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電気代の地域差は誰が支払う

2023-02-02 18:22:40 | 社会・経済
先月の電気代が25,537円になり驚いた。昨年の同じ時期(12‐1月)の電気料金は18,258円、2年前は1万円以下だった。夕食時に電気代が急増したので節電する様に伝えると、家内はもう十分節約してると激しい反発があった。今年は去年より寒いのにエアコンは午前中しか利用してないという。加えて資源価格が高騰して電気料金が上がったのまで責任持てないと。

だとしても電気代は昨年より7,000円以上高くなった上に、昨年後期高齢者になって年金から毎月介護保険41,000円引かれるようになった(2カ月に43,000円の間違い)。私の年金から電気代を支払っているのに、これでは電気代を節約しなければやっていけないよと私も後に引かなかった。家内はこれ以上節約は無理、どうしてもというなら電気料金を3人で分割払いしようと開き直った。

そこで息子が割って入って、電気代急騰は大半が資源価格の上昇に起因しているはず、先ずはお金ではなく幾ら電力を消費したか調べて話し合おうと提案した。尤もだと思ったが手持ちのデータがなかった。数日たった今日東京電力のホームページにログインしやっと電力消費が分かった。

分かったのは電気代は上記の通りだが、同月の消費電力は昨年634kWhが今年は595kWhに減っていた。家内が怒って私に食ってかかったのは理解できた。これ以上強引に節約しろとは言えないと思った。参考までに年間の電気代は2020年132,019円、2021年148,500円、2022年194,885円だった。息子の在宅勤務による電気代と、ウクライナ戦争による資源価格高騰の影響が大きかったようだ。

今年の東京電力の電気代上昇も半端ない。先月末(1/28)の日本経済新聞によると電力会社ごとの今年6月の標準家庭の規制料金を比較すると、関西電力が5,677円に対し東電は7割高の9,917円になる見込みだという。料金差の最大の理由は関電は原発5基が稼働するが、東電はゼロだという。私の実家の四国も原発1基が稼働しているので東電より安い8,300円になるという。

このままだと今年夏の電気代がどの位上がるのか、年金が物価に合わせてアップしたとしても介護年金の負担をカバーできるはずがなくちょっと怖い。地域によってこれだけ電気代に違いが出てくる、それが原発の稼働数によるというのははちょっと納得がいかない。かといって後期高齢者の介護費をこれ以上若い人達にカバーしろというのは違うと思う。どうすれば良いのか。■

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