さあ休みだ。

ファイターズ、今季初のサヨナラ勝ち!!
糸井選手が決めてくれた。
木田投手も良かったのに、勝ちが付かなくて残念だ。
でもいいぞいいぞ、だんだん戻ってきたな、チーム本来の姿に。
明日はダルビッシュ投手。ホームだし、連勝して今季初の3連勝といきたいねえ。

一方、ボクシングの長谷川選手はまさかの王座陥落。
あんな打たれ方の長谷川選手は初めて見たと思うな。

それにしても野球とボクシング重なってて忙しい観戦だったよ、今日は。

さて、昨日、一昨日と風雨強く、今日も時折雨の不安定な天気だった。。


雪が消えつつあった駒ケ岳、頂上付近に冠雪していた。


午後から天気が少し落ち着いたので、また倒木処理。
根こそぎ倒れてドミノ倒しになったのを、根元側から見た。


根こそぎの根の部分。
右側に斜めに見えているのが本体。カラマツだ。


根を張っていた土は、ほとんど火山灰の軽石だ。根は浅い。


力の掛かり方を見極めながら、なるべく安全なほうから伐っていく。
ひとりでやる。近くに誰かいたら危なくて仕方ないのだ。


根元側はほぼ処理して、あとは先端側だ。
中央弓なりの木と、その下の残っているカラマツ先端部の枝に隠れたもう一本に掛かっているのだ。


先端部も処理完了。
ひとりで1時間半くらいかかった。


雨の後なので、おニューの長靴を卸した。
スチールスパイクが植わった、林業や法面作業用の長靴だ。
濡れた落ち葉や丸太の上でも全く滑らない。そのかわり、舗装面では歩きづらいし、クルマの運転もしづらい。


チェンソーの目立て。
手鋸でもチェンソーでも、鋸の刃を研ぐことを「目立て」と呼ぶ。
普通の丸やすりは先端へ細くテーパーしているが、チェンソー目立て用の丸やすりはテーパーしていない。
チェンソーの刃は、いわば曲がったナイフのような形状だが、このやすりで横刃も上刃も一度に研ぐのだ。
刃のサイズによって、丸やすりのサイズも変わる。
うまく研げていれば、横にした丸太を切るときに、片手でスロットルを引いて軽く支えているだけで、自重で勝手に真っ直ぐ切れていく。
切り口が曲がって行ったり、力を入れないと切れなかったり、逆に食い込みすぎてストールしそうになるのは、研ぎ方が悪いのだ。
作業中も現場で目立てしながら使い、作業が終わったら毎日分解清掃して、きちんと目立て直しする。
毎日の手入れで、作業能率も機械の寿命もぐっとよくなる。
使いっぱなしにするようなやつには使う資格がない。鉈でもなんでも同じだ。


今年初タンポポ。
セイヨウタンポポだ。


フキの葉も出てきた。
フキノトウはフキの花だ。
隣のはオオイタドリかな。スカンポ、とか呼ぶ地域もあるらしいが、このへんでは「ドンゲ」と呼ぶ。
フキもドンゲもこの辺じゃやたらに生えてる雑草だが、どっちも食える山菜だったりする。
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勝ち越したV(^▽^)

ファイターズ、昨日はグダグダだったけど、今日はいい感じで勝ってカード勝ち越し。
稲葉選手の久々の当たりは2ランホームラン。中嶋選手のバットがまたホームランを呼んだ。
次のライオンズ戦も勝ち越しと行きたいね。

大型連休も、天気は当地大荒れでなんもできない。
雨風すごいし寒いしで、デーゲーム観戦するしかなかったな。
休みはカレンダーどおりなので、明日は仕事。
ボンゴのブレーキとかまだ見れてないんだよな。次の休みは晴れればいいんだけど。

