かぶれの世界(新)

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青年よ政治を目指せ

2013-07-16 22:21:52 | 国際・政治

ネット選挙運動が解禁された参院選はいよいよ終盤に入ったが、報道によれば先に実施された都議会選と同様に盛り上がりに欠けているという。高い支持率を誇る安倍政権の下で与党の圧勝が予想され、与野党が決定的に対立し世論が分断されるような争点がないことが原因のようだ。マスコミは低投票率を予想し、組織票を基盤とする自公と共産党が有利と報じている。

低投票率を予測するニュースの中で気になるのが、組織票の対極にある浮動票の動向である。ネット選挙によって投票行動がどう変わるか、特に若者の投票がどう変化し影響を与えるか、大変気になる。今日の日本経済新聞が報じたネット調査、投票に「必ず行く」の回答が少なかった。調査対象はネット回答者だけで、全体52%なのに、20歳代37%、30歳代43%と低かった。

それで無くとも参院選は1票の格差が5倍もあり、人口が少なく老人比率の高い地方に極めて有利なシステムになっている。私の直感的な印象では人口比で見ると60歳以上:4059歳:2039歳の比率403525が、1票の格差と投票率を加味して換算すると503515程度になる。これでは老人に都合の良い政治でなければ落選の可能性が極めて高くなる。

実際、近年に無い高支持率の安倍内閣で持ってしても、老人医療負担見直し、年金支給年齢引き上げなどは全て先送りした。自民党は老人世代を抑えておけば若者世代の反発など怖くない、選挙に勝てると踏んだからだ。こんな事態なのに、投票しませんと堂々とテレビインタビューに答える若者は世間知らず過ぎる。政治的にもっと無視されることになる。

テレビはそういう連中を無批判に報じ、時に政治に対する抗議の意味をもたせて報じるのには違和感がある。もしかしたら若者のテレビ離れに対する復讐かもしれないが。もっと真面目に考えると、無投票・棄権は責任を果たさず同世代の仲間を裏切る行為だと私は思う。

現実的に2039歳代の投票率が上がりトータルの票数が大きくなるだけで、政治はそのマスを無視できなくなり政策上の考慮をせざるを得なくなる、そういう力が働くと私は考える。世代間の投票率が逆転すれば、先ずは若者の社会保障政策等を優先し、その後原資があれば老人の為の政策を考える政治になると予測する。青年よ、政治を目指せ。■

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ぽっこりお腹

2013-07-14 18:25:29 | 健康・病気

今朝7時に各戸から一人集合して市の美化運動、通称ドブさらいに参加した。実際にはドブさらいの他に、路上のぽいすてゴミ集め、雑草刈り、歩道の清掃がある。私は最後のチームで汗だくになって平鍬をふるい側溝上の傾斜に溜まった半分土になった落ち葉と雑草を起こした。朝とはいえ真夏日に作業して体調を崩すと心配したが何とか頑張れた。

1時間余りで担当の領域が終わった頃には汗で濡れたシャツがお腹にくっついてぽっこり膨らんでいた。目ざとくそれを見つけた懇意にしている元薬剤師が、「そのぽっこりお腹、どうしたの?」と皆に聞えるように言った。小憎たらしい口振りだ。「食事を変えたの?」と駄目押しで聞かれて、「うるさいよ、わかってる」と睨んで答えた。皆ニヤニヤしていた。

先月医者に診て貰い食事指導を受けてから徹底して減塩に努めてきたが、体重が増えるような高カロリーの食事をした積りは無いし、適度なウォーキングもしてきた積りだ。実際体重は1kg程度減った。だが、お腹ぽっこりは事実で、このところ気になっていた。変だ。減塩のせいだろうか・・・

減塩の影響ではないかと思われる症状は唯一つ、何をやっても疲れ易くなったように感じることだ。農作業などで一汗かくともうぐったり、シャワーを浴びてベッドにひっくり返るかテレビを見るかで半日を過ごす。食欲は十分あるのだが、情けないことだ。減塩か年齢のせいか原因は良く分からない。はっきりしているのは「ぽっこりお腹」だ。■

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田舎暮らし雑感13夏(3)

2013-07-10 23:11:35 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨が明ける前日から一気に真夏になったように暑い日が続いている。ニュースを見ると東京のほうが最高・最低温度ともに高いのは不思議な気がする。しかし、こちらも暑い。梅雨明け最初の3日間で庭や畑の雑草を刈り取った。その後体感的には毎日暑くなっているので直ぐにやって良かったと思う。昨日今日は暑さで何もやる気がしない。

