噴いた。


朝。ツララが長く伸びていた。
これは、気温が高いからだ。
うんと寒いと、ツララはなかなか伸びない。

出勤したら、サンバーがクーラント臭い。
見たら、運転席後方フレームに付いてる、ラジエターサブタンクの下にクーラントが垂れている。
サブタンクはメいっぱいの満タンになってるし。
サブタンクのキャップに開けられたエアベントから、クーラントが噴き出していた。
いや、噴き出す、はオーバーか。ピューッと噴出していたわけではなく、とにかく、その小穴からブチュブチュと出ていたのだ。
とはいえ、水温はまだ高いし、仕事があるから、サンバーはとりあえず放置して、昼休みに見てみることにした。

昼休み。
始動前、サブタンクは依然として満タンで液面は下がっていないようだ。クーラントが垂れるのは止まっている。
とりあえずは駐車場から作業場の前に移動。
エンジン停めて、みてみたら、その1分にも満たない間に、液面は数センチ下がっていた。
しかしまだ、FULLレベルよりだいぶ多い。
おそらく、ラジエターキャップに何か異物でも噛みこんで、閉じきっていないのだろう。
水温上がってクーラントが膨張したら、キャップのベントからサブタンクにじゃんじゃん流れ込むのだ。
ま、流出するのも限度はあるから、エンジンのクーラントが空になることはないだろうけどな。
で、水温が下がったら、本来はクーラントの収縮分だけサブタンクから戻るのだが、クーラントが逃げたラジエターに空間があるため、そのポンプ機能がうまく働かないのだろう。ポンプにエア噛んだ状態だな。

ということで、まずはラジエターキャップを外してみた。
砂粒噛んでるとかいうことはなかったが、圧力弁のパッキンにサビの粉が噛みこんだ形跡はあった。
キャップをよく洗い、負圧弁も開いて洗った。
ラジエターの口はよく拭ってやった。細かいサビの粉が付いていた。
以前、クーラントの配管がさびていたので、配管を交換するときにフラッシングしたとはいえ、まだサビの粉が混入しているのだろう。
完全にきれいにしようなんて思ったら、冷却系統全部外して、エンジンブロックやヒーター、ラジエターも、分解洗浄しなきゃなんない。
だけど、そんなのとてもやってられないから、まあ仕方ない。

つぎに、サブタンクを外し、クーラントをラジエターに戻した。
サブタンクは、下からポンッと叩けば外れる。
タンク液面をFULLレベルまで減らしても、ラジエターはいっぱいにならなかった。
それだけ外に垂らしてしまったわけだ。
ラジエターを口まで満タンにして、キャップを閉じ、サブタンクを復旧。
クーラントは、コップ1杯までは入らなかったと思う。
昼休みに急いでやったので、写真はない。

帰宅してから見てみたら、サブタンク液面は正常。
クーラント臭もない。
ま、一応OKだろう。ダメならキャップ交換すればいいし。
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冬道初日。


やー積もった。
いきなり真冬モードだ。
寒いのに朝からクルマの雪どけなきゃない。
この時点で-3℃。


ジープはとりあえず後回し。
どうせ走れないからな。


ジープのボンネットフードで積雪の確認。
当地では10センチくらい積もった。


軒先には初ツララ。


空も海も鉛色で、境がない。


完全に冬景色だ。


気温がそれほど低くないので、雪が木々に付いて、雪の花が咲いている。
電線にも着雪してるな。


通勤途中、警官が交通規制してたので、何事かと思えば、ちょうど落ちたクルマを引き揚げてるとこだった。
冬道初日に落ちるとはな。


仕事場の積雪は7-8センチってとこか。
湿っぽい、重い雪だ。


今日は真冬日で、日中降る雪は比較的乾いていた。
午後から再び風が強くなると、時折地吹雪になった。
これは向こうが見えてるから、地吹雪のうちに入んない。
地吹雪のときの写真は、真っ白で何が何だかわかんなかい。


