こんにちは石井伸之です。今日の議会は本当に疲れたの一言に尽きてしまいます。話せば長くなるのですが、普通ですと6月議会というのは、3月の議会で予算が審議されていますので、それほど難しい案件もなく、スムーズに終了するのが通例ですが、今年の6月議会には、以前もお話させていただいたように、上原市長が国立駅舎の曳き屋についての補正予算があるために、難しい審議が続くと予想されておりました。午後3時前には補正予算についての審議が始まりましたが、案の定、私たち野党議員から曳き家についての厳しい質問が飛び交い、それに対する市長の回答は平行線を辿りました。
そこで、もう一度整理しますが、昨年の9月議会、12月議会と相次いで曳き家の補正予算が上がりましたが、結果としては曳き家の予算部分を除いた形で私たち野党議員が修正案を提出して可決した経緯があります。
その後、2度否決されたということで、上原市長も曳き家での駅舎保存は断念し、存置方式という現在の場所に置いたまま中央線高架化工事ができないか、という方向で駅舎保存の方法を模索しておりました。しかも、3月15日には東京都へ曳き家はできなくなりましたので、キープしていただいていた東京都の補助金は流してくださいという旨を公文書で交わしており、事実上国立市は駅舎の曳き家はしないということを東京都へ明言しております。
しかし、上原市長はとある市民団体の方と駅舎の保存についてJRへお願いに行ったところ、JRの元幹部で現在は相談役の方と面会し、国立駅舎保存についてお願いにいったところ、存置方式は難しい面があるので、一時解体して高架化工事終了後に再び設置する解体保存してはどうかと言われたそうです。しかし、上原市長は一度解体しては文化財にならないということで、これを拒否すると、相談役のほうから「それでは曳き家しかないですね」と、言われたとのことです。
本来であれば、市長は議会でも全会派一致している存置方式をするために、JRと粘り強い交渉を行うべきところ、市長はこの一言で、ころっと方針を転換し、6月議会に曳き家での保存を提出してきた訳です。もちろん、12月議会のときと状況に何ら変化はなく、戻る場所の確保はどうしたのかと質問をすると、「それは今後協議していきます」という、まったく誠意のない回答が帰ってくるだけでしかありません。本来市長という存在は、議会に提出する前に、財源の確保、手法の確立、関係団体への理解、これらをクリアしてから初めて議会に提出できるものです。こういった状況も見えてこないうちに、戻って来られるかもわからない曳き家工法で国立駅舎に最終的には解体されてしまうかもしれないという片道切符を切るわけにはいきません。それこそが無駄遣いでしかありません。
現在、午後10時半を経過していますが、補正予算の審議が午後6時頃に、市長の回答が出ないということから、ストップしております。このまま行くと、本日は午後11時59分をもって自然散会になりますので、週が明けて6月5日となってから、審議が再開されることとなっておりますが、果たして再開されるかどうか全く不明確な状況です。
どのような理由で質疑がストップしているかと言うと、ある議員から「会派代表者会議でも確認されたように議会側は存置方式で一致している」という話をしたところ、市長は「そうはいっても、議長が代表して存置方式で国立駅舎をJRの責任で保存してほしいという意見書をJR八王子支社へ持っていったときに、良い返事は得られなかったのではないですか」というようなことをいっていたので、質問議員が「それは誰からの情報なのか?」と、問いただしたところ、回答に困り、暫時休憩となってしまいました。
先程から約1時間が経過し、すでに11時半を回ろうとしていますが、市長からの回答は無く、時間切れの自然散会になりそうな見込みです。
そこで、もう一度整理しますが、昨年の9月議会、12月議会と相次いで曳き家の補正予算が上がりましたが、結果としては曳き家の予算部分を除いた形で私たち野党議員が修正案を提出して可決した経緯があります。
その後、2度否決されたということで、上原市長も曳き家での駅舎保存は断念し、存置方式という現在の場所に置いたまま中央線高架化工事ができないか、という方向で駅舎保存の方法を模索しておりました。しかも、3月15日には東京都へ曳き家はできなくなりましたので、キープしていただいていた東京都の補助金は流してくださいという旨を公文書で交わしており、事実上国立市は駅舎の曳き家はしないということを東京都へ明言しております。
しかし、上原市長はとある市民団体の方と駅舎の保存についてJRへお願いに行ったところ、JRの元幹部で現在は相談役の方と面会し、国立駅舎保存についてお願いにいったところ、存置方式は難しい面があるので、一時解体して高架化工事終了後に再び設置する解体保存してはどうかと言われたそうです。しかし、上原市長は一度解体しては文化財にならないということで、これを拒否すると、相談役のほうから「それでは曳き家しかないですね」と、言われたとのことです。
本来であれば、市長は議会でも全会派一致している存置方式をするために、JRと粘り強い交渉を行うべきところ、市長はこの一言で、ころっと方針を転換し、6月議会に曳き家での保存を提出してきた訳です。もちろん、12月議会のときと状況に何ら変化はなく、戻る場所の確保はどうしたのかと質問をすると、「それは今後協議していきます」という、まったく誠意のない回答が帰ってくるだけでしかありません。本来市長という存在は、議会に提出する前に、財源の確保、手法の確立、関係団体への理解、これらをクリアしてから初めて議会に提出できるものです。こういった状況も見えてこないうちに、戻って来られるかもわからない曳き家工法で国立駅舎に最終的には解体されてしまうかもしれないという片道切符を切るわけにはいきません。それこそが無駄遣いでしかありません。
現在、午後10時半を経過していますが、補正予算の審議が午後6時頃に、市長の回答が出ないということから、ストップしております。このまま行くと、本日は午後11時59分をもって自然散会になりますので、週が明けて6月5日となってから、審議が再開されることとなっておりますが、果たして再開されるかどうか全く不明確な状況です。
どのような理由で質疑がストップしているかと言うと、ある議員から「会派代表者会議でも確認されたように議会側は存置方式で一致している」という話をしたところ、市長は「そうはいっても、議長が代表して存置方式で国立駅舎をJRの責任で保存してほしいという意見書をJR八王子支社へ持っていったときに、良い返事は得られなかったのではないですか」というようなことをいっていたので、質問議員が「それは誰からの情報なのか?」と、問いただしたところ、回答に困り、暫時休憩となってしまいました。
先程から約1時間が経過し、すでに11時半を回ろうとしていますが、市長からの回答は無く、時間切れの自然散会になりそうな見込みです。