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勝った。

ファイターズ、ホームで勝った。
今季初、カード初戦を取れた。
ルーキー増井投手、初勝利でお立ち台。おめでとう。いい試合だったなあ。
こっから怒涛の反転攻勢!!といきたいねえ。

伐採作業に入ってここんとこずっと、朝起きたら両手と腕がパンパンにむくむ。
尿路結石が動いてるような痛みもあったし、体重で2キロくらいむくむこともあるので、病院行って念のため検査してもらった。
結果、内臓に異常はなさそうだったが、脱水と筋肉の使いすぎの所見があるとのこと。
作業中は、物凄く汗をかく。
作業時間中だけで2リットルの水を飲んでいるが、トイレ行く必要があるのは昼休みだけ、という状態だ。
ヤッケの内側は発汗が結露してびしょびしょになる。
血中カリウムが高く、発汗が著しく尿量が少なくなっているとみられる、とも。
尿量が減ると、俺は結石を持っているのでよくないのだ。
血球数とヘマトクリットが高く、脱水で血液が濃くなっているのではないか、とのこと。
あと、筋組織が壊れたときに血中に出るなんとかいう(忘れた)のが多い。
これは心臓病とかでも高くなるらしいが、仕事の内容からして骨格筋の使いすぎだろう、とのことだった。
終日重いチェンソーをただ持つだけでなく、持ち上げて作業してるわけだから、まあ筋肉使いすぎかもしれない。
冬の間あまりきつい仕事してなかったしな。体が鈍ってたのもあるだろう。
チェンソーで横になった木を切るのは、腕と腿や背中がバキバキになるけど、硬い手袋履いてチェンソー保持するだけで握力も相当使っているはずだ。
となれば、手や手首がパンパンになるのもうなずけるか。
まあ、どこか悪いわけじゃないみたいだから、体が慣れれば落ち着くんだろう。
むくみ解消と水分バランス改善のためとして、五苓散を処方された。

重労働に向いてないんだな多分。金と力はなかりけり、の類だからな俺。

・・・すいません。嘘です。
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装備の一部。

久しぶりにあったかくなるというので、XT400Eで出勤した。
とはいえ、通勤時間帯は気温ひとケタ。内地なら冬ライダーの装いだ。

顔はプロフィール写真のヘルメットだが、口の部分のエアスクープをネオプレンでほぼふさいでいる。
この部分の内側に元々ベルクロがあったので、3ミリのネオプレンを合うように切って、ベルクロ縫い付けて、寒い時期の蓋にしている。
これが意外に、完全に蓋にするとシールドが曇りやすくなり、走り出しても曇りが取れにくくなった。
そこで、革ポンチで3ミリ程度の穴をいくつか開けてみたところ、まあまあいい感じになった。

上半身はヒートテックロンTに薄手のセーター、ライナー付きの革ジャン。
脚は仕事用のコットンの作業ズボンの上にニーガードを付け、その上にナイロンのオーバーパンツ。
靴はブーツ、手袋はロングのレース用だ。
カッコだけ見ればXT400EよりむしろV-maxにでも乗りそうな黒ずくめ。
でもあったかいんだからしょうがない。
特に、防風性では革ジャンに敵うものはない。もっとも、革は素材そのものが冷えるから、ライナーとかセーターで断熱してやんないと冬は辛い。


こいつらは仕事用のカワテと安全メガネ。
左のカワテは分厚い牛床革をオイル処理してあり、濡れても硬くならない。ノバラやニセアカシアのとげも全く通さないし、溶接にも使える。
ただ、分厚く硬いので空気を握るだけでも握力が要るし、不器用そのものになるので細かいことはできない。この手袋にしてから指の付け根の肉球というかそのへんにタコができた。
右のカワテはなめし豚革。柔らかくて薄いので、整備作業みたいな微妙なこともできるけど、濡れたらヌルヌルするし、指先がすぐ擦り切れる。
安全メガネはありきたりのやつだ。ゴーグルタイプのほうがプロテクション高いけど、俺は汗かきなので曇って使い物にならないのだ。
緑色のは煙草入れ。じいちゃんが持ってた、という感じのやつだ。
中箱と蓋が深くかみ合っているので、水に長時間沈めでもしない限り浸水の心配がない。
ヤッケのポケットに入れて大汗かくと、ポケット内も結露して、タバコは湿気るし、ケータイは防水でないと水濡れ状態になるのだ。
なので、バイク乗るときもこの煙草入れは助かる。タバコでなくても、濡れて困るものを入れておけるからな。
ずっと前、ふと見かけて買ったものだ。今も売ってるのかな。
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タイヤ交換。

