冷却系統エア抜きパイプ。


こないだ漏れを発見してしまった、冷却系統エア抜きパイプ。




荷台のビードの裏に埋まるように配管されていて、パイプの耳が2か所で荷台に点溶接されていた。
荷台を外さないと交換できないという、なかなか難儀な作りだ。


荷台裏の補強材の隙間を通る部分は、パイプにゴムホース割ったのがはまっていて、径を測ってみたら17mm弱くらいはありそうだった。


ということなので、内径7.9mm X 外径16mmのゴムホースを調達。


パイプのラグの溶接、1か所は簡単にちぎれた。


もう1か所は切断して、パイプも途中で切断。
パイプを荷台の下から叩き出して外した。


上流のホースはピンチしている。


エンジン側のホースを抜こうとしたら、これまたパイプごと折れた。


ホースから抜き出した、折れたパイプ。
腐ってわやになっている。コイツは調達してないぞ。


と思ったら、このパイプ、サンバー1号のエンジン交換したときに、外して保管してあったのがまだ残っていた。
これを使おう。


1号のパイプを、管の内外を洗ってエアで乾かしてから、サビを落としてサビ転換剤で処理後、サビ止め塗装。


エンジン側のエア抜きパイプを、1号からの中古品に交換。
銀色のやつがそれだ。


一方、パイプが通っていた荷台の隙間に、悪戦苦闘しつつホースを通した。
隙間に対しホースがキチキチだったから、エンジンルームの前あたりはかなり苦労したな。


荷台下からエンジンルームへのホース。


前は既存のホースにジョイントを介して接続。


サブタンクのクーラントを補充。
サブタンクのクーラントが減ってたのは、腐ったパイプからじわじわ漏れ出ていたせいだろう。漏れが少しだと熱ですぐ乾くから、なかなか気づかなかったんだべな。
試運転して、漏れがないことを確認。
リアサスは部品まだ来ないけど、積載しないで段差に気を付ければ一応走れるようにはなった。
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細かいとこ。


荷台のエンジンハッチの留めネジ。
プラスチックのフランジが割れてたので交換。


エンジンオイル給油キャップのパッキン。


ほぼキャップとツラくらいまで潰れてしまっていた。


新品パッキンはこんなに幅がある。


パッキンを交換。
全然違うな。


エンジンオイルゲージのОリングが一個切れていた。
実害はなかったけど。


2個とも交換する。
どっちがどっちか、パーツリストで確認。


Оリング交換。
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軟質塩ビ。


サンバーのドラレコが暑さで落ちていた、と思ったら、ガラスに取り付けるための吸盤が、バキューム台座から剝がれてしまっていた。


ボンドSUで接着しよう。
吸盤の軟質塩ビも任せとけ、と書いてある。


接着して復旧。
接着剤の進化に感謝だ。
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リアブレーキシュー交換。だけで済まない追討ちに次ぐ追討ち。


頼んでいたブレーキシューが届いたので、交換しよう。
前輪に輪留めして、リアをジャッキアップ。


サイドブレーキのケーブル調整ネジをユルユルに緩めとく。


サイドブレーキレバーの付け根を覗けば、目標のネジが見える。


左リアのブレーキシリンダは、ダストで汚れていた。
前に組んだ時、シューもドラムもペーパー当てたからだろう。


右のシューに比べると、


左のシューは黒ずんでる気がする。ブレーキ液が浸透してたのかもしれない。


新品シューに重ねた、外した左のシュー。
シューはリーディング側とサイドブレーキのアームが付くトレーリング側では品番が違う。


新品シューの厚さは4.5mmだった。
左トレーリングシューは4.2mm。厚み的にはそんなに減ってなかった。


左リーディングは3.5mm。やはりリーディング側がより摩耗する。


右はリーディング側2.5mm、トレーリング側3.5mmで、右のほうが減っていた。
左右で1mmの差は、ちゅっとやそっとの期間や距離では通常発生しないから、なんらか片効きでもあったんだべか。感じたことはなかったけど。


トレーリングシューのピンにサイドブレーキのアームを固定する使い捨てクリップは、新品シューに付属していた。


シューをバックプレート側に引っ張るピンは、だいぶ錆びてたので新品にした。


組み付けた新品シュー。
シューは自動調整だけど、この段階でセンター出しつつドラムが引きずらないギリギリに調整しとく。


最後にサイドブレーキのレバー引き代を調整。
めでたしめでたし。
と思ったら…


なんか左リアサスのバンプラバーが傾いてるな、と思って少しこじったら、根元からあっさりもげてしまった。


右は正常。
まいったな。


とりあえずリアサス緩めてバンプラバーを取り出してみたところ、フレーム側の台座が錆びて崩壊していた。


バンプラバーは、この崩壊している中央のスタッドをフレームの台座にねじ込んで固定するから、台座がないとバンプラバーが取り付けられない。
おまけに、調べたら、バンプラバーは部品出るけど、台座は出ない。
困ったもんだが、考えよう。試運転してみたら、段差と積載に気を付ければとりあえず一応走れるし。


