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名古屋・日間賀島の気まま旅(4)

2023-12-07 16:50:28 | 旅行記
朝焼けの三河湾は小型の漁船で溢れていた。朝日が昇り始めた頃に西港側に見えた小型漁船は、家内と散歩道で合流してホテルに戻った頃には三河湾全体に展開していた。送迎車で港に向かうう途中で聞くと、ホテルのマスターは小型漁船の殆どは釣り人達が借りた釣り船だという。日間賀島の常連さんは「美しい夕焼けを見て頂く魚料理」より、「三河湾で釣る魚」なのだと思った。

朝食後の高速艇の乗客は前日の半分にも足りなかったが、西港で待っている10分余りの間に別ルートの高速艇3隻が港に出入りした。周囲5キロの小さな島に1800人も住む人口密度最大の離島だそうで、パンフレットの地図には小学校があったので若い人達も沢山住んでいるのだろうと思った。だが、私が歩いた遊歩道からは一人の子供の姿も見かけなかった。

往路と同じ経路をたどって名古屋に戻ったが、変わらなかったのは名古屋駅周辺の異常ともいえる人の多さだった。駅の広い通路を道幅一杯の人達が行き来していた。大きいはずの名古屋駅なのにこの混雑状況はあり得ない程の、最近よく聞く「オーバーツーリズム」状態だった。

しかも、その原因を作っていた半分近くが特有のファッションの若い女性「名古屋ギャル」(私が名付親!)だった。その典型的なスタイルが寒さに負けないショートスカートに厚底の靴を履き、長い足でキャリーケースをゴロゴロ引っ張って歩く女性達だった。様子から見て名古屋近辺に住む若い女性達のような印象を受けた。だが、私には妙に画一的なファッションのように感じた。

私は最近滅多に都心に行かないが、東京近辺でこんな風景は見た記憶がない。やはり名古屋特有のギャルだと思った。新横浜で下車して東横線に乗り換えて「名古屋ギャル」スタイルの女性がいないか捜してみた。ミニスカート姿は皆無で厚底靴を数人見かけただけだった。夜7時過ぎという時間のせいかも知れないが、日曜日なので仕事帰りということも無いはずだ。場所が違ったか?

8時過ぎに自宅に戻るとたった二日留守にしただけで家の中は冷たくなっていた。風呂に浸かって体を温め、家内と好みの廉価な赤ワイン1本を明けていつもより早くベッドにもぐりこんだ。頻尿の私が翌朝までにたった一度しかトイレに立たなかった。ドッと疲れが出た感じだ■。

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