午前中は雨で、午後からいつものようにファイターズ戦聴きながら作業。

今日はまず長男のチャリのタイヤ交換。
2年間の通学爆走で、リアがボーズになっていたのだ。
長男には「お前自分で交換しとけよ」と言ってはみたのだが、なにしろ自他共に認める不器用アンド機械オンチなうえにめんどくさがりで、いつになったら手をつけるものか知れたもんじゃない。
誰に似たんだかなあ。俺が何でも直すのが逆によくなかったのかな。ちょっと反省するふりしたりして。
前にチャリのパンク修理教えたこともあるのだが、わかってんだかどうだか。
まあまあ、チャリだからチョイチョイとやってやった。

チャリはいわゆる通学車で、スタッガードフレームにフラットバーハンドル、スプリング付きのママチャリサドルが付いて、前かごつき、荷台なし、1本スタンド、みたいなやつだ。
俺からすれば乗りづらくて仕方ない種類のチャリだけど、なぜか学生はみんなこんなのに乗ってるな。

長男のは、ホームセンターで1万しないような中国製。自転車の形をしたジャンク、走る鉄屑だ。
なにしろ、精度が悪い。組み立てはホムセンがやったのかも知らんが、組み立ても雑。
買った時点で前後輪のアライメントがずれてんだから参る。あちこち締め付けの怪しいとことかあったし。
店頭に並んでた同じようなチャリはどれも似たり寄ったりだった。
新車だからと安心して乗ってたら、痛い目にあいそうなシロモノだ。
なので買ってすぐ、ライダーに合わせて調整がてら、各部を整備した。
こんなクソチャリでも、きちんと整備、調整すれば、てれてれ走る分にはまあなんとか使用に耐えるくらいにはなる。
それでも、高校の3年間、駅までのちょっとの往復だけの使い捨てだと思えば、まあ我慢も出来るレベル、という程度だ。

この手のチャリのリアタイヤ交換は、スポーツ車よりメンドクサイ。
ハブにスタンドや泥よけ、キャリアなどの全部が共締めだし、ディレーラー(外装変速機)がないからチェーンも外すの面倒。
ブレーキもハブを締め付けるバンドブレーキだ。懐かしいというかなんというか。
バンドブレーキは国産ママチャリじゃもうほとんど見れないな。国産車のブレーキは見た目はバンドブレーキに似てるけど、中身はドラムブレーキなのが大半で、制動力も高いし水にもフェードにも強くなっている。
ともかく、いろいろくっついてるものを外して、チェーン引きを緩めて落とし、ホイールを前に出して、ペダル逆回転させて手でチェーンを脱線させてやれば、後輪を外すことが出できる。なぜか対辺15ミリという、クルマやバイクじゃまず使わないサイズのナットのことがほとんどなので、工具類もあらかじめの準備が必要だ。
この手のママチャリのタイヤなら、虫を外してバルブナットを外せば、手でビード落として、タイヤを外せてしまう。リムやタイヤの精度に問題があるのか、やけに簡単なのだ。
もしきつくても、最初のバルブ付近を外すときだけレバーを使えば外れる。
交換するタイヤは、チューブ付きで1000円くらいの安物だ。やはり中国製。
はめ込むときも道具は要らない。いいんだべかこれで。
あとはバルブ合わせてエアを張れば交換完了。
せっかくだから車軸を見たら、すこしガタが出ていた。ベアリングを締め付け調整。
元通り組んで、チェーンを張り、アライメントをチェックして、ブレーキを調整して完成。ついでにサドルを調整し、壊れかけてた前かごも手持ちの中古品に交換してやった。
アライメントは目視でも確認し、ちょっと乗って手放しで走れればまあOKだろう。

