末の息子が東京マラソンを走ると宣言、家族の間でラインを通じて驚きの声が飛び交っている。息子がラインをインストールしてくれたお蔭で私も家族間の会話に参加できている。私は昨年の丁度この頃足指の生爪はがしと痛風が完治し運動能力の回復に努め始めた時だったが、マラソンを走るなんて夢にも思わなかった。その頃は、趣味のバドミントンだけでも続けたいと思っていた。
この1年で体力回復は順調に進んで年齢相応に戻った。この頃は更に筋肉を増やして運動能力を高めたいと思うようになり、それなりの成果が出て来たと思っていた。ところが、昨日の練習でハイクリアを打たれ後退の途中足が浮いて身体が宙に浮きあおむけに倒れた。一瞬ダメージが少ないと考え、思い切り尻もちをついた。痛かった。転倒の原因は何であれ、この齢で1年間無事に過ごすのが本当に難しくなった。
ほんの数秒だが激痛で動けず、何とか立ち上がってそのゲームを続けた。強がりは言ったものの体育館から戻り椅子に座ると臀部が痛く同じ姿勢を保てない。ソファーにのけぞるようにだらしない姿勢で座ると痛みは和らぐ。直立姿勢で歩くのは問題ないのがラッキーだったが、腰を使う仕事やデスクワークは難しい。
そんな時に限って昨日午後に地元の銀行に行き住宅ローンを正式に申し込む予約があった。車の座席はデスクワークに近い姿勢で、体を少しねじらせ痛みを避けて運転した。銀行窓口の固い椅子はそんな考慮もなく、座っただけで鈍い痛みを感じ体をくねらせた。良くしたもので、担当の女生といつもの様に軽口を叩きながら1時間余りの手続きが終わるとすっかり痛みを忘れていた。恥知らずにも携帯番号を聞いてしまった。
手続きに必要な書類は母の死で準備したものと重なるものが多く、不足分は東京に残した家族が入手してくれ何とかなった。最初にコンタクトした外資系銀行は余り手間暇かけず素早く審査してくれたが、行内ルールに従い希望通りのローンは得られなかった。今回の地銀は希望通りのローンが得られたが、何度か新しい資料の提出を求められ要領が悪くイライラしたことが何度かあった。兎も角、ローンを借りお嬢さんと親しく口を利けた。
今週初め、昨年庭の手入れでお世話になった庭師(本業は理髪店経営)に、山刈をやってくれる方を紹介いただき現地を見て貰った。昨年まで山刈をやったMさんが一緒に案内してくれ、私が知らない境界線や目印を教えてくれ助かった。現地を見て見積をくれる約束だったが、私は一度やってみて実績払いでもいいよと言った。私の目が届かない仕事なので、無理に安い仕事をさせるより続けて貰う方がいい。
生前母が頼んでいた庭師や山刈も高齢化して殆ど代変わりした。銀行や農協だけではない。しかし、難題は別にある。実家にはお墓や山林田畑まである。これら不動産についても処分可能かあたって貰っている。処分したものか私自身複雑な気持ちだ。東京で生まれ育った子供達に総てを任せるのは親として無責任という気持ちになって来た。最終的に子供が判断するとしても、私が出来るだけのことはやっておこうと思う。■
この1年で体力回復は順調に進んで年齢相応に戻った。この頃は更に筋肉を増やして運動能力を高めたいと思うようになり、それなりの成果が出て来たと思っていた。ところが、昨日の練習でハイクリアを打たれ後退の途中足が浮いて身体が宙に浮きあおむけに倒れた。一瞬ダメージが少ないと考え、思い切り尻もちをついた。痛かった。転倒の原因は何であれ、この齢で1年間無事に過ごすのが本当に難しくなった。
ほんの数秒だが激痛で動けず、何とか立ち上がってそのゲームを続けた。強がりは言ったものの体育館から戻り椅子に座ると臀部が痛く同じ姿勢を保てない。ソファーにのけぞるようにだらしない姿勢で座ると痛みは和らぐ。直立姿勢で歩くのは問題ないのがラッキーだったが、腰を使う仕事やデスクワークは難しい。
そんな時に限って昨日午後に地元の銀行に行き住宅ローンを正式に申し込む予約があった。車の座席はデスクワークに近い姿勢で、体を少しねじらせ痛みを避けて運転した。銀行窓口の固い椅子はそんな考慮もなく、座っただけで鈍い痛みを感じ体をくねらせた。良くしたもので、担当の女生といつもの様に軽口を叩きながら1時間余りの手続きが終わるとすっかり痛みを忘れていた。恥知らずにも携帯番号を聞いてしまった。
手続きに必要な書類は母の死で準備したものと重なるものが多く、不足分は東京に残した家族が入手してくれ何とかなった。最初にコンタクトした外資系銀行は余り手間暇かけず素早く審査してくれたが、行内ルールに従い希望通りのローンは得られなかった。今回の地銀は希望通りのローンが得られたが、何度か新しい資料の提出を求められ要領が悪くイライラしたことが何度かあった。兎も角、ローンを借りお嬢さんと親しく口を利けた。
今週初め、昨年庭の手入れでお世話になった庭師(本業は理髪店経営)に、山刈をやってくれる方を紹介いただき現地を見て貰った。昨年まで山刈をやったMさんが一緒に案内してくれ、私が知らない境界線や目印を教えてくれ助かった。現地を見て見積をくれる約束だったが、私は一度やってみて実績払いでもいいよと言った。私の目が届かない仕事なので、無理に安い仕事をさせるより続けて貰う方がいい。
生前母が頼んでいた庭師や山刈も高齢化して殆ど代変わりした。銀行や農協だけではない。しかし、難題は別にある。実家にはお墓や山林田畑まである。これら不動産についても処分可能かあたって貰っている。処分したものか私自身複雑な気持ちだ。東京で生まれ育った子供達に総てを任せるのは親として無責任という気持ちになって来た。最終的に子供が判断するとしても、私が出来るだけのことはやっておこうと思う。■