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こんにちは、国立市議会福祉保険委員会委員長の石井伸之です。
本日は国立市で40歳以上は無料で行っている、肝炎ウイルス検診を行いました。
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスという言葉を耳にしたことがあると思います。
これらの肝炎ウイルスが体内に侵入すると、ウイルス性肝炎を引き起こします。
B型肝炎は、成人になって感染した場合は、一部の人が急性肝炎を発症しますが、基本的には慢性化することなく完治します。
母子感染などで感染した場合は、肝臓にB型肝炎ウイルスがすみつき、感染が持続することによってB型肝炎が慢性化します。
やがて病気が進行して、肝硬変、肝がんへ進展する場合があるとされています。
C型肝炎は、一部の人は急性肝炎を発症しますが、多くの人はとくに自覚症状が現れません。いずれも自然に沈静化し、これらのうち約3割の人は自然に完治します。
残りの7割の人の肝臓にはC型肝炎ウイルスがすみつき、症状が出ないまま慢性化していきます。そのまま放置していると肝硬変や肝がんへと進む人も少なくありません。
C型肝炎はB型肝炎よりも慢性化しやすく、肝硬変や肝がんへと進みやすいとされています。
さて、どうやって感染するのでしょうか?
B型肝炎ウイルスは、B型肝炎ウイルス保有者から、血液や体液を介して感染します。
現在、B型肝炎ウイルスに感染している人の多くは、母子感染防止策がとられる以前の母子感染によるものですが、1986年に母子感染防止策がとられるようになってからは、新たな母子感染はほとんど起きていません。
また、以前にあった輸血等の医療行為や医療現場での注射器の使い回しなどによる感染も医療環境の整備によりほとんど起きていません。
近年、増えているのが性交渉による感染です。B型肝炎ウイルスは感染力が強く