次男のチャリもちょっと調整したりしてたらもう4時、なんか半端な時刻で、結局ボンゴもバイクも手が回らなかった。
聴いてたファイターズ戦は、一度は逆転したものの、再逆転されて、そのまま負けてしまったし。
なかなか勝てないなあ。

作業中、家の前のカラマツ林でパキパキ音がするので何事かと思ったら、隣家の高校生の息子が窓からM16のエアガンを突き出して撃っていた。
カラスでも狙ってたんだろうか。アブねえな。
「窓からそんなもんぶっ放してんじゃねえよ」と注意はしてみたが、即座に無言で窓閉められた。
標的はそのうち犬猫になり、つぎは女子供、ってエスカレートしていくのが常だ。武器もエアソフトガンで満足できなくなるかもしれない。
いろんな前例からみてヤバい素質アリアリなんだけど、いろんな前例のとおり実際なんかヤバいことするまでは何も手が打てないのかね。
困ったもんだ。
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揉み出し。

今日は、ファイターズのデーゲーム聞きながら、ファミリー用のボンゴの整備。
カメラ仕事場に忘れたのと汚れ仕事だったので、写真は撮ってない。
長文勝負になるから覚悟しな(笑)。

かーちゃんから「最近ボンゴのブレーキ、踏み代が大きくて、ちょっと怖い」とレポートがあり、見てみることにした。
乗ってみると確かにそうみたいだ。
ボンゴは全輪ディスクブレーキなので、踏み代が大きくなる原因は、ひと言で言えば「どこかのキャリパピストンの戻りすぎ」が多い。

ディスクブレーキの場合、摩擦材であるパッドは、ブレーキかけてなくても常時軽くディスクに接触している。
ディスクブレーキは放熱がいいので、軽い接触程度なら温度が上がることもないのだ。
ブレーキをかければ、接触しているパッドが強くディスクに押し付けられるだけなので、ピストンはわずかしか動かないのだ。
その動きは、通常はピストンシールのゴムの変形の範囲程度しかない。
だからディスクブレーキは、軽く踏み初めから効いてくる。
ドラムブレーキでは放熱に不利なため、ブレーキをかけていないときは摩擦材のシューとドラムの間に適当な隙間が必要になる。つまり、シューとドラムは通常接触していない。
ブレーキかければ、踏み初めにこの隙間の分だけ、全く効かない範囲がある。
フロントにドラムブレーキのクルマはもはや少数だが、ディスク慣れしてるとこの効きはじめの差に戸惑い「ドラムブレーキは効かない」などと思ってしまうやつもいることだろう。
しかし、よほどの高速や長時間の連続使用(レースのように短い間隔でフルに使ったりも含む)でもなければ、きちんと整備されたドラムブレーキは、ディスクブレーキと同様に効く。
つまり、普通に走る分にはドラムでも全く不安なく停まってくれるのだ。
市販車の通常走行レベルで「ドラムだから効かない」なんて抜かすやつは、恥を晒す前にまずきちんと整備したほうがいい。
ドラムブレーキは、ディスクブレーキよりもこまめに整備してやる必要があるのだ。整備するにもホイールを外したりしなきゃなんなかったり、いい加減にやれば片効きしたりとかで実際面倒だから、熱的に不利で高速化に対応しきれないからだけでなく、淘汰されてきたのもうなずける。

