八十路徒然なるままに

春暮れてのち夏になり、夏果てて秋の来るにはあらず、春はやがて夏の気をもよほしーーー。徒然草より

二銭銅貨

2015年01月20日 20時23分14秒 | Weblog
明治14年とある。これの裏側には、50枚で、1円に交換すると、刻してある。その頃は、この二銭銅貨で、物は、どのくらい買えたのかなぁ。戦争に敗れた昭和20年の兵隊さんの、ひと月の給料は、15円だったとか。翌年の米一俵の価格は、60キロで、18円80銭だったという。10キロは、約3円。現在は、ピンからキリまで、いろいろの種類がある。仮に、10キロ、3000円だとすると、物の値段は1000倍になった計算になる。だからと言って何になる。現在の生活を、如何にするのか。難しいことを考えても、しょうのないこと。この歳になると、入るものは、定まっている。その範囲で、生きていくとする。

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