夕方前なのに、路面はパキパキにしばれていた。
毎年のことだが、シーズン最初の冬道は、氷や分厚いシャーベットに乗ったときに、急にハンドルの手ごたえが頼りなくなる感じとか、デリケートな発進、停止操作とか、体が思い出すまでキンチョーする。
とくにほかのクルマが事故ってんの見た後はな。
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積もった。


午後4時すぎ。
地面のオレンジ色が隠されつつある。


午後6時過ぎ。
すっかり雪景色になってしまった。
玄関の灯りを背にカメラ構える俺の影。
向こうの道には轍が見える。


しゃがんでみた。
結構積もってるな。
明日は朝っぱらから雪かきするほど積もってなきゃいいけど。
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将軍来る。


今日は時折、雪になっている。
初雪はすでに降ったもののちらつく程度だったので、今日は今シーズン初めて、雪らしい雪になった。


カラマツの落ち葉でオレンジ色の地面に、うっすらと積もりそうになりながら、融けて消える雪。
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チョーク不良か?

仕事場のキャリイ。
冷え込んだ朝、エンジンのかかりが悪く、かかっても安定しない、と報告があった。
アクセルを煽ればなんとか掛かる、とも。
あったかい時期は、エンジンはすぐ掛かるが、アイドリングがなかなか下がらなかった。
それらから考えて、オートチョークの不具合っぽいので、見てみることにした。

キャリイのエンジンは、キャビンと荷台の境目あたりのキャビン寄りにある。


キャリイの吸気系統は右側なので、エンジンの前側へのアクセスは、運転席を外す。
チョークはこっちじゃなかった。


エンジン後側とトランスミッションへのアクセスは、荷台のアクセスハッチを外す。


この写真の上の写真ではすでに外されているが、キャブのリンケージは、このカバーの中にあった。
キャブレターは、ハッチの前方、車体中央付近の、ちょうどキャビンと荷台の境目あたりで、荷台の面の直下にある。
3本のタッピングスクリュを外さなければならないが、磁化されたドライバーでないと、特に一番上のスクリュは、荷台との間が狭くて厄介だ。


カバーを外すと、キャブのリンケージが見える。
ドライバーで指しているのがオートチョークのアクチュエータ。ワックス式で、冷却水温が上がるとプランジャが伸びて、チョークを開くようになっている。
サンバーも同じだ。
ミゼットツーのは、バイメタルの回転式アクチュエータだったように記憶しているが、なにぶん昔のことで自信はない。

アクチュエータの下にある2本のホースが、冷却水のホース。
ある程度走った後で持ってこられたので、水温がまだ高い。
とりあえず、可動部に浸透潤滑剤をくれて、エンジン掛けてみた。
触った感じ、水温がまだぬるい程度に高かったので、案の定簡単に始動したが、アイドルが結構高い。
タコはないから、音の感じだが。
アクセル煽ったら、水温計が急に上がってきた。上がったとこでアクセル放すと、アイドルも下がっている。
水、入ってねんじゃね?
アイドルではキャブに水が回りきらず、アクセル煽れば水が回って反応している、という感じだ。
運転席下のラジエターのサブタンクを見たら、すっからかん。
ラジエターはバンパーの直後にあるのは見えるけど、どこからアクセスするんだろ。
いろいろ眺めて考えた結果・・・。


ここだ。
SUZUKIのエンブレムがあるこのパネルは、スナップホックで留まっている。


ラジエターキャップ、発見。
開けてみたが、液面は見えず、コアが見えていた。


LLC 50%のクーラントを補充。
事務所で退役したヤカンを、クーラント補充専用に使っている。
もちろん、サブタンクにも補充。
2リッターくらい入ったようだ。
エンジン掛けてアクセル吹かしたら、エアが抜けるまで少しの間、水温計がふらふらしていた。
しかしやがて安定し、アクセル放しても正常にアイドリングするようになった。