閑話休題。
キャリパピストンが何らかの原因で戻りすぎれば、ピストンのストロークが増えた分、踏み代が大きくなる。
原因としては、
・ディスクの表面不整
・ピストンやピストンシールの固着や拘束
・キャリパスライドピンの固着や拘束
・それらによるパッドの斜め減りの進行
などが考えられる。
クルマでもバイクでも、割に多いのがピストンやキャリパの固着だ。

クルマのブレーキはフェールセーフのために4輪を2系統に分けている。
ウチのボンゴやジープの場合は前1系統後1系統、サンバーは対角になる前後輪で1系統ずつ、といった具合だ。
ボンゴみたいに前後が分けられている場合、ドラムと違って片効きしにくいのがディスクの取り柄だ。理由は各位考えてみよう。
俺もジープの片効きにはてこずらされたもね。
ウチのボンゴ、現状で片効きはない。乾燥舗装路でタイヤ鳴かすような機会はなかったので、急制動はなんともいえないが、普通に止まるのは問題ないので制動力自体はおそらく十分とみられる。
おそらく踏み代だけの問題だな。

だけどまず一応、ブレーキリザーバタンクを見た。
外部へのブレーキ液漏れがあればここが極端に減るが、それはなし。
ディスクブレーキなので、パッドが減った分ピストンが出て行くため、パッド摩耗に従って液面も少しは下がる。それは正常だ。
次はキャリパ周辺を目視。液漏れの痕跡はここにもない。
つまり、キャリパの虫食いで液が逃げてペダルが奥に入る、という恐れはほぼないことになる。

次はまずフロント左から、ホイールを外して、フロントキャリパを外して見てみた。ホースは外さない。
べつにどこから最初に見てもいいんだけど、たまたまフロント左から始めただけだ。
さて、見てみると、内側パッドが斜めに減っていた。
フロントブレーキは、よくある片押し2ポット。つまり、ディスクの片面を2個のピストンで押す形式のやつだ。
パッドが減ると、ピストンが出ただけキャリパ自体がスライドして自動調整される。
2個のピストンで1個のパッドを押すので、2個のピストンの出方にばらつきがあったり、キャリパのスライドが片寄ったりすればパッドが斜めに減ってしまうのだ。

パッドを外して、かーちゃんにブレーキ踏んでもらった。ピストンはフリーの状態だ。
すると案の定、減りの大きい側のピストンしか出てこない。ピストンがフリーなので、踏み応えはスカスカだ。
そこで、動くほうのピストンをシャコ万で固定して、踏んでもらった。
今度はもう一つのピストンが出てきた。やや踏み応えを感じるとのことなので、固着気味だったのだろう。

固着しているピストンは、パッドが減ってもそれに応じて出てこれない。従って、パッドの動きのいいピストンに押される側が当たって油圧がかなり上がってから、シールを無理にゆがめる形でじわっとパッドを押すことになるか、あるいは完全固着では全く押せない。結果として、パッドの動きのいいピストン側ばかりが押されて摩耗が進み、斜めに減ることになるのだ。

