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山口県旅行記(2)下関から山口

2024-07-27 17:50:05 | 旅行記
2日目は同じバスで下関に向かい午前中に金子みすゞ記念館から、美しく長い角島大橋と123基ある真っ赤な鳥居が売りの元乃隅神社を見学した。観光客は戻りつつあるがインバウンドは余り見かけなかった。注目したのは26歳で夭折した童謡詩人だったが、私には彼女を語る文才は全くない。鳥居と大橋はとってつけた感じの名所で、橋と鳥居の先に何もなく引き返すだけだった。

それどころか、鳥居の先の岸壁の急坂を下る時に、スニーカーの裏底が岩の砂で滑り尻もちをついた。この岩道は誰も歩いておらず無理をする必要はなかった。しりもちをついた時は、右手で体重を支えて尻への衝撃を減らせた積りで、その時は大して痛みが酷くなるとは思わなかった。尻もちの直後は右肩に痛みが走ったが、2日後に腰の痛みが悪化し今日まで続き外出が出来なくなった。

昼食はお土産屋の2階のレストランで「アワビ付き会席」を頂いた。アワビを食べたのは多分初めてで私には無味だった。他にゴボウ麺だとかクジラやあんこうを頂いたが、私のバカ舌ではそれが美味しいのか不味いのかよく分からなかった。本音はもっと普通なものが食べたかった。

食後は高杉晋作が挙兵した功山寺を見学した後に、300m近くある火の山公園に上った。展望台で関門海峡から門司に続き振り返ると宇部市を一望した。景色に加えて標高300mの急坂を一気に登っていくのが気持ち良かった。その後、山中の高速道路を走り一気に山口に向かった。

山口は県庁ながら維新後に生まれた特徴のない町だと思っていたが、私は何も知らなかった。南北朝時代に大内氏が築いた西ノ京といわれる歴史ある町だという。戦国時代と異なり直線の道路が走っていた。湯田温泉のホテルにチェックイン後、市内の足湯を試そうと外に出た。

山口県が色々な所に温泉や秋吉台など火山の足跡があると私は知らなかった。家内と私は通りがかりの女子高生の助けを借りて観光案内所前の有料の足湯を試してみた。二人とも高校三年生で県立大学と福岡の某大学に進学の予定だという親切で可愛い女の子だった。時刻のせいかお客は我々の後にアベックが一組入湯しただけ、何かちぐはぐな市の観光施策と感じた。

ホテルに戻り食事前に湯田温泉を経験、名湯が売りのホテルというより普通の風呂という感じだった。もう一つの売りがフグ&瓦そば会席だったが、初日ほどではないが私には余り美味しさを感じなかった。だが、家内と息子は初日より不味くはなかったと言う。萩も山口も中居さんは全て東南アジアからの若い女性で、食事についてあれこれ言う気のは気が引けた。■

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