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コロナと天気予報に共通する脅かし

2023-01-31 18:22:06 | 社会・経済
我が家の夕食時の会話は最近ずっとコロナ感染と大雪の天気予報だった。コロナの感染症法の位置付けが5月8日にインフルエンザと同じ5類に下げるとの政府発表があり、テーマの一つが消えてなくなりそうだ。今迄はコロナ感染数や重症化率が減っても、最悪ケースを強調して視聴者を脅かす専門家の声を流すニュース番組ばかりだと我が家の食卓ではマスコミ批判が続いてた。

何故、海外を含む広範なデータをコロナ以外の関連情報を含めて客観的に報じないのか、悪いデータや予測ばかり流して脅かすようなことをするのかと、珍しく我が家のメンバーの意見が一致してた。この連中は国民を脅かす狙いでデータを選んで報じる。例えば、死者数が多いというのも極めて怪しい、やってることが中国の真反対だ。

中国は純粋にコロナに感染して死なない限りコロナの死亡者と分類せず、なるべくコロナ死亡を少なく見せた。一方で日本の場合、死ぬ直前の高齢者が最後にコロナにかかり死んでも、コロナにかかり死亡と分類してコロナ死亡者数を増やして見せる。それはトータルの死者数の動向を見れば明らかだ。結果として日本はコロナ禍でトータルの死亡者数が減り寿命が伸びる奇跡が起こった。

実は、天気予報の報道で似たことが起こっているように私は感じる。1月半ば頃からずっと10年ぶりの大雪になる、或いは気温が下がり水道栓が凍るので要注意という天気予報が続いた。私の住む府中市は雪は全く降らず夜中に二度小雨が降り、水道は無事だった。府中に住んで50年間で一度だけ昔の木造家屋で凍ったことがあるが、例えば八王子は毎年何度か凍ったと同僚に聞いた。

天気予報の場合は東北や北陸の日本海側や北海道では現に大雪が降り、何度かバックカントリーでスキー客が表層雪崩にあったというから誤った予報という訳ではない。ただ、我が家について言うなら予報は殆ど当たらなかった。日本各地の気温低下と東京を一緒くたにして報じた為に誤解が起こった。例えば今朝のある予報は「東京は3月並みの暖かさになるが、明日北陸で急激に気温が下がる」と注意を与えた。東京と北陸を一緒くたにしてわざと誤解する報じ方だ。

最近の天気予報はコンピューターの進歩により予報精度が改善した。テレビではどうしても広い地域をカバーするので、地域による天気の変化まで報じることは出来ない。例えば私の住む府中市と挟む都心と八王子では季節によって天候が異なる。それを理解しないで、マクロとミクロの天気予報を一緒くたにして報じる所に無理があるのではと私は素人推測する。

もう一つ我が家の天候の話題で「日本アルプスのお蔭」という言葉がある。最近の天気予報では風向きが報じられるようになった。今朝がたも雪崩による事故が報じられた長野県小谷村あたりの上空の風が丁度東京に向かっていた。大陸からの寒風は日本海の湿気を含み日本アルプスにぶつかり大雪を降らせた。

お蔭で東京は快晴だった。散歩道から見ると丹沢山塊から奥多摩の先は雲で覆われていた。つまり、東京地区だけアルプスのお蔭で雪を降らし湿気が除かれたが、アルプスの片側をすり抜け雪を降らせなかった風は神奈川の空を曇らせていたと。かなりいい加減な素人予測だがそれっぽい。

冬になると毎年ではないにしても大雪の災害がどこかで起こる。天気予報が間違うと被害を受けた地区の人々から非難されるのは必至だ。計算機の進歩によって今後更に精度が改善されることも予想される。マスコミが最悪ケースを報じて視聴者に準備させるのはやむを得ない。良い方に間違っても避難されることはない。私の様に洗濯物をどうするかなんてのは大したことはない。

だが、コロナ感染の場合には明らかにデータを意図的に操作して間違った理解をさせようとしている。一部の医療機関の利益を守る為に補助金を得ようとする疑いすら私は感じる。先ずはもう少し具体的なデータを同じ基準で各国と比較し、医療システムの比較評価のうえあるべき姿を追求すべきだと私は思う。以上、総ては素人評論家の意見です。■

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