なんとか出てきたピストンだが、完全に抜けるまで出してしまうと後が面倒なので、とりあえずやばくなる手前で踏むのをやめてもらい、ダストブーツをめくってピストンを見てみた。
ピストンにサビが出ていた。ブーツのキャリパ側の付け根が一部抜けて歪んでいるので、ここから水が入ったのかもしれない。
スペアブーツは手元にないし、ブーツはピストン外さないと交換できないので、とりあえずピストンのサビを出来るだけ落として洗ってやった。
ピストンにシリコンスプレーをくれて、シャコ万でピストンを押し戻す。結構力が要る。
戻ったらまたシャコ万外して踏んでもらうと、まだ片方だけ先に出る。
再びそっちをシャコ万で固定して踏んでもらうと、今度はさっきよりは軽く固着側のピストンが出てきた。
ピストン表面にはサビ色のシリコンオイルが付いているので、再び洗ってシリコンスプレーし、シャコ万でピストンを押し戻す。
これを2個のピストンが軽く出てくるまで何度か繰り返すのだ。この作業を通称「揉み出し」と呼んでいる。
理想的には、フリーの状態で2個のピストンが同時に出てくればいい。キャリパオーバーホール直後はまさにその状態になる。
しかし、使用過程のシールとキャリパなので、そこまでは実際なかなか難しい。
なので俺は、ピストンフリーでやや出方に差はあっても2個がなんとか出てくる、とか、出のいいほうのピストンを指で軽く押さえれば、出の悪いほうのピストンが軽く出てくる、といったあたりで実用上はよしとしている。
ダストブーツがはみ出ているとこは、ピックの背を使って押し込んでもなかなか入らない。針先を使うとゴムが切れてしまうし、入れるのは非常に困難というかほぼ無理だ。そこはほどほどであきらめた。
フロント左を終えたとこで日没間近になり、中断。

さて、踏んでみると、まだ踏み代が大きい。パッドが斜めだから仕方ない部分もあるけど、反対も見てみないとなんともいえない。
とりあえず、SX125Rのテストランでも使った無人地帯の道で速度を変えながら急制動テストしてみると、手放しでも左右にとられることなく、乾燥舗装路でタイヤを鳴かしてABSをびっくりさせることができた。バックでもタイヤを鳴かせれる。
これなら制動力は問題ない。踏み代はまだやや大きい感じなので、反対も見てみなきゃダメだな。
やれやれ、これじゃバイク乗るヒマないなあ。
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疲労困憊。

倒木と格闘した一週間だった。
もう疲労の極に達している。
そのせいか、カメラ仕事場に忘れてきちゃったよ。
疲れのせいか、またウルシかぶれ出てきたし。

ファイターズ、さっき試合終了。
昨日のバッファローズ状態でボコボコ。
開幕から10カード連続でカード初戦を取れてない。
流れ、とかよく言うけど、流れが悪いときはこんなもんか。
まあまあ、明日はダルビッシュ投手だし。あしたあした。
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なんでも屋

俺は本職の樵なわけじゃない。
仕事場の施設や機材全てのメンテが仕事だ。
山の管理も仕事のうちなだけだ。
電力会社でも電線の障害木を伐採する仕事があるが、あれは専門のスタッフがいるのかな。


風倒木の状況の例。
真ん中の弓なりに反った白っぽい木に、黒っぽい木やグレーっぽい木が数本掛かっている。
一番上の木が倒れて、ドミノ倒しのように他の木を巻き込んで、この木に掛かってかろうじて安定したのだ。
黒っぽい木はカラマツ。15メートルくらいか。
これを処理するには、木の重なり具合や絡み具合をよく見極めてやらないと、全部が一気に落ちてくる可能性もある。逃げ切れなければぺちゃんこにされて一巻の終わりだ。数トンの木に潰されてはヘルメットも役に立たない。
不測に木がひっくり返ったり、回転したりして落ちてしまえば逃げ切れないかもしれないので、切った木の動きもコントロールできるようにバランスをとりながら切る必要もある。

頭も使うし、体も使う。
写真に写っていない下のほうでは、この倒木に巻き込まれた低い木が多数絡み合っているので、カラマツの根元にアクセスするためにはそれらを除去しなければならない。
それらは途中で折れていたり、大きく反っていたりして、枝が下がって進路を阻む。反っている木は、うかつに切れば跳ね返って、当たればKOだ。
だから、腰よりも高く、時には頭より高くチェンソーを持ち上げ続けて、枝を払ったりしないとならない。
倒木でも、根が付いていて先端がフリーの木は、上から切り込めば切り口が開いて先が落ちる。
しかし、根が付いていても先端がどこかに掛かっていると、上から切り込めば切り口が狭まってチェンソーを挟んでしまうのだ。そうなったら他のチェンソーで別の切込みを入れるしか外す術がなくなる。
だから、その場合は下から切り込むのだ。これが力が要る。上から切るならチェンソーの重みで切り進めるのだが、下からだとチェンソーを支持するだけでなく更に上に押っつけなければ切れていかないのだ。
背中と二の腕、腿あたりがバキバキになる。


