AERAとアジア版Timeの2週刊誌を定期購読している。一昨年退職後は経費節減して他誌は殆ど読まなくなった。家内は非定期に婦人誌を読んでいるようだが私は覗いたことがない。AERAは家族全員が読む雑誌としてあまり疑問をもたず長い間購読してきた。最近、AERAの扱うテーマが内向きで柔らかいものになり過ぎている傾向が鼻についてあまり読む気がしなくなった。教育を受けた女性向きの家庭生活に関連する記事の多い編集になっている気がする。例えば、最近だとスマトラ沖の津波についてAERAの記事は悲惨なばかりに底が浅い。地震のメカニズムから各国の被害と政情をからめた救援状況等を詳細に追ったTimeと比べると内容がお粗末で、記者のレベルまで疑ってしまう。編集方針が違うと言われればそれまでであるが、それでは何が編集方針なのだろうか。
最近の5週分の記事をざっとテーマごとに分類してみると社会、家庭、芸能関連記事が65%を占める。その内、結婚やセックスに関連するものが23%とかなり多い。「セックスレス夫婦」とか「いつから女でなくなるか」とかいった題名の記事である。プチ社会現象とでも言うべき表面的な事象を追っかけている感じがし、ニッチであるべきオタク系の臭いが強い。それに比べ、政治経済外交関連の記事は13%程度、医療や科学を扱った記事など全く期待できない。海外関連の記事は全体の15%程度で、しかも他紙の転載か海外の事象に関連して日本の事情はこうだという程度の記事であり、記者が稼いだ記事などお目にかかったことがない。多分、質量ともに記者が不足して足腰の弱い軽量経営をせざるを得ない家庭の事情があるのだろう。
最近、家内もAERAはつまらないと言い始めた。しかし他の週刊誌は私の知る限り狭い範囲の専門誌か、扇情的か、イデオロギー的偏りがあるかで、家庭で購読するには適切でない。かといって月刊誌は時間が経過しすぎていて新しい出来事をフォロウ出来ず、深く切り込んでいても偏りがあるので一誌だけ読むのは物足りないが、何誌も読む時間はない。インターネットで最新ニュースと同時に解釈についてもブログ等で追えるようになって来た。後は質の高い記事を読みたい。とりあえず今日のところは高級誌を目指してAERA頑張れと言っておきたい。
最近の5週分の記事をざっとテーマごとに分類してみると社会、家庭、芸能関連記事が65%を占める。その内、結婚やセックスに関連するものが23%とかなり多い。「セックスレス夫婦」とか「いつから女でなくなるか」とかいった題名の記事である。プチ社会現象とでも言うべき表面的な事象を追っかけている感じがし、ニッチであるべきオタク系の臭いが強い。それに比べ、政治経済外交関連の記事は13%程度、医療や科学を扱った記事など全く期待できない。海外関連の記事は全体の15%程度で、しかも他紙の転載か海外の事象に関連して日本の事情はこうだという程度の記事であり、記者が稼いだ記事などお目にかかったことがない。多分、質量ともに記者が不足して足腰の弱い軽量経営をせざるを得ない家庭の事情があるのだろう。
最近、家内もAERAはつまらないと言い始めた。しかし他の週刊誌は私の知る限り狭い範囲の専門誌か、扇情的か、イデオロギー的偏りがあるかで、家庭で購読するには適切でない。かといって月刊誌は時間が経過しすぎていて新しい出来事をフォロウ出来ず、深く切り込んでいても偏りがあるので一誌だけ読むのは物足りないが、何誌も読む時間はない。インターネットで最新ニュースと同時に解釈についてもブログ等で追えるようになって来た。後は質の高い記事を読みたい。とりあえず今日のところは高級誌を目指してAERA頑張れと言っておきたい。