試運転から帰ったら、こんどは右リアスプリングの上のフレームが濡れている。
指で拭って嗅いでみたら、クーラントだ。


この裏はこうなっている。
このパイプは、


スプリングの上あたりで前方に曲がり、


荷台の下に張り付いて、


サブタンクの裏でヒーターパイプにつながる。
冷却系統のエア抜きパイプだ。
サンバー1号でも腐って漏れたもな。


エンジンの上のパイプで一応確認したら、やはり8mm径だった。
わやだっけ。とりあえずしばらく乗らないどくか。
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チェンソーヤスリ。


刈払い機の丸鋸を研ぐヤスリ。
7mmΦの丸ヤスリだけど、普通の丸ヤスリが先端に向かって細くなっているのに対し、このヤスリは根元から先端まで同じ太さのズンドーだ。チェンソーの刃を研ぐ丸ヤスリの太めのやつだな。
チェンソーヤスリは熱処理されている丸鋸やソーチェンをザクザク削れるから、普通の鉄工ヤスリより硬いのかもしれない。
俺はコイツを6本入りの箱で買ったけど、柄が付いてなかったので、ツボサンのヤスリ柄の小サイズを買って挿げている。ちなみにもっと細いチェンソーヤスリなら、ツボサンの小々サイズの柄がちょうどよかった。
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庭通信。


ブラックラズベリーの花。


コクワの花。


コクワを絡めているヤマグワの実。
まだ熟してない。


生け垣が花盛り。


生け垣のイボタの花。いい香りがする。


生け垣の中から生えてきてしまったノイバラの花。


庭でないけど、近くの桜の葉に見つけた虫こぶ。
葉脈に沿ってでかい虫こぶになっていた。
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ブレーキ警報灯点灯。


サンバー。
走行中、路面の段差の振動でブレーキ警報灯が一瞬チカッと点灯した。
ブレーキ警報灯は、サイドブレーキ引くと点くけど、ブレーキ液が減っても点くようになっている。
この写真は、止まってサイド引いて点灯させている。


計器盤右端のカバーの中にあるブレーキタンク。液面が加減ライン近くまで下がっていた。
通常、ブレーキパッドの摩耗による液面低下では、最初によほど液面が低くない限り、ここまで下がることはまずない。
ブレーキ液が漏れている可能性があるけど、駐車場には液垂れの跡はなかった。


フロントのキャリバを触っても乾いていて漏れはない。
リアをのぞき込んだら、左リアのドラムブレーキのバックプレートのペイントがしわしわのふにゃふにゃに溶けていた。
ドラムの中にブレーキ液が漏れて、じわじわ染み出しているのだ。


これは右のブレーキ。ペイントは解けていない。
左リアブレーキが漏れてるなこれ。


というわけで、左リアのセンターキャップを外す。


センターナットの割ピンを抜く。


割ピンは再使用はしない。
安い物だし、いつもツールボックスに予備を入れておこう。


最低でも対角の前輪に輪留め。今回は両前輪に輪留めした。


センターナットを少し緩めておく。


サイドブレーキを緩めて、リアをジャッキアップ。


センターナットを外す。


ホイールごとドラムを引き抜く。
うわあこれは案の定。


漏れたブレーキ液とブレーキダストでドロドロ。


ドラム側もドロドロだ。
ブレーキ液に練られたダストが砥糞のようになっている。


ブレーキシューもドロドロ。
こんなんでもサイドブレーキもフットブレーキも一応効いてるように感じてたんだから、俺の感覚も大したことない。


サンバーは四輪独立サスで、リアもセミトレのアーム付け根付近がホースになっている。
ホースに古いラジエターホースの切れ端をかませて、バイスプライヤで挟んで流れを止める。


ブレーキシリンダを外す。


ブレーキシューや、塗装が侵されたバックプレートも外す。


ホイール裏面にはブレーキ液の痕跡はなかった。外へは漏れ出していなかったようだ。


サイドケーブルはバックプレートに差し込まれている。Oリングの外側が錆びて少し抜きづらかった。


ブレーキシリンダを分解して、カップ類を外す。


ブレーキシリンダをパーツクリーナーに浸して洗う。


シリンダ内は虫食いの発生はなくてひと安心。
汚れは付いてるから磨かなきゃな。


リアブレーキのカップキット。
今年車検だからと、たまたま買っておいてあった。


スズキアルトあたりと共通らしいな。


キット内はゴム部品のみなので、ピストンやスプリングは再使用する。


ブレーキシリンダ直す前に、バックプレートをよく洗って、塗装を直す。
ブレーキ液はアルコール系のパークリでなくても、中性洗剤と水で落とせる。
ドラムブレーキのバックプレートだからアレかと思ったけど、一応耐熱ブラックで塗った。