老化と寒さで、6つあるスナップホックのうち、2つが割れてしまった。
4つ残ってるから、落ちることもなかろう。
とりあえず復旧したところで時間切れになり、キャリイは再び現場へ出て行った。

夕方、エンジンが十分冷えてから、始動チェックしてみた。
すると、エンジンの掛かりが悪いのは直っていない。掛かってもアイドルが不安定。
アクセル吹かしていると、水温上昇とともに安定してくる。さっきみたいに、水温が急に上がるということはない。
チョークが閉じてない感じだ。完全に冷えた状態でよく見てやんないとわかんないな。
日没タイムアウトになったので、また来週みてみるか。
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再交換。

明日からいきなり吹雪の予報になった。
なので、車庫を整理して、乗る見込みのない自転車を片付けて、雪かき道具を出し、庭に駐めていたバイクは車庫に入れた。
バイクは車庫に入れただけで、冬眠態勢にはしてない。まだ乗れるチャンスがあるかもしれないからな。
それにしても、あーまた雪降んのか。これさえなきゃ北海道はいいとこなんだけどな。
でも雪降んなきゃ北海道じゃないか。

しかし、今日は穏やかな天気なので、下の記事にあるタイロッドエンドブーツに交換することにした。
とはいっても、やることは前回と同じなので、目新しいことはあんまりない。


これが前回交換したての状態。


これが今日の状態。割りピンは抜いた後だ。
ブーツのつぶれ具合が、ややなじんだように見える。
ここからの交換手順は、ほぼ前回同様。
違うのは、交換するブーツはプレスフィットなので、適当な当て物をして押し込まなければならない、という点だ。


こういう小さいブーツやオイルシール、ベアリングなどを打ち込むときは、ソケットのコマが役に立つ。
このブーツは、試してみたら、27ミリのコマにちょうど入る大きさだった。
ちなみに27ミリは、ジープJ54のドレンボルトのサイズだ。
適当なコマがなくても、ある程度強度のある丸パイプ状のものなら応用できるだろう。
適当な道具がないから、ブーツ台座のフランジ状の部分をペンチでつまんで、などと考えるなら、ブーツをオシャカにする覚悟がいる。


前回同様グリスを補充してから、シャコ万でプレスして取り付ける。
これで、いとも簡単に挿入できる。


台座のフランジが、タイロッドエンドに密着していればOK。


あとは前回同様に締め付け、割りピンを入れて、完成。
つぶれたときの形が、となりのブーツと同じになった。


アンダーカバーの取付は、まず鉄板のカバーを、前方のボルト2本で仮留めする。
指で軽く止まる程度に締める。


然る後に、鉄パイプのガードを3本のボルトで取り付け、カバーのボルトと共に本締めする。
ガードが歪んでいると、この作業は大仕事になる。ボルトがすんなり入らないときは、ガードの歪みを疑うべきだ。
ムリヤリボルトを入れようと悪戦苦闘したあげくねじ山を壊すより、ガードの歪みを修正したほうがいい。
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タイロッドエンドブーツ。

こないだ交換したタイロッドエンドブーツ。
サイズ的にはぴったりだったが、取り付け方法が異なっていたり、あまりにも形状が違っていた。


あのブーツは、モノタロウの車種別部品検索に従って購入したものだ。
車種別検索は、車検証に基づいている。
「ノーブランド」のTEB02ってやつだ。
取り外したブーツは(おそらく純正品だと思う)、底部がスチールのワッシャになっていて、タイロッドエンドにプレスフィットで固定するようになっていた。
しかし、モノタロウで買ったやつは、底部はゴムで、タイロッドエンドにかぶさるだけ。
ボルト側も、純正品は厚みのあるフラットな形状だが、交換したやつは壺の首のような形状。


