしてシューの座りを出し、20キロの力でサイドを引いて7-9ノッチが基準値だ。今回は7ノッチに調整した。
慣れれば難しいことはないが、めったにやんない作業だろうから、慣れるほど場数をこなすまでが大変だろうな。


ドラム内のダストは、1年弱でこんなもん。
ジープと大差ない。


ドラムブレーキは、リーディングトレーリング。ジープの後輪や、カブのブレーキと同じだ。
この場合、シューは下端が支点となり、上端を両開きの油圧ピストンで開く。カブは油圧ピストンでなく、ブレーキケーブルで回転するカムで開いている。
これは左側なので、前進時に食い込むように強く効くのは向かって左側のシューで、リーディングシューと呼ぶ。向かって右側のシューは滑っている状態なのであまり効いておらず、トレーリングシューと呼ばれる。
後退時には、リーディングとトレーリングの関係が逆転する。回転方向によらず一定の効きが期待できるので、駐車ブレーキや後輪ブレーキに使われるのだ。

ドラムを組んだらセンターナットは仮締め(仮とはいえできるだけ締める)して、ホイールを付けてジャッキを下ろす。
下りた状態で、車輪止めかましてサイドも引いて、本トルクを掛ける。
規定トルクから、30度増し締めの範囲で割りピン穴を合わせること、と決められている。
割りピンはケチらずに新品を使おう。

ブレーキをちょした後は、必ず何回か全力でペダルを踏んでおく。バイクならレバーはニギニギしとく。
もう一度忘れたことはないか確認してから、テストラン。
踏み代もいいし、片効きもない。めでたしめでたし。
これで雪降っても大丈夫だ。ワイパーは雪降ったら換えよう。


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秋。

秋も深まってきた。って何メートルくらいだ。


ツルリンドウの赤い実。


ミズナラのドングリは豊作。


作業道路は、落ち葉と緑の草が混在している。


鮮やか過ぎる、ヤマウルシの若木の紅葉。


これはヌルデの若木の紅葉。


こっちはタラノキの若木の紅葉。


ホコリタケかな。
割って胞子がバフッと出ないうちなら食える。ハンペンみたいだ。


十五夜ということになるのか、今宵の月。
まさに「冴えた」というにふさわしいたたずまい。
う~冷える。
来週は初雪の予報が出ている。明日は冬支度だな。
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ふた。

プロフィール写真にもあるヘルメット。
ヤマハのYX-3ギブソンX初期モデルだが、オフロードモデルだけあって口元の通気がよすぎて、北海道ではこの時期もう寒い。
なにしろ出勤時間頃の気温は1ケタだから、関東以西なら冬みたいなもんだ。
ということで、前にちょっと書いたブレスガードみたいなヤツを今年も付けるのだ。


材質は3ミリのネオプレンゴム。
真ん中には3ミリのパンチでいくつか穴を開けて、黒く見えるベルクロのフック側(ガビガビ固い側)を縫い付けた。
メットのクロムメッキの口元部は「マウスベント」と呼ぶらしい。


そのマウスベントの裏側には、中央と両端にベルクロのループ側(モフモフ柔い側)が標準で付いている。
このベルクロについて、ヤマハからは何の説明もない。


ベルクロを貼り合わせるだけで装着完了。
中央部は、最初は穴なしで作った。しかし試してみると、寒いときにやたらシールドが曇るのだ。
穴の数は試行錯誤で、寒気の目に染み具合とシールドの曇りやすさを天秤に掛けて、まあガマンできるかという妥協点だ。
これで、雪や路面凍結になるまでは、意地でも乗ってやるのだ。
凍ってさえなければ、氷点下でもバイクで全然OKだからな。ただ寒いってだけのことだ。
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十四夜。

風邪で呼吸器痛めて、有休の無駄遣いをするハメになってしまった。
今日は社会復帰したが、少し深く呼吸すると「ゼロロロロロロ」と喘鳴する。
熱がほとんど上がらない風邪だったせいか、スッキリ治ってくれないようだ。


昨日は十三夜だったらしいから、今宵の月は十四夜か。
十四夜とかいうのかな。いわないか。


秋の見通しがよくなった森に、オオウバユリの実がニョキニョキと。
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知らぬが仏。

タイトルは使い方間違ってるかもしれないが。

秋になって、林内も草が枯れて見通しがよくなった。
いつものように作業道路を歩いていたら・・・


ん?
巨大なティアドロップ状の物体発見。


スズメバチの巣だ。
作業道路からは数メートルの近さ。
ていうか伐採で近くを通ってた。
今は2メートルまで近づいても反応なしなので、たぶんもう空き家の可能性が高いけど、絶対じゃない。
こんなでかい巣、どんだけハチがいたんだか。
くわばらくわばら。

でも飾るのにいいから、もう少ししてハチが絶対いない時期になったら、巣を獲りにいこう。
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ビンテージファン。


サンヨーの扇風機「EF-6UN」。
昭和の品か。


「超微風」「微風」「涼風」「強風」の風力表示。
字面的に「涼風」と「強風」の開きが大きいように思うがどうだ(笑

一応調べたら、コイツは1973モデル。昭和48年だ。
その上、古い扇風機の発火問題で、2007年に製品リコールの対象になった機種のひとつだった。
この件については、ここに、三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社発の関連文書がある。
コイツは一応分解整備はしていたが、特に異常はなかったし、好調に作動する。
ま、自己責任で消火器常備の上、見えるとこだけで使うか、レトロなオブジェとして楽しむか、だな。
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