かぶれの世界(新)

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頻尿が改善!?

2017-07-17 14:01:46 | 健康・病気
昨年2月から自宅の建て替えのためUR住宅に仮住いした頃、ひどい時は一晩に4回トイレに立つようになった。頻尿はその時が最悪で、春に田舎暮らしを始めて3か月を経てこのところ1-2回に改善した。何が効果があったか分からないが、思い当たる生活習慣の改善を列記してみる。

キーワードは水分補給だと私は思う。バドミントン練習やジョギング(約10km)をやった日の夜はトイレに立たないかあっても一回に減った。思いつくのは、このところの暑さで熱中症を用心して運動中は頻繁に水分補給するからではないだろうか。運動しない時もコップ1/3杯の水をちょくちょく飲むことにしている。就寝前もそうする。膀胱内の水分が薄くなって刺激しなくなったと推測する。

次に好みのコーヒーは毎日朝・昼・夕の3回インスタントを飲むが、小さじ2/3程度に抑えるようにした。その間に紅茶を飲んだ時はコーヒーは飲まない。更に最近は時々お茶(ほうじ茶+玄米茶)や昆布茶を飲むようにしている。私は専門家ではないが結果的に利尿成分の摂取を減らし、特に夕方から翌日の朝食の間は水以外飲まないのが効果がある様に感じる。

三つ目は精神的なものだ。頻尿で一晩に4回トイレに立った頃医者に診て貰うが嫌で、生理現象はしょうがないと一々気にしないことにした。頻繁にトイレに立ってもその間に熟睡すればいいんだろうと開き直り、気楽に寝ることにした。そうすると2、3度トイレに立っても、その後は熟睡しスッキリと朝の目覚めを迎えられるようになった。

3年前に前立腺癌の疑いで生体検査入院した時、お尻から指を突っ込まれて前立腺の硬化が進んでいると診断された。幸いにもガンではなかったが硬化した前立腺が改善することはないと聞いた。それが頻尿の原因なら諦めるしかないと早々に開き直った。でもこれは勝手な素人診断、本当は良くなったかどうかわからない。■
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田舎暮らし雑感2017(4)

2017-07-16 11:05:14 | 日記
母の一周忌に来てくれた娘夫婦の子供をベビーカーに乗せていつもの散歩コースを歩いた効果は思わぬ広がりを見せた。夕方涼しくなった頃を見計らって散歩し殆ど人影を見かけなかったのに、1週間経ってご近所の人達に挨拶すると孫の話を持ちかけて来る。見られているんだなー、と思い知った。

影響が遅れて出て来るのだ。家族が東京に戻る日曜日の早朝に市の美化運動に参加した。母がまだ元気な頃からご近所にはお世話になっており、こういう行事には必ず参加して言外に感謝を意思表示する義務感みたいなものが私にあった。母の死後もここに実家がある限りは止められないと、私にしては真面目に汗をかいた。

若い世代(と言っても40-50代)とは時折顔は見かけるけど、挨拶くらいしかしなかった人達と一緒に2時間たっぷり清掃作業をやると自然と話が弾み人柄が分かった。昨日その一人と車ですれ違った。彼は車を停めて「私が所有の緩斜面の土地から通学路に伸びた雑草を頼んでもないのに刈り取った、それで良ければ残っている部分もやってあげるよ。」と言ってくれた。

私がやらなければならないのに出来ないで困っていた、本来ならお金を払って頼むことだ。狙ってやったことではないが美化運動に参加しなければこうはならなかった。私がいない時に母が何度もお世話になったことを聞いてお礼を言える。田舎暮らしを煩わしく思うこともあるが、昔風のコミュニティ内の助け合いに感謝することも多い。

市内に一人住む母親を心配して時折大阪から戻ってくる義弟の話を聞くと、彼も良く似た環境にある。彼女は私の母と同い歳で、義弟は体調悪化に備え介護を兼ねた施設を調べているという。3日前に普段から母親を気にかけてくれ庭の手入れとか何かと世話をしてくれる年長の男性にお礼するためという食事会に誘われた。

知らない人だけど事情を聴いて参加させて貰うことにし、下灘の料亭で美味しい魚料理を頂いた。彼も定年退職後故郷の実家に戻り農業をやっているのだそうだ。「何だ、俺と同じじゃないか」、違うのは私は農業は無理。しかも、他人の母親を助ける無償の行為には頭が下がった。義弟の隣の歯科医も加わり楽しく過ごせた。

