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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

大相撲 御嶽海(長野県)三度目の優勝で大関手中

2022年01月24日 17時18分28秒 | 大相撲
長野県の国道19号線から一本北にある幹線道路に「くるみの里 雷電道の駅」がある
長野県が産んだ歴史上最強の力士「雷電為衛門」の資料が置かれている(去年11月に行ったときにはコロナのため資料館は閉鎖されていた)
長野県の強豪力士はなかなか居ないらしい、御嶽海は長野県の星となるか?
ぜひ横綱になってもらいたい

ひもじい人も、大成した人も人生は戦いの連続だ
何かを得るために何かを失い、何かを犠牲にする
大相撲などスポーツアスリートはまさに毎日が闘いだ
数年前に佐渡嶽部屋を見学したけれど厳しい稽古が行われていた
500人ほど居るとか言う力士の中で関取というまともな給料がもらえる十両以上は70人くらい
十両にいても気を抜けば俗に言う「ふんどし担ぎ」という下位に瞬く間に落ちてしまう

大関だった照ノ富士や宇良は大怪我で、不祥事での阿炎、序二段、三段目にまで落ちていったが奇跡的な復活を遂げて、今場所大活躍した
同じく幕下か三段目に落ちるだろう不祥事の元大関朝乃山にも復活を期する

今場所は過去に無いほど熱戦が多くて見ていても面白かった
あっさりと勝負がつく取り組みより攻防がめまぐるしく変わる取り組みが多かった、しかも出血する取り組みも多くてショーでは無く格闘技と言える
150kg前後の体がもうぜんダッシュでぶつかり合う、ガチンコ力士は頭が割れるのではと思うほど激しい頭突きでぶつかる
そんな相撲が多かった、そして今場所ほどベテラン、上昇株、有望若手それぞれの役割を果たした場所は珍しい

なかなかすぐに漢字で書けない四股名が増えてきたが、明生、隆の勝、大栄翔、阿武咲、阿炎、逸ノ城、翔猿、それに王鵬、若隆景、霧馬山、宇良、豊昇龍、琴ノ若、若元春
20代の活躍がめざましい、全てが実力伯仲の元気者同士なのでお互いつぶし合って負け越しもあるが、ここから抜け出る力士こそ次世代のエースだ
今場所は琴ノ若、豊昇龍、阿炎、若隆景等の成績が良くて来場所は三役や上位に上がる

一番記憶に残った一番は14日目の豊昇龍と大関正代戦、豊昇龍が負けたと思った相撲だったが最後まで手をつかず、額から土俵に落ちていった
そのために優勢だった正代は我慢出来ず膝をついて体をかばった
それで豊昇龍の額と正代の膝が同時に土について取り直し
結局、額から出血しながらも戦った豊昇龍がケガを恐れた正代を破った
大関正代は大きく負け越して来場所はカド番、豊昇龍は11勝で来場所の三役入りは確実、正代と豊昇龍の勝負への執念の差が顕著に見られた一番だった

今場所あるある
1.苦し紛れに引いた力士はたいてい負け
2.立ち会い棒立ちの力士は負ける確率高い、正代、豊山など
3.前回しをとった力士は勝つ確率高い
4.押し相撲の力士は一気の押しなら勝つが、出足が鈍いと負ける
5.土俵際に押し込まれても土俵を味方に出来る力士は逆転勝ちが多い

総括 横綱照ノ富士はさすがだが両足の具合が悪く強敵には耐えられず負けた
大関正代は地位的には千秋楽最後の一番で照ノ富士と戦うはずなのに、二場所連続で横綱戦が無かった、屈辱!
関脇御嶽海は先場所までの気まぐれが消えて15日間ずっと緊張感をもって戦っていた、もともと大関以上の実力者だから三度目の優勝
来場所は大関、この緊張感が続けば横綱も夢で無い、来場所が正念場












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2 コメント

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Unknown (wada67miho)
2022-01-24 19:19:07
yottinさま
僕も豊昇龍の血だらけの相撲、印象に残ってます。さすが朝青龍の甥だと思いました。
こやつ、もう少し体重が増えたら、叔父さんみたいになりますよ☺️
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Unknown (yottin)
2022-01-24 22:08:12
wadaさま
まったく同感です。
もう10kg 20kg増えたら簡単には負けなくなります
なにより根性と執念がすごい。
負けても悔しがらないタラタラ大関には
豊昇龍の爪の垢を煎じて飲んでもらいましょう
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