富山湾は、西から能登半島が港の防波堤のようにせり出し
東には佐渡島が壁になっている
そのため内海のような富山湾は冬でも比較的穏やかだ
寒ブリが、能登から佐渡、そして入善宮崎からぐるりと湾内を回遊する
ぶりそのものは同じでも、氷見、佐渡で水揚げされればブランドだ
寒ブリは年取り魚として、年末がもっとも珍重されて価格も一時的に高騰するが
1月からは、アンコウが幅をきかせてくる
雪が降って、北西の凍える強風が吹く頃に、あんこうの肝は大きく甘くなる
ぐつぐつと、アンコウの味噌鍋はこたえされない
この写真は今日私が競り落とした地元のアンコウ
まだ生きているので刺身にもなる、大きさは12~3kg
ほぼ初物と言える