Au revoir, Mia.

マーチMia。
もうすぐ車検が切れる。


2年で2万キロくらい走った。
14万キロとはいえ、エンジンやなんかは至って好調だし、燃費もいい。
でも、フロントのジャッキポイントになっているメンバーやサイドシル、その他いろんなとこが腐っていて、ジャッキアップの度にフレームが軋んでボンネットが浮いてしまう始末だし、直すのもおおごとだろう。
基本、道路に塩を大量散布されるようになる前の設計のクルマだから、サンバーもそうだけど、塩には弱いのかもしれない。
未練はなくもないのだが、車体の傷みの激しさから、色々考えて、乗り換えることにした。
さよならMia。CMのとおり、小粋ないいクルマだったぞ。塩を撒かれない時代に乗りたかったな。

雨OK?

サンバー。
雨の中でダウンして以来、どうしたもんかと考えながら放置していたのだが、結局当面使えるように、直すことにした。
やっぱなにかと不便だからな。


5年前にスターターがダメになったときは、急いでたのもあって、近くの中古部品屋からリビルト品を買ったけど、今回はオクで中古品を安く入手した。
品番は23300-KA512で、TV1サンバーのEN07F用として出品されていた。
でも、KSサンバーとリビルトパーツの型番が共通のようなので、たぶん使えるはずだ。


外したスターターが上。
元のにはエアベントホースみたいのがある。


中古品には、モーターのケツのグリスキャップみたいのと、そこのシャフト端に付いているワッシャとEクリップがなかった。
本来あるのかないのかわかんないけど、一応元のスターターから移植してグリスアップしといた。


さくっと取り付け。
元のとはまったくのポン付けボルトオンだ。


点火系統を調べたら、イグニッションコイルのレジスターのカプラのとこで、線が腐ってほぼ切れかけていた。雨中エンストの原因は、たぶんそこだろう。
写真撮り忘れたけど、そいつも修理して、無事始動の図。
とりあえず、こないだの台風接近の日の小雨程度では正常に走ったし、未明の雨の後の濡れた状態でも正常だった。
キュルキュル元気に回るセルは頼もしい。
ま、OKだべ。たぶん。

詰め。

SRX600。
キャブセッティングもいいとこに来つつある。
PJ#46→#48、プライマリMJ#118でノーマル、プライマリJNもノーマルでクリップ1段下げ、セカンダリMJ#96→#100でニードルはノーマルで、いい感じになったみたいだ。


けっこう走ったので、チェーンに給油。
エンジンオイルと歯ブラシで、クリーニングしつつ給油する。


リアブレーキの当たりがなかなか出ない。


パッドを見ても、やっぱり内周側の当たりが悪い。


もうパッド替えちまえ。
ウェビックで実売1000円しなかったパッドに交換してみる。


ブルーのバックプレート。
安物なので、以前のアルテシアのヤマシダパッドの悪夢が脳裏をよぎったが、意外にもというか、効きもコントロール性もいいし、タッチもいい。よかったよかった。

衰えたな。

XT400E。
リアタイヤが中央ばかり磨耗して平らになってきていた。
こうなると、バンク時の挙動がちょっとキモチ悪くなる。
溝はまだ残ってるけど、ビギナーのムスメが乗るから、交換しとくか。
このタイヤは9300kmほど使った。


安物のビードブレーカーを買ったので、早速使ってみる。
使った感じは、至って普通。


タイヤを外す。


取り付けるタイヤは、愛用のミシュランSIRAC。
サイズは120/90-17で、ノーマルだ。


SIRACは回転方向が決まっていて、ビバンダムが教えてくれている。


タイヤを組み付けた。


タイヤはタイ王国製。


ついでだから、ハブダンパーもリニューアル。


新品タイヤはいいねえ。


トレッドもキレイに丸い。


ついでにキャブも、セカンダリにつながるあたりで薄くて非力感がある感じだったので、プライマリバレルのジェットニードルのクリップを1段下げた。
タイヤの皮剥きがてらのテストランの結果は良好。全域で力強く走ってくれるようになった。
セッティングは、プライマリMJのみ#110→#112に変更し、JNはノーマルの5D9Jのままでクリップは上記のとおり、PJは#48でノーマル、セカンダリMJも#96でノーマル。


テストランして2-3日置いたら、タイヤの空気が少し抜けていた。
調べたら、チューブを組むときにレバーで噛んでいたようで、以前もチューブ噛んで直したとこを、同じように傷つけていた。
衰えたな俺。
予備チューブはないので、パッチonパッチで修理。