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 神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

新潟三越閉店と洋画の思い出

2020年03月23日 19時19分10秒 | 映画/ドラマ/アニメ

113年の歴史をもつ新潟三越が今日で閉店した

既に閉店した大和デパートと共に新潟市のシンボルだった

私が新潟市にいたときは前身の小林デパートだった

安月給でここで買い物なんかできなかった

衣服は近くの東堀長崎屋で買っていた

小林デパートの利用は買い物でなく映画だった

洋画専門館、グランド劇場が小林デパートにあった

当時は洋画に夢中で、店の近くの貸本屋で洋画専門誌

スクリーンを借りてきて翌月の観劇スケジュールを

たてていた

主にグランド劇場とテアトルに通ったが、なんといっても

ウエストサイドストーリーを見たときの感激は忘れられない

ミュージカルは中学生の時に見たアンマーグレット主演の

バイバイバーディが初めてだったが、ウエストサイドストーリー

で本当に、好きになったのだ

ウエストサイドストーリーは何度も見に行った、グランド劇場で

上映が終わってからは、小林デパートのもう一つの映画館

小さな、小林劇場で見た

主演のジョージチャキリスよりも、恋人マリア役のナタリーウッド

のファンになった

ミュージカルといえば小林劇場で見たシェルブールの雨傘も

忘れられない

カトリーヌドヌーブ主演の映画は雨傘が幾つも広がるシーンが

今でも、焼きついている

ミュージカルではないがマルチェロマストロヤンニとソフィアローレン

主演の「ひまわり」とストーリーが似ている

あのロシアの妖精、リュードミラ サベリーェワがすごく可愛くて

後に、ロシア女性は若いときは世界一素晴らしいけど、30過ぎから

どんどん太るよといわれて夢は破れた

ソフィアローレンは当時、栄養ドリンクのCMに出ていたくらい

肉感的女優だったけど、この映画では、それをみじんも感じさせない

演技を見せた

同じくイタリア人女優のクラウディアカルディナーレはローレンとは

少し違った印象 だけどイタリア人特有の色気は同じで10代の私は

夢中になったのだ

カルディナーレといえばブーベの恋人が一番印象的だ

映画自体はあまり印象がないが、サウンドトラックのテーマ曲が

ヒットして私もレコードを買った

後からできたテアトルは大きなスクリーンで、初めて見に行ったとき

開演5分過ぎていた、ドアを開けたとたん、ジュリーアンドリュースが

私に抱きついてきた、ものすごい衝撃だった

サウンドオブミュージックだった

すぐにレコードも買った

新潟三越の閉店がこれだけの思い出を蘇らせてくれた

ありがとう小林デパート、ご苦労様


コロナ慣れ

2020年03月23日 09時10分21秒 |  コロナ騒動

今日は青空が広がっている、夕方には雨が降るようだ

記録的な暖冬で、とうとう根雪積雪がゼロで終わった当地

もちろん70年の人生で初めての事だった

そして春の気配がいよいよ訪れている、桜の開花が全国で

始まっている

しかし桜前線の動きも例年にはない異常な動きだという

毎年、九州から四国中国近畿、そして関東と上ってくるのが

今年は東京を中心に関東から始まっているという

九州四国より関東が早くて、北関東などでも早いらしい

逆に鹿児島が一番遅くなると言う予想もある

そんなことで、この三連休は自宅謹慎に飽きた東京人が

都内の桜名所や公園にどっとくりだしたそうだ

歩き観桜が多い中、自粛を求められている「花見宴会」を

しているグループが少なからずあった

インタビューを聞いていたら「コロナが怖いと言うより

コロナ慣れしたって言うか・・・・」と若者が言っていた

「コロナ慣れ」連日のテレビ、新聞のマスコミ報道はますます

過熱して、国内ネタに加え外国の恐ろしいまでの棺の列を

これでもかと見せつけ、病院内の緊迫した現場や、疲労に

陥った医師や看護師を映し出して恐怖心を煽っている

しかし民間はもうそんな映像に一喜一憂していない

(**県でも感染確認!)煽ってみてもエジプトやイタリア帰りの

200万県民の一人が持ち込んで同居家族1名も感染のレベル

残る200万県民は相変わらず無感染

自分がウィルスに感染するのは宝くじ当選くらいの意識しか無い

即ち(ありえない)・・・だが百万に一つはあるかもしれない・・と

このウィルス感染の本当の怖さは、数十名の国内死亡者への

怖さでは無い

感染した途端、その人の足取りを徹底調査され、接触者が

隔離され検査、十四日間外界との接触が出来なくなる

家族は勿論、勤務先へ与えた迷惑、これが一番怖い

あるいは立ち寄った飲食店や宿泊先、交通機関それら

すべてに迷惑かけたということが最大の恐怖なのだ

陰性になっても会社や近所にどんな顔をして出て行くのか

「あの人が感染者の**さんよ」何か悪いことをしたように

言われて耐えられるか・・・・コロナ差別が現実的に起きているかは

知らないが、その100万に一つの一人に自分がなりたくない

ほとんどあり得ないが、そうなる可能性はゼロでは無い

「みんなで感染すれば怖くない」の方が一人感染より気楽

それがコロナ慣れのという言葉になるのかも

 

あの花見風景については賛否両論だ

「自粛自粛で息が詰まる、外で友達と飲んだからと言って簡単に

感染することはない、1300万人の東京で200人いるかどうか

しかも感染者は病院にいて、無症状感染者がどれだけいるのか?

滅多なことでは感染しない、落ち込んでいるよりパッとやった方が

いい」

「2ヶ月近く感染者がゼロの田舎は、感染者が一人もいない証明じゃ

無いか,外国や市外から持ち込むことを厳重に警戒すれば

いいだけで市民同士がイベントや宴会で接触したってウィルスが

浮遊していない限り感染するわけが無い、それより感染者が

100名以上出た都会で、あんな濃厚接触していることを注意

しない方が問題だ、感染ゼロの田舎が過剰とも言える自粛要請に

従っているのに、都会はやらせ放題、どこまで本気か疑わしい」

 

煽りまくるマスコミ、防止に躍起の政府、イベントは中止だが

オリンピックは開催したいスポーツ関係団体

感染は怖いけど他人事の国民、自粛で明日がない零細企業

大損害の観光関連大企業、瀕死のヨーロッパ諸国

勝ち誇る中国、なぜかミサイル飛ばす北朝鮮

共通の新型コロナ危機問題を背負っている世界なのに、感じ方

や対処法がまったく異なっている、これこそが本当の危機だろう

 

誰もマスクをしていない場面に

しばしば出会う、そんな中でマスクをしている自分が滑稽になる

ここにはありもしないウィルスに怯えて

あわててマスクをポケットにしまい込む