昨日、その義弟と馴染みのカフェに行った。息子の婚活の一環でその1週間前に家族を連れて行き、どういう家族なのかマスターに紹介した。同行した妹と私ばかりが喋り私の家族は殆ど話さなかったが、昨日彼は予想していたより好印象だったと言ってくれた。お世辞でも嬉しかった。まだ、具体的な紹介はなかった。今どきこういう形の婚活は流行らないかもしれない。と言っても、私は私に出来ることをやるしかない。■
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死ぬリスクより生きるリスク

2017-07-12 17:12:00 | 社会・経済
会社勤め時代から何十年も契約して来た掛け捨て型の生命保険から脱退し、新しく医療保険に切り替えた。元々は職場で団体傷害保険に加入し、後に生命保険も含めて一本化したものだった。掛捨て型の団体保険は一般の生命保険より圧倒的に安価だったが、退職後15年も経過した近年は料金が上がり毎年見直してた。

見直しの理由は色々とあるが端的に言うと、新しい状況に併せて最適なコスパ(費用対効果のこと、流行りの言い回しを使ってみた)の保険にしたくて見直した。新しい状況とはこんなものだ。

1)毎年更新型の非常に安価な全天候型の保険が今年保険料金が4割アップした。
2)昨年の住宅ローンに生命保険が組込まれ返済期間中に死ぬとローンが返済される。
3)子供達は経済的に独立したので私の死亡保険金を当てにする必要が減った。
4)私は70才を越え傷害保険の必要性が減少、安価な医療保険だけで十分だと考えた。
5)その前提として、高価な延命治療は不要という意思表示でもある。
6)早く死ぬ前提でプログラムした年金額が夏から大幅に減少(約4割)する。

そんな事を考えながら保険会社と連絡を取り合っていると、10日付の日本経済新聞の記事「長寿化 変わる保険」に私みたいな人達が沢山いることが分かった。長寿社会を迎え大手生命保険会社は来春にも死亡保険料率を下げ、一方で生きてる間の医療型を充実させていくというもの。死ぬリスクより生存中のリスク対応を重視する保険にすると言うことだ。

私の場合は極端で上記の事情もあって、死亡保険はゼロ、医療保険も今までの半分にした。今年の請求額からなら保険料金は半分に減った。家内も保険料金の節約に協力してくれた。私が紹介した安価な保険に切り替えてくれたので、現実は合わせて昨年とほぼ同じ程度になる。新保険料金は死ぬまで定額なので、これから毎年料金が上がる掛捨て型団体保険では長生きすると損する構図から抜けられた。■
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母の一周忌

2017-07-09 14:45:36 | 日記
早朝から市の郷土美化運動の一環で一斉清掃(通称ドブさらい)に参加し、9時頃に実家に戻ると東京に戻る準備を済ませた家族が待っていた。昨日の母の一回忌に来た家内、末の息子、娘家族と大阪に住む妹だ。記念写真を撮ると家族は直ぐに車で立ち去った。妹も昼前には夫君の車で立ち去り、再び一人住いに戻った。先週は二つの台風、本物と母の一周忌、が来た。

嵐のような一週間だったが、一人になるとやっぱり元気という訳にはならない。40年以上前に死んだ父と連名の位牌が2日前にやっとできた。お寺や業者に聞いてこの地の習慣である盆提灯を、何故かJAバンクに頼んだ(JAの生活簡素化運動の一環だという)。天候が悪くギリギリの4日前になって墓掃除もした。

一周忌と新盆に関わる行事の日程と準備内容、費用が手探りでやっと明らかになった。法要、新亡打合会、灯籠入り、施餓鬼(檀家総会)、灯籠送りと続く。全国展開している業者によるとこの地は昔からの習慣を守って忠実に実行する珍しい所だという。全く習慣を知らない私が一人で準備するのは大変で気が重かった。

和尚は毎回見るたびに衰えが目立たつ。今回はお経と説教が終わると本堂からお墓に続く急坂を上るのが本当に大変そうだった。彼は78才になるそうで、私の葬式は出来そうもないと昨年母が死んだ時に軽口を叩かれたが、本当にそうなりそうな雰囲気だった。声は元気そうな奥さんも腰痛のような歩き方が気になった。

帰り際に和尚に挨拶に行くと吹き流しをどうするのか聞かれた。私は全く念頭になかった。彼は農協に行って頼んで見ろ、新亡打合せ前に必要と言われあたふたした。私のような土地の習慣に無知な物にはマニュアルが必要だ。誰も全プロセスを纏めて教えてくれない。会社勤め時代とは全く違う手探りのアプローチだ。

東京に住む家族は当然知らない話なのだが、一回忌の直前に実家に来て法要の当日に参加して戻って行くだけの彼等は、私には当事者意識のないお客さんの様に見えた。勿論、久しぶりに家族の顔を見て話し出来るだけで嬉しいのだが。特に娘夫婦の待望の赤ちゃんの成長ぶりを見るのは楽しみだった。可愛くてしょうがない。

