来週帰京を控え田舎と東京の節約二重生活に苦闘している。なるべく不要な費用を削ってやって来たが、土壇場になって困ったことが起こった。
それは車の故障による予定外の出費が発生したからだ。義弟宅で食事をご馳走になった後、彼の案内で介護付き施設に入居した母君を見舞いに行った時のことだ。施設に着いた時、トンネル内で先を走っていた義弟の車から見て私の車の右側ヘッドライトが点いてなかったという。
翌日、近所のオートバックスに持ち込みランプの交換をして貰ったが状況は変わらなかった。対応してくれた技術者はランプを駆動するHIDコントロールユニットが不良の可能性大という。HIDランプは白色ビームを発する特殊なもので1万円以上かつ交換工事が4千円、合わせて16千円と聞いてがっかりしていたのに、コントロールユニットは純正品のみで55千円もかかるという。
それを聞いて私は一旦ストップをかけ費用を払い戻して貰った。技術者には純正品しかないならマツダに相談してその結果によってもう一度お願いすると伝えた。直ぐに隣町のマツダの代理店に相談するとコントローラー(通称バラスト)は47,900円、工賃は6,000-12,000円だという。
「エッ、そんなに高いの!」と言って、やっぱりかとがっかりした。だが、そこで諦めなかった。最初は色々と泣き言を並べて相手の反応を探った。暫くして彼は故障車の部品を活用すればもっと安価に修理出来るかも知れないと言った。保証等に制約が出るのだがそれでやってくれと頼んだ。
頭の中には最近見始めたNHKのドラマ「主婦カツ!」があった。夫の離職で働き始めた主婦歴20年の鈴木保奈美が、普通のサラリーマンなら諦める困難な状況を打開すべく奮闘する姿を描いたものだ。私のサラリーマン経験から見てもありそうな状況設定で、テレビの作り物と馬鹿に出来ない、私なんか直ぐにギブアップしそうだった。頭が良くて経験豊かなサラリーマンなら尚更そうだ、と。
彼から言い出してくれて助かった。部品があるか早速調べて貰い早速返事が来た。それによると部品は手に入る、バラストが10,500円、工賃7,260円、税込で19,181円だと返事が来た。来週には東京に戻るというと、今週金曜か土曜には修理できると聞き最終的にお願いしますと言った。来春まで車には乗らないがやっておくことにした。
予算外だったが、予定していた本棚も購入し週末に配送を頼んだ。書斎と納戸の本棚が溢れて整理しないといけない状態だった。もう本を選んで残す気力はない。日米で手に入れた本をそのまま残すことにした。大した本ではないが子供や孫に残して、彼等が読みたいと思えば手に取れるようにしておきたい。落ち着いたところで、今度は新聞代の請求が来た。ガンバレ、主夫カツ!■
それは車の故障による予定外の出費が発生したからだ。義弟宅で食事をご馳走になった後、彼の案内で介護付き施設に入居した母君を見舞いに行った時のことだ。施設に着いた時、トンネル内で先を走っていた義弟の車から見て私の車の右側ヘッドライトが点いてなかったという。
翌日、近所のオートバックスに持ち込みランプの交換をして貰ったが状況は変わらなかった。対応してくれた技術者はランプを駆動するHIDコントロールユニットが不良の可能性大という。HIDランプは白色ビームを発する特殊なもので1万円以上かつ交換工事が4千円、合わせて16千円と聞いてがっかりしていたのに、コントロールユニットは純正品のみで55千円もかかるという。
それを聞いて私は一旦ストップをかけ費用を払い戻して貰った。技術者には純正品しかないならマツダに相談してその結果によってもう一度お願いすると伝えた。直ぐに隣町のマツダの代理店に相談するとコントローラー(通称バラスト)は47,900円、工賃は6,000-12,000円だという。
「エッ、そんなに高いの!」と言って、やっぱりかとがっかりした。だが、そこで諦めなかった。最初は色々と泣き言を並べて相手の反応を探った。暫くして彼は故障車の部品を活用すればもっと安価に修理出来るかも知れないと言った。保証等に制約が出るのだがそれでやってくれと頼んだ。
頭の中には最近見始めたNHKのドラマ「主婦カツ!」があった。夫の離職で働き始めた主婦歴20年の鈴木保奈美が、普通のサラリーマンなら諦める困難な状況を打開すべく奮闘する姿を描いたものだ。私のサラリーマン経験から見てもありそうな状況設定で、テレビの作り物と馬鹿に出来ない、私なんか直ぐにギブアップしそうだった。頭が良くて経験豊かなサラリーマンなら尚更そうだ、と。
彼から言い出してくれて助かった。部品があるか早速調べて貰い早速返事が来た。それによると部品は手に入る、バラストが10,500円、工賃7,260円、税込で19,181円だと返事が来た。来週には東京に戻るというと、今週金曜か土曜には修理できると聞き最終的にお願いしますと言った。来春まで車には乗らないがやっておくことにした。
予算外だったが、予定していた本棚も購入し週末に配送を頼んだ。書斎と納戸の本棚が溢れて整理しないといけない状態だった。もう本を選んで残す気力はない。日米で手に入れた本をそのまま残すことにした。大した本ではないが子供や孫に残して、彼等が読みたいと思えば手に取れるようにしておきたい。落ち着いたところで、今度は新聞代の請求が来た。ガンバレ、主夫カツ!■