一昨日から就寝時にエアコンをつけ、よく眠れるようになった。12時から3時間タイマーで冷房し、朝4時頃に一旦目が覚めると窓を開けて6-7時頃まで二度寝する。朝方6時前後に20-22度に低下して1日の最低気温になる。実家の両側に裏山からの小川が流れる為天気予報より気温が下がり、裏山から谷に沿って吹き降ろす風が涼しく気持ちが良い。この温度差が東京との差で、しのぎ易く感じる。

今、特に山風が気持ち良いのは梅雨明け直前まで大雨が降り、保水力一杯に含んだ裏山の水がまだ残っているからだと思う。その証拠に実家の両側を流れる小川の水量はまだ十分ある。これから暑い日が続くと小川の水が枯れ、山風は今ほど涼しくなくなるはずだ。それでも例年だと盆明け頃まで夕方吹き降ろす山風は涼しさをもたらしてくれる。

裏山が吸収した水分は両側を流れる小川以外に伏流が実家の真下を流れている。実家は湿度の高い土地にあるので、1m位床が持ち上げられて床下を風が通るように作られている。だが、玄関だけは30年前頃に土間からタイル張りになり、地下の水分が上がりタイルの継ぎ目の色に表れるようになった。これが裏山の保水状況の遅行指数で、梅雨明け5日で継目が乾いた色になった。

真夏の暑さで昼間外で農作業をする人を見かけない。私も夕方陽が傾いた頃に買い物を兼ねて散歩をする。それでも汗をかく。2週間余り前に医者の指示で減塩を続けているせいで、汗の塩分が無くなった。汗を舐めてもちっともしょっぱくない。大量に汗をかくと塩分を失い熱中症になる恐れがあるといわれるが、最初から塩分がないとどうなるのだろうか。

3日前、いつものように夕方散歩に出掛けると、隣家の離婚した女性と子供達が前を歩いていた。親権は夫君にあるようで、離婚後一度も彼女を見たことが無かった。彼女が私に気が付いて手を振り私も大きく手を振って応えた。子供達が普段見られない楽しそうな表情をしていた。その後彼女を見かけないが全くの没交渉ではなさそうで、人事ながらホッとした。■

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原発再稼動を巡る不愉快報道

2013-07-09 11:57:40 | ニュース

一昨日から梅雨が上がり本格的な夏の暑さが始まった。四国地方は朝から快晴で梅雨明け宣言された。同時に急激に気温が上がった。不快な高温高湿度の梅雨のうっとうしい天候が終ると、高齢者の生命を脅かす不愉快な真夏の天候が始まった。

こういう書き出しで始めたのは、独居老人の友テレビが立て続けに不愉快なニュース報道を流したからだ。その一つが電力4社が申請した5原発10基の再稼動に関連するニュースだ。報じられたように東京電力は地元新潟県知事等の強硬な反対で柏崎刈羽原発の再稼動申請を見送った。

多くの地元自治体や県の首長のインタビューを見ると、原発関連の知識に乏しく技術的安全性の見地から再稼動の判断をしかねている様子だった。住民の安全と地域の経済のトレードオフを中途半端な知識で判断できず様子見の用心深い返事だった。彼等が異口同音で国の責任と関与を求めたのも、無能で無責任というより止むを得ないと感じた。非難は出来ない。

その中で新潟県知事の東電を非難する発言に私は違和感が合った。彼の発言の趣旨は、例によって誤解を恐れず要約すると、事前に仁義を切らなかったから許せないと聞えた。新基準が求めるフィルター付ベントの設置を県の了解を取らないといって責める、安全対策やらないからではなく、逆に人質にとってイチャモンをつけるように私の目には映った。ヤクザまがいの論理と。

テレビ等のニュース報道は私のような違和感を報じなかった。私だけかと思ったが、今日の日本経済新聞の鈴木幸一氏のブログを見て私と同じように感じている人もいたと思った。再稼動の是非とは別に泉田知事の表情や態度が余りに礼を欠いた、最低限の礼を失した振る舞いでいやな気分にさせられたと。

彼の発言が何度も全国に流れて多くの人を気分悪くさせ、彼自身も損したのではないかと思う。礼を失わず東電社長に厳しい注文をつけることすら出来ないのか、それでよく県知事が勤められるなという印象だ。誰だ、選んだのはと。こういう時マスコミは直接の批判が憚られるのなら、せめて同じ立場にいる他県の知事と発言を比較して報じる程度の見識を示せといいたい。

だが、元々マスコミにそれほどの見識を求めるのも間違いかもしれない。それはフィギュアスケートの元日本代表だった安藤選手の出産を報じる報道で、赤ちゃんの父親は誰か繰り返し報じるニュースバラエティ番組だ(私が見たのはNTVとTBS)。これは酷かった。