乾いたらバーナーで耐熱塗料の焼き付け。


キレイに磨いたブレーキシリンダ。


ピストンも磨く。


いきなり組まれている状態に飛ぶ。
サンバー1号はラチェットスクリュジャッキ式の調整装置だったけど、2号はラチェットセクタになっていた。・
ドラムを組む前に、ドラムをはめてコイツを調整して、サイドケーブルの引き代を調整しておく。
ブレーキシューはさすがに買い置きがなかったので、とりあえずよく脱脂洗浄して、表面も一皮むいてから組み戻した。それでもブレーキ液が浸透している可能性が排除できないから、シューをすぐに発注している。


ブレーキパイプもきちんとつないだら、ホースをつまんでいたプライヤを外して、ブリーダーをつなぐ。


ブレーキ液はDOT-3を使う。


エア抜き。


ブレーキのエア抜きは、念のため多めに抜いたけど、こんなもん。


左がイカレたなら、右も時間の問題だ。なので、右リアブレーキもバラす。
右は漏れの形跡はない。


右リアブレーキもカップ交換しといた。

さて、今回の記事は、検索等でたどり着かれた読者諸兄には、参考にするには内容が詳しくなくて不親切かと思われるかもしれない。
しかし、記事を見ただけで自分もできそうな気になって、安易に真似して悲惨な結果になっても誰のためにもならないので、あえて詳述を避けている。ブレーキはよほど自信がない限り、安易に手を出すべきではない。俺も整備書を傍らにきちんと確認しながら、必要な規定値はきちんと守って作業を進めているのだ。
ブレーキ警報灯がチカッと点灯したら、普通の正解の対応は、「整備工場に持ち込んで発現した症状を伝える」だ。
各位どうかご安全に。
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回せるもんだ。


当地、今日は久々に晴れて暑くなった。


そんな中、ウチの自宅用非力20cc刈払い機に、ナイロンコードカッターを付けて草刈りしてみた。
斬丸のナイロンコードカッター 叩き繰り出し式、品番T-Dってやつだ。
作業中にコードが磨滅したら、回転中に中心のデベソを地面に叩きつけると、一瞬ロックが外れて、巻いてあるナイロンコードが遠心力で少し引き出される、ってやつだ。


こういう障害物の際を刈るのに最適だ。
20ccの機械で回しきれるか危惧していたけど、全然問題なくブン回せていた。


塀の際も、塀を傷つけずに刈れる。
これはわざと塀際だけ刈ったけど、本来は塀際を残してチップソーや丸鋸で刈ってから、際だけコードで刈るくらいにしないと、コードに倒れた草が絡んでわやになる。


短所としては、やたら草の切りカスや返り血の汁が飛び散るのと、長い草はコードが絡め取って機械に巻き付いてしまうから苦手なとこだ。塀際とか庭の木や石のある際とか、舗装の隙間から伸びてきた草を刈る専用だな。


広い面積の伸びた草を刈るには、丸鋸を調達した。
三陽金属の金雉印の30枚刃230mm。


買った状態では、アサリは分けられてなかった。
チップソーよりさらに切れるから、長い草を刈っても刃には絡まずに、倒して絡み合った草の中を刃が切り進んでくれる。
砥ぐ手間さえ惜しまなきゃコイツが最強だな。個人の感想だけど。


ウチの刈払機は2スト。
燃料は、4リットルのガソリンに対し、2ストオイルを80cc計量して混合する。FC級なので、1:50でいけるのだ。
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小さめ。


新しい薪割りを入手した。
グラスファイバー柄で刃先以外メンテナンスフリー。
ナイロンのカバーが付属していた。


広角のクサビになったヘッドは、約1kgらしい。


頭はじいちゃんの鉞より少し重い。重いけど刃幅は狭いし、鉞のように柄に対してオフセットしてないから、鉞みたいに打撃で刃が回ってくることはないだろう。


柄は60cm。片手でも両手でも振れるサイズだ。


3kg/90cmのアストロの薪割りと、900g/60cmのじいちゃんの薪割りと比較。


刃先の比較。
鉈には太いけど大薪割を出すほどでもないような、直径15-25cmあたりの玉を割るのにちょうどいい。大きい薪割は腰に堪えるからな。
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聞こえないんでなくて聞き取れないの。


トシと騒音難聴ですっかり耳が悪くなり、タブレットのプアなスピーカーでは聞き取りづらくて仕方ない。
俺の耳は高音域の感度が極端に下がってるから、なんかしゃべってるってのは聞こえるけど、高音域の子音成分が聞き取りづらいから、何をしゃべってるかはよくわかんないのだ。
プラスチックのカップにノッチを入れて、スピーカー部にはめ込んでみたところ、音の指向性が強まるのと、俺の耳が苦手としている高音域が強くなって、まあまあ聞き取れるようになった。
ま、イヤホン使えばいいんだけどな。
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