かぶれの世界(新)

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境界線を越えた獣(訂正)

2018-11-04 20:58:12 | 社会・経済
庭の手入れをお願いした庭師さんと昼休みに雑談中、西日本豪雨で何が起こったのか私が知らなかった事を教えてくれた。彼も不適切なダム放流による人災だと強調した。私には肱川上流の渓谷でも逆流が起こり氾濫になったというのが不思議だった。地形を見るといまだに信じられない。

肱川氾濫の水害について長々と議論した後、最後に話題を変えてイノシシの被害について言及し、ここでは幸運にも鹿の被害は聞かないねと軽く言った。すると彼は「ここにも鹿は出て来る、特に愛媛県南部のミカン農家から多くの鹿害が報告されているよ。」と教えてくれた。

先月25日に記事「境界線を越えた獣」でここでは熊も鹿も聞かないと投稿したが、肱川上流の鹿野川など山間部に入ると鹿がいるとのこと、記事を訂正する。確かに宇和島市周辺は昔から「鹿祭り」は名物だった。子供の時に八幡浜市の親戚に連れていかれた時、お祭りの出し物で獅子舞の代わりに鹿の被り物をした人を見た記憶がある。

ところで実家は庭師を頼むほど立派な庭がある訳ではない。母が元気な頃は母一人で手入れをしていた。母が衰えた頃から庭師にお願いするようになり、何も知らない私の手に余るので引き続き庭師に手入れをお願いしただけのことだ。それでも庭師に頼むのは年に1回だけ、庭は年々劣化していく。

年に2回以上はケチな私には支払いが負担になる。かといって放置しておくと庭が酷い状態になりご近所に迷惑をかける。相続した田畑や山林についても同じ事が言える。田畑山林だけではない、最近は放置家屋も全国的な問題になっている。母の死後、私はその当事者の一人になってしまった。実家をキチンとしておかないとイノシシに狙われると覚悟している。■
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