神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

黄色い砂浜

2020年06月02日 08時23分56秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚

ずっと暑い日が続いています

昨夜は市の放送があり、8時から花火を打ち上げるとのこと

期待して待っていましたが高度が低いのか、低置の我が町内からは

音だけで見ることが出来ませんでした

市内でも高い位置の我が店からなら最高の花火が見られたでしょう

残念でした、「コロナに負けるな」と言うことで全国一斉に上がったのですね

コロナ戦争に加えて暴動で国内が騒然としている米、中に比べると日本人は

本当に心優しく平和な人たちです

 

いわゆる海岸砂丘にある我が店は、土台はとうぜんながら砂地です

それも深い深い砂の上

奥行き20kmほどのA川と奥行き70kmのB川に挟まれた海岸は

かっては東西3kmに広がる砂浜海岸で夏には小学生の水泳教室

が開かれたものです、夏休みには3kmの海岸で数百人の人たちが

水泳を楽しんでいました、あの頃の日差しは今よりずっと強くて眩しかった

気がします

富山湾の縁にあたる我が町の海ですから一気に深くなっています

5mも行くと、もう背は立たなくなるし、3km沖合に行くとそこはもう

深さ300mの深海、だから近場の好漁場になっています

一方佐渡に続く棚は浅く、そちらでは6km沖に行かないと300mの

水深に達しません

ともあれ3kmの砂浜は真ん中には、町の中央を流れる奥行き数km、

幅20m足らずの町のシンボルである川が流れていました

なかなか風情がありましたけど、今は地下に潜って姿が見えません

同時に3kmの砂浜も後についた国道バイパスで跡形もなくなりました

今や砂浜の無い海岸を我が店は見下ろしています

この店を建てるとき、土台が土で無いため(全て浜砂)100坪ほどの

平面積を5m掘ってプール状にして、そこに長さ15mの支柱を10数本

立ててセメントを流し込んで土台にしました

掘り出した砂は全て建設会社が運び出して再利用したようです

駐車場も砂地の上にコンクリートを流し込むので時々陥没します

ひび割れはしょっちゅうで、あまり良い環境とは思えません

なにより海の浸食が激しくて、海岸に一番近い国道が海になる日は

さほど遠くない日、百数十年うちに起こるのではないかと危惧します

私が育った70年の間でも海岸は間違いなく100m弱は浸食されています

新潟市あたりはもっと酷いと思われます

 

そんなことを書くつもりではありませんでした

今、昔の海岸を思い起こせる砂地が続く場所には「キバナコスモス」が

一斉に咲いて、黄色一色に染まっています

私は桜よりも、この黄色の景色が毎年待ち遠しい

そして今、その景色が戻って来ました、とても楽しい気分でいっぱいです