とは言っても私から見れば折角家族葬にして家族だけの行事にしたはずなのに、家族の一員として参加してもっと手助けして欲しかった。私だけが実家を守る為に東京と田舎を行き来するのはやむ得ないのだが、久し振りに家族が顔を合わせる機会に、折角来てくれたのに孤独感を募らせるとは皮肉なことだ。

田舎に長期間住むとなるとそのコミュニティとの良い関係を保つのは必須であり今日早朝に一斉清掃に参加した。私が帰ってくるのを待って家族は直ぐに出立した。私には大事なことでも彼等は無関係な出来事の様に感じた。実際は今年亡くなった義母に線香をあげ、昼過ぎの帰りのフライトに乗る窮屈なスケジュールで、時間の余裕がなかったのだが。

私がそうやって一人ドタバタしている間に家内と妹が亭主の愚痴を交換したと聞いたものだから少しがっかりし、私もこのブログで愚痴を言った感がある。記念写真を撮った時、家内は私を「自分ファースト」と言い放った。もしそうなら何故私は家族の為だけにお金を使い、何度も海外旅行に連れて行き、美味しいものを食べさせてきたのか。もう全部やめたい。と愚痴を言った後、家族がいなくなったらやっぱり寂しい。また一人暮らしが続く。■
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都議選・私的解釈

2017-07-04 16:26:52 | ニュース
2日に実施された都議選は、都民ファーストの会や公明党等のいわゆる小池系の圧勝と自民党の歴史的大敗に終わった。翌日、自宅の選挙区候補を推薦する小池知事からの葉書が転送されて来た。郵便局の言訳付きで。何故小池系が圧勝したのか出口調査やそれに基づく分析を調べてみたが、いかんせん四国の実家に住んでいると詳細なデータが簡単に入手できない。新聞テレビ等の表面的な論評では物足りなく感じた。

そこで、具体的な詳細データの裏付けはないが私なりの解釈をしてみたい。私の目には都議選は古い保守(自民党)と新しい保守(小池系)という二大保守グループの戦いであり、外野の共産・民進党が古い保守を攻撃したのが都議選の構図であった。そして新しい保守が古い保守の議席を奪い取り、外野は何も得られなかった。権力争いに負けた自民党はショックだったろうが、小池知事も保守という立場から言うと保守勢力が維持された。

都議選結果はフランスの総選挙と非常によく似た構図と言われる。フランスではマクロン新党(中道)が過半数を取り、かつての二大政党体制が崩壊したと言われる。小池系はそう言ったイデオロギー的な戦いをして勝った訳ではない。都民にもっと寄り添って開かれた都政を追求する、いわば政治プロセス改革を主張したものだった点でフランスとは明らかに異なる。政策より政局を報じる日本のテレビ局の論理では良く似ているかも知れないが。

つまり、都民はいわゆる左翼勢力の共産・民進等の主張や政策を選んだのではなく、政策という点では自民党と余り変わりのない小池系を選んだ。日本の場合は明らかな右翼というより、融通無碍に政策を変える傾向が強い。右翼と言われる安倍首相が企業にベースアップを迫るのだから。大きな差があるのは安全保障領域だ。

以上が都議選の構図なので、「外野」の共産・民進党の議席は現状維持になった思う。彼等は我々都民の為に一体何をしてくれるのか今でも分からない。民進党の野田幹事長が引き続き自民党を追求すると報じられたが、私には議席を減らした敗因が全く分かってない様に感じた。「こりゃ駄目だわ、失望した」という感じだ。

今回投票率が5%前後高かったらしいが、多分増加分の殆どは無党派層で小池系に投票したと推測する。自民支持の2-3割(私の様に)も、同じ保守系の小池系に流れたようだ。女性票の7割が小池系に投票したのは当然という感じだ。データはないが地元密着で当選を重ねて来た自民党議員の落選は、今迄どの選挙でも対立する傾向のあった若者と高齢者の断絶も少なく小池系に票が流れたのではないかと想像する。

「安倍一強」とかスタッフの「緩み」等が指摘される安倍内閣を批判する報道が集中している。これを機会にしっかり反省し謙虚になって手綱を締めて欲しいと私も思う。だが、対応を間違えなければ安倍内閣の危機になる恐れはないと考える。都民は共産・民進党などの左翼勢力を選んだ訳ではない、国の安全保障を彼等に任せよう等と誰も考えていない。明らかにマスコミは先走りしている。しかし、自民党はまじめにやれということだ。■
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