人の下半身を興味本意に追いかける下司な報道だ。換言するとテレビ局自身が下半身丸出しだ。品性とか見識なんて言葉は何処にも無い。同じ連中とテレビ局が政治や社会問題を語る資格があるのと私は思った。ない。同じ顔ぶれで国政や外交を論じて誰が信用するのか、自分自身の信頼性を傷つけているのに気が付かないのだろうか。

こういう時「知る権利」を持ち出し、視聴者が知りたいことを伝えるとしばしば言い訳される。だが、視聴者を貶める為に言訳に使われる「知る権利」は、伝える側と伝えられる側両方の品性を劣化させ、我国を三流国に貶める強力な宣伝行為だ。もっと真面目に報道の責任を果たせ。立派なこと言えるのかと聞かれると、私は助平だが下半身を公衆に晒すことはないと冷汗で答えよう。■

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通風去って、腰痛が隅に居残る

2013-07-07 10:53:48 | 健康・病気

3日前から通風の痛みがピークを打ち普通に歩けるようになった。経験ではこうなると通風はあっという間にいなくなる。一方、腰痛は相変わらずだが座らない限り痛みは感じない。通風回復を先取りして3日前に早速散歩再開を兼ねて、近くのホームセンターに行き混合燃料を購入した。

一昨日は草刈機を使い庭と家庭菜園の草を刈り取った。2週間の雨と30度以上の気温で一気に雑草が伸びていた。混合燃料はリッター340円でガソリンより倍高い。若い頃、私はホンダとスズキの4ストロークマシンに乗ったが、混合ガソリンで煙を吐いて走るヤマハのバイクの乾いた音を思い出した。小一時間の作業で汗びっしょりになった。

これが小手調べで、朝起きて腰痛や通風の痛みが悪化してないのを確認して、昨日は表に出てもっと広い畑に草刈機を走らせることにした。その前に午前中に昨年実施した国土調査結果の図面確認の為農協の連絡所に行った。

途中、前地区長に会い近況を報告した時、畑の手入れをするようやんわり要求された。誰かに頼むよう勧められたが、候補者はあっても農業委員会に登録することを持ち出すと毎回断わられるのだと説明、雨や腰痛などあって遅れたが必ず畑の手入れはすると言い訳させられた。

図面確認の市の係りにも、立派な実家や田畑山林の扱いをどうするのと同情交じりに聞かれた。皆、私の事情を知っている。大きなお世話とは思ってない、本当に心配してくれていると感じた。私にもどうすべきか答えが無い。

話は脱線した。3時過ぎになり雷交じりの通り雨が降ったが、構わず草刈をすることにした。混合燃料を満タンにし、草刈機と燃料缶(2L)に鎌を持って畑に出た。先ず背丈近くまで伸びた雑草を引き抜いた。あちこちに季節外れのコスモスが伸びて花をつけていた。そのコスモスを避けながら草刈機を走らせた。

6時過ぎに最初の畑を終らせたが、何度もやるのがイヤなので山沿いの緩斜面にある小さめの畑も一気にやることにした。こちらの方は山沿いなので小さな笹が蔓延って手こずった。畑の劣化が進み、荒地に地被きつつある。母や先祖が苦労して耕してきた畑を荒らしてしまうのは心苦しい。だが、どうにもならない。

7時頃に家に戻るとドット疲れが出たが、当座の仕事は片付けたというホッとした気持ちになれた。思い身体を引きずってシャワーで汗を流した。体重が1.5キログラム減っていた。寝る前にいつもよりワインの量を増やしたが、気温が高かったせいか熟睡できなかった。

今朝起きると通風は完全に去っていた。昨日無理をしたので若干腰に張りを感じたが、それは昨日の農作業の疲れから来たもの、神経痛的な痛みは寧ろ少し良くなったと感じた。椅子に座った時感じる腰の痛みが半減し、長時間座り続けられそうだ。これだ、これが草刈強行の狙いだったのだと一人合点した。賭けは上手く行った。この位の腰痛なら許すという感じだ。

通風の痛みが去っても「減塩」は続けている。私の「熱中癖」は発揮されている。しかし、これからが問題だ。痛みが去ると動機が失われ、いつか油断が動機を上回るようになる。最初は面白がって新しい経験に熱中するがそのうちに飽きてくる。誰かに後押しして貰わないと。東京に戻る前に病院に行って検査をして貰い、減塩でどう生化指標が変化したかチェックする積りだ。■

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