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田舎暮らし雑感2022(12)

2022-10-18 21:06:30 | 日記・エッセイ・コラム
2022年の田舎暮らしも残り1カ月足らずとなった。いつもは8月頃に一旦1ヶ月間帰京するのだが、今年は母の七回忌で東京の家族が揃って来たのでずっと田舎にいることにした。なので半年以上田舎にいると一人暮らしにうんざりすることもある。勿論、田舎暮らしが楽しい時もある。

夕方になると表通りの南側を流れる川沿いの道を散歩する。1日中誰とも話さない日でも犬連れの散歩仲間の誰かに必ず出会い会話した。梅雨から夏場にかけて出石寺の更に北側の山の端に夕日が沈んでいたが、今では出石寺の更に南側の高山の頂上に沈むようになった。

その散歩道を更に西側の下流に進むと、西日本豪雨で越流が起こった堤防の強化工事がまだ続いている。工事に関わる人に以前聞いた時は今年中に終わるだろうと聞いたが、進捗状況を見る限り今年中に終わりそうもない。JRの橋は工事中の堤防より低く、もう役に立っていると思うが。

最近になって川辺の鳥の風景が随分変わった。何故かカラスやトンビを見かけなくなった。川面にはカルガモの大群が目立つ。相変わらずシラサギが一羽か、多い時は三羽が優雅に飛んでいる。灰色のアオサギも結構見かける。今日、川面にカルガモとシラサギがいる凄く珍しい風景を見た。

夏場は7時過ぎても散歩から実家に戻る頃になっても外が明るかったが、今では夕方6時過ぎになると薄暗くなり実家の玄関に入ると真っ暗になる。広い玄関に自転車を2台入れると、うっかりして自転車に足を何度かぶつけた。今は、実用車だけは外に置き、玄関の隅にスタンドを点けた。

色々あっても田舎暮らしを半年以上も続けられたのは、自動車事故の後買った自転車のお蔭だ。大洲盆地を囲む山々の裾をほぼ全て歩いたが、自転車はその幅を広げてくれた。山裾歩きコースの距離を延ばし、更に盆地を囲む山々の向こう側(裏側)の道を走り人々の暮らしを見ることが出来た。

変な話だが、事故を起こさなければ一度は東京に戻っていたかもしれない。田舎にいる間ずっと診て貰った歯科医の看護婦さんと雑談してると、彼女は埼玉出身だと分かり急に話が弾んだ。近年埼玉も含め東京郊外は次々と高層ビルが建ち凄く変わったというと、彼女は認識してなかった。暫らく埼玉に顔を出してないようだ。

話をしてるうちに家族の顔が浮かんできて急に東京に戻りたくなった。診察が終わり実家に戻ると末の息子から骨伝導イヤホンのお勧めのLINEが来てた。既に3種類もあるが何故か欲しい気持ちが湧いてきて、直ぐにAMAZONにオーダーした。明日届く予定だ。■

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