田舎に来て1ヶ月になる。最初の数日で腰痛が再発した。立っていると何とも無いのに、椅子に座ると腰の左側に痛みを感じた。いわゆる坐骨神経痛の症状で、以前「椎間関節嚢腫」と診断された。その時は数ヶ月かけて徐々に痛みが痺れに変化しながら下肢に移動し、そのうち皮膚感覚が鈍くなって消えていった。
今回も同じパターンを辿った。痛みが痺れになって左足に拡散していった。違うのは変化が数倍の速度で起こったことだ。気温が少し下がった昨日の夕方、症状改善後2度目の10kmのジョギングをやった。以前と同じ速度でどんどん走るという具合にはいかず、7kmをゆっくり走り、残りは歩いた。約1ヶ月間思い切って運動しなかったので、体力が落ちたせいかこれで精一杯だった。
今朝起きて恐る恐る足腰の具合を確かめたが、筋肉の張り以外に痛みは無かった。左足のふくらはぎの外側辺りを触ると、薄いベールがかかっているように皮膚の感度が鈍くなった気がした。それだけだった。多分、今回の腰痛はこれで完全に終わりだ。医者は、根本治療は嚢腫を手術で処理することだといわれたが、今のところ自己流の嚢腫ダイエットは上手く行っている。■