石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月3日本日は一般質問を行いました

2009年12月03日 | Weblog
 こんにちは、一般質問を終えて疲労困憊の上、脱力感で一杯の石井伸之です。登壇して10分ほど通告した事前の内容を質問した後に、自席へ戻り再質問を行うと言う形式で行われる1時間の一般質問はとにかく疲れます。

 一般質問を行う前の健康な肉体はどこへ行ってしまったかのように、一般質問後は頭痛から倦怠感まで、とにかく体調が一気に悪くなりますので、自分でも知らないうちに相当消耗しているのかもしれません。

 1時間しかありませんので、市長・部長の答弁に対して自分の考えている方向に向けて的確な再質問をするには、事前に用意した再質問の原稿をその場になって微妙に調整する必要があります。

 さてさて、あまりぼやいているということは、それほど今回の一般質問がヒットしなかったのではないかと思われますが、自分としては今現在質問できることを精一杯質問したと妙に納得している部分もあります。

 本日の一般質問はどうだったかと言うと、矢川駅エレベーター設置については、12月5日の市報やホームページなどにもあるように、住民説明会を12月15日午後7時より久保公会堂、16日午後7時より矢川団地第三集会所、17日午後7時より矢川集会所にて実施することになっており、年末年始には仮囲いがされ北側外部エレベーター設置工事が始まるそうです。

 しかし、その為には我々の税金2億5千万円余りが投入されることになりますので、少しでも予算圧縮に向けて熊本城の一口城主制度に倣って、一口駅長ということで募金を集めてはどうかとの提案をしました。

 ご存知の方も多いかと思いますが、熊本城ではあらゆる復元改修工事に莫大な費用がかかることから、一口1万円納めた方を一口城主として任命し、城内に芳名板を設置しており、熊本城を見学すると全国から多くの方が寄付を寄せられていました。最初の募集では12億円が集まり、今年から始まった募金では7億円目標のところ既に3億4千万円集まったそうです。

 国立市の矢川駅でこれが可能かどうか分からないと言うのは、市長・部長の素直な答弁で、私もいささか突飛な発想かもしれないと思いますが、例えばまずは個人と企業のそれぞれで100口限定ということから始め、名前や企業名を新駅舎完成後の跨線橋に設置する方向で検討し、少しでも苦しい台所事情を改善する為に努力して欲しいと思います。

 谷保駅エレベーター設置については、谷保駅利用者の為に設置してある跨線橋ですから、改札内と一体的なものとして工事を行わなければ、国立市の負担が非常に重くなり、とても難しい状況になっております。

 既に谷保駅舎も跨線橋も耐震診断を行い、適切な耐震補強が必要だということは、誰の目にも明らかですので、国や東京都の補助金を最大限活用する中で、国立市とJRにとって最も良い方法を導き出す為に、担当の総務課長と福祉総務課長には頑張っていただきたいものです。

 JRとしても国鉄からの莫大な負債を抱えて再出発した民間企業ですから、株主に対する説明責任を果たすことの出来る予算の中で工事を行う必要がありますので、お金を出すことに対して相当シビアであることは仕方がありません。

 まずは、お互いの本音の部分で通じ合い、腹を割った交渉の為にも本当であれば、市長がナタを持って密林を切り開く覚悟でトップセールスを行って欲しいものです。私としても、一議員の立場として何か役に立てることがないか、考えて行きたいと思います。

 次に推進して行きたいのは、子育て支援の一環として、3人乗り自転車のレンタル制度実現です。安心こども基金が拡充され、その中に地域子育て創成事業の補助事業対象となる取り組みとして、安全に配慮した3人乗り自転車の普及・啓発貸し出しも取り上げられていることから、その補助金を活用する中で、警視庁が安全認定をした3人乗り自転車を購入して、6歳未満から2歳までの幼児の子育てをしている家庭に一ヵ月1000円で貸し出すということが可能です。

 市役所の中でも子ども家庭部と都市振興部に跨ることなので、現在調整中とのことですが、平成22年度の単年度補助となっておりますので、是非とも早々に市内の自転車業者さんと連携をした上で事業計画をまとめていただき、子育てをしていく方々への支援をお願いします。

 それ以外にも様々な道路政策なども質問しましたので、今後の進捗状況を見据えながら、お伝えしますのでこれからもこの日記を見ていただければ嬉しく思います。

 こうやって、一般質問の案件について様々な職員さんと打ち合わせをしていると、手前味噌な言い方かもしれませんが、まじめに一生懸命、国立市の発展に向けて努力していることが良く分かります。当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、国立市全体の底上げには、そういった職員さんのやる気を高め、気持ちよく仕事の出来る環境整備が最も重要であると認識しております。

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