かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

世界の政治は高齢化が進む

2023-09-13 21:15:19 | 国際・政治
自民党は今日午前中に臨時総務会を開き役員人事を了承し、その後岸田首相は首相官邸に新閣僚を呼び、皇居で認証式を経て改造内閣が発足すると報じられた。女性閣僚が5人誕生するという。新閣僚は後期高齢者の私より全員若く、逆に65歳未満は7人しかいない。

その中でウクライナに訪問中の林外務大臣が上川氏に変わったのは驚いた。日本政府を代表して外国のトップに会い交渉中に、外務大臣を交代させるなんてあり得ない、それで外国と交渉し約束事をするなんて失礼だと思った。多分、事前にウクライナ側に説明し内々で了解を得てたのだと思った。新大臣の上川氏が適任かどうかわからないが、70歳だというから若くはない。

だが、世界のリーダーは日本よりも年寄りが多い。米国では若いリーダーが多かったが最近高齢化しているのは不安を感じる。次期大統領候補は私より高齢だ。バイデン大統領は80歳を越え、言い間違えや転倒が度々報じられ国民を不安に陥れている。来年の大統領選の最有力候補トランプ氏も77歳で、どちらが勝っても私より高齢の80代の大統領が誕生することになる。

先月の記者会見で共和党のトップのミッチ・マコーネルが、30秒間目を開いたまま凍結して驚かせたと米国で繰り返し報じられた。こんな人が共和党を代表する院内総務にでいいのか米国民を不安にさせた。彼も今年初めに転倒して脳震とうを起こし入院したという。こういう高齢者が世界最強国のリーダーで、代わりに有力な若手の候補がいないのが実情なのだ。

一方、米国に対抗する世界強国トップのプーチンロシア大統領と習近平中国最高指導者は共に70歳、モディ印首相は72歳なので米国大統領より一世代若い。こんな時に世界の民主主義国のリーダーである米国の大統領のみが高齢でキチンと機能しなくなる恐れがある。日本のトップが米国のヨレヨレの老大統領と連携して立ち向かえることが出来るだろうか。

第2次岸田改造内閣の顔ぶれを見て、世界の民主主義国連合の一員としてこの内閣はどう連携して行くのか不安になった。出来れば世界が期待した安倍内閣時代のような働きを期待したい、少なくとも外交に関しては。そして若手政治家の成長を望む。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 異なる事情で消えゆく農業 | トップ | 内閣改造を評価するマスコミ... »

コメントを投稿

国際・政治」カテゴリの最新記事