同じ場所の処理後。
真ん中の反った木が、倒木を支えていた木だ。
掛かっていたカラマツは胸高で25-30センチ、これだけ処理するのに1人で1時間以上、チェンソーのタンク2杯以上かかった。
危なくて、1人でしかできないのだ。
今週はずっとこんなことやってて、腰がかなりヤバイ。
明日は天気悪そうだから中止になるかどうか。

ファイターズ、今日は大差で快勝。
対バッファローズ、今季初勝利だ、そういえば。
これで勝ち方を思い出してくれればいいんだけどな。
ま、今日はプシッと一本いくかな、久々に。発泡酒だけど。
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大木(当社比)

今日も終日倒木と掛かり木の処理。


このチェンソーで一発で伐れるギリギリのところ。
根元から2メートル弱のあたりだ。
2004年の台風で根こそぎ倒れて、他の木に掛かったままになっていた。角度が写真で伝わるだろうか。
人手が足りなくて放置してあったのだね。
樹種はミズナラ。年輪をざっと数えたら、70年くらい。
おそらく、昭和4年の北海道駒ケ岳大噴火で丸焼けになったところに、噴火直後に生えたものだろう。この辺では大木の部類だ。
多量の火山灰(ほとんど軽石)の上に薄く再生した土に根を張っているために根が浅くて、文字通り根こそぎ倒れてしまうのだ。


倒してざっと玉切りしたあとの写真しかないが、でかさが伝わるだろうか。
根元の角度はなんとなく分かるな。
倒れたとはいえ根がまだつながっていて、木としては生きていた。
今時季の生木は水分が多くて重いので、一人で何とか運べるのはこの太さだと長さ50センチくらいか。ヘルニア持ちとしては、それ以上だと腰がやばそうだ。
ここからさらに小さく切って片付けたのだ。案の定腰が痛い。


刃物カテゴリなので、チェンソーの刃。
上が新品、下は限界まで研ぎ減りした刃。刃を外周側から見ている。回転方向は写真の左から右だ。
だいたい新品の半分くらいまで研ぎ減ると、鉋の台のように切削深さを決めるデプスゲージが高すぎになり、切れ込みが悪くなる。
なので、そのあたりでデプスゲージも磨り落としてやらないとならない。
刃はタンク1杯空になったあたりで、給油のついでに丸ヤスリでタッチアップする。作業が途切れるようだが、じつはこまめに研いでた方がよく切れて作業がはかどるし、刃を長く使える。
うっかり土を切ったりしたら、一発で切れなくなる。そうなったら現場でも本気の研ぎなおしになる。
刃が写真下のようにちびてしまっても、きちんと切れる。今日、上の写真の木も含めてこの減った刃でやっつけたのだ。
研ぎが下手なうちは、やたら食い込んで抵抗が大きくなったり、滑って切れなかったり、真っ直ぐ切れ込まなくなったりした。
普通の刃物研ぎもそうだが、なんでも場数だな。何度もやんなきゃ上手くなれないのだ。
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低迷・・・

ファイターズ。
せっかく逆転したけど、抑えのウルフがやられてサヨナラ負け。
なかなか上向いてこないなあ。
応援はしてんだけどなあ。
あと二つなんとか勝って、カード勝ち越しを決めてほしいな。

今日は当地冷たい雨。
小雨のうちに倒木何本かと立ち枯れ何本かやっつけたけど、午後は仕事にならなかった。
屋内の仕事もこれといってなかったから、こんなときしかなかなか行けない買出しに。
まあ、これも仕事か。
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