形状の違いから、締めこんだときのつぶれ方が異なる。
ロッドを回してみても外れる気配はないが・・・。


いろいろ調べたら、王冠等と共通のブーツではなく、日産マーチと互換性のあるブーツだということがわかった。
車種別部品検索のリストには入っていなかったが、モノタロウでも取り扱っていたので、早速購入してみた。こないだのより安くて、170円。
大野ゴム工業のDC-1525ってやつだ。
ヴィヴィオやR1も同じブーツらしい。
モノタロウには、リスト直してもらわないと困るよな。


外したやつと比較。
つぶれ癖がついてることを除けば、同じに見える。


ボルト穴のサイズや、先端の形状は同じ。


合わせてみても、ボルト側の大きさは全く同じ。


取り付け部のサイズや形状も全く同じ。
ということなので、近いうちにこいつに再交換してみることにした。
ちなみに、同サイトで「ノーブランド」の互換品は、TEB31で、480円となっている。
大野ゴムのやつの倍以上するんだな。
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修正。


かーちゃんの作業用にプレゼントした、小型のナイフ。
FLORINOXのD.LEMAIRE design "akma" DL-2とかってやつだ。
ご覧のとおりの小さいナイフで、柄はピンクに染められた牛骨、刃は12C27ステンレスのミラーポリッシュ。
使い始めてもう10年以上になるかな。
ちょっとした作業や庭仕事に重宝している。


ボルスターの丸いとこを回すと、片手でも刃が起こせる。
このくらい小さいナイフだと、俺みたいに手がでかいと操作しづらいものだが、こいつは実に操作しやすい。


きちんとライナーロックが掛かる。
柄には、ここにロックがありますよ的な切り欠きもなく、ロックの存在感はさりげない。
でも、これも実に操作しやすい。


こういうのを、洗練されたデザインというのだろう。
機能的で流麗。カメラがチャチで残念だ。


先端が大きくカーブした刃のため、長いこと研いで使っていたら、閉じた状態で、刃先がほんの少し柄から出てしまうようになった。


こんなふうに、閉じてても爪が引っ掛かるくらいだ。
これじゃ剣呑だから、先端を修正する。


小さいダイヤモンド砥石に水を付けて、先端の峰を研ぐ。
しかし、ダイヤモンド砥石が水を弾いてしまう。


そんなときは、台所洗剤を一滴垂らす。
すると、なんということでしょう、一面に水が広がるではないか。
中性洗剤恐るべし。シャンプーでもいいぞ。


先端の峰を、閉じたときの様子を確かめながら少しずつ研ぐ。


閉じた状態で刃先が引っ掛かんなくなるまで、ほんの少し削ればよかった。
具合よくなったら、ヘアラインに目をそろえて、角を面取りして、できあがり。
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押し葉。


手慰みに、作業中に拾った落ち葉を押し葉にしてみたら、同僚が余ってた額に入れて飾ってくれた。
額に入ってると、なんかそれなりに見えるから不思議だ。
でかいのはホオノキ、小さいのは、左上がミズナラ、右上がギンドロの表と裏、左下がヤマモミジ、右下がハウチワカエデ。


デスクマットの下にも。
左端はヤマナラシ、右端の黄色いのはエゾイタヤ、下段は左からカワヤナギ、クリ、シラカバ、イタヤの小さいやつ。


ホオノキの面。
目と口はサクラ、鼻はシラカバ、手はハリギリ、角(?)はヤマナラシ。


半壊したケブカスズメバチの巣。ハチ付き。


オニヤンマ。


ノイバラの茂みで見つけた小鳥の巣。
卵の殻が少し残っている。オオヨシキリかなあ、自信ないけど。
こんだけ並べたら、仕事場のロビーが自然展示室みたいになってしまった。なんだかなあ。
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木漏れ日。


ウチの日当たりを悪くしているカラマツの葉もだいぶ散って、木漏れ日が入るようになってきた。


車がとまってたとこを残して、地面はカラマツの落ち葉でオレンジ色。
カラマツの葉は靴底にもしつこくくっつくから、この時期、玄関の中やクルマの中もカラマツだらけになる。
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