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車なし高齢者生活の損得計算

2022-10-15 19:55:01 | 日記・エッセイ・コラム
車なしの田舎の独居老人生活「私の新しい高齢者生活」を始めて2カ月半たった。田舎で車なしの生活はやっていけないと思っていたが、何とか後期高齢者の一人暮らしをやれそうになった。車の代わりに自転車2台を購入して生活範囲を広げ、その範囲を越えた移動は主にバスで移動する。

実用車に重い荷物を載せても運転出来るようになった。スーパーで纏めて食料を買っても何とか安定して走れるようになった。雨の日は困るけど手頃なレインコートをワークマンで買ったので小雨なら問題ない。日持ちの良い冷凍品とか缶詰を多めに買っておけば数日雨が続いても大丈夫だ。

市内のスーパーにない商品はオンラインショッピングで購入するか、バスで松山市の百貨店に行けば欲しいものはほぼ手に入る。私が退職する前の母がまだ元気な頃は、既に自転車は乗れなかったが代わりにタクシーかJR汽車を利用していた。母を覚えているタクシー運転手が教えてくれた。

自動車事故で保険会社に廃車をお願いした後で解約した。2年おきの車検や毎年の保険と自動車税及びガソリン代を払う必要が無くなり、自転車の購入とバス等の交通機関の運賃等の新しいコストを総合すると、田舎生活のプラスマイナスはどうなるか損得計算をやってみた。

(単位円)  車生活  自転車生活  切替コスト
自動車税    39,600       0    還付金(19,800)
車検代    195,333(1/2)   0
自動車保険  32,680      0   保険金(134,240)
ガソリン代  25,804      0
通行費(高速)  1,840      0
バスタクシー  2,890   13,929
自転車       0       0    自転車費64,385
-------------------------
変動費計    200,480  13,929     一時費用+89,655

上記のように車生活では6カ月で約20万円かかる。更に15年前に買った中古車は約140万円程度だったので年間10万円弱の費用がかかる。一方、自転車生活では殆ど費用がかからなかった。僅か1.4万円で、自転車の購入は自動車保険と自動車税の還付金半分以下で賄えた。

但し、自転車の行動範囲は今の私の体力だと30キロ以内なので、それ以上の遠出となるとレンタカーかバス等の公共交通機関を利用することになる。かつては母の介護のために車が必須だった。更に最近まで田舎に来た家族を連れてどこにでも行けた。今後は車で行ける自由度は無くなった。

しかし、一方でサイクリングの新しい楽しみも出来た。今迄の山裾歩きを自転車でチャレンジし、体力が続く限り距離を延ばしてコースの先に何があるか可能な限り行ってみる。歩いて行けなかった山間部の田処や上須戒まで足を延ばした。今日は菅田から内子まで自転車で楽しく走った。■

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