かぶれの世界(新)

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気持ち悪い米大統領選予測

2024-11-05 19:09:56 | 国際・政治
いよいよ米大統領選が実施され明日にはその結果が判明する。連日の様にハリスとトランプの暴言(私にはそう聞こえる)が報じられ、どちらが優勢かコロコロ変わる支持率にはアメリカかぶれの私はうんざりしていた。支持率はマスコミとSNSに左右されているが、私から見ると日本と違いマスコミ報道は選挙結果に決定的な影響を与えているようには思えない。

先週の日本の総選挙では投票日が近付くにつれて政府与党が大敗するという予測が日々報じられ、結果はまさにその通りになった。選挙の焦点はマスコミが集中的に政治資金スキャンダルを報じ、まるで報道が誘導したかのごとく自民党に罰を与える結果になった。だが、総選挙は次のリーダーを決めるような結果にはならなかった。それは別の話だ。

直近の米国での動きは私にはちょっと気持ちが悪い。為替市場は共和党圧勝の可能性が後退したと見てドルが下落し株式市場は小反落した。トランプ支持のイーロン・マスクの激戦州でえげつない金バラマキに対し、州の司法は判断を先延ばしする一方で選挙民のトランプ支持が下がった。選挙結果を受け入れず暴力でひっくり返す発言を繰り返す共和党支持者が3割もいる等々。

こんなニュースが毎日流れてくると私は気持ち悪くなる。若い時からアメリカは世界の民主主義をリードするだ国と信じる「アメリカかぶれ」だった私は、このブログ「かぶれの世界」を立ち上げ自説を投稿してきた。今迄もこれが民主主義国か、これで恥ずかしくないのか、などと思うことが何度もあったが、その度に「米国の復元力」が働き立ち直ったと思う。

だが、勿論それは米国だけの問題ではない。最近の欧州の民主主義も異常だ。経済が機能しなくなって、リーダーの独仏は経済をロシアや中国に頼るようになった。今世紀になった頃から世界の民主主義は変わった、もはやあるべき姿ではなくなった。後期高齢者の私が生きている間に持ち応えられるだろうか。私の孫たちの世代になった時に果たして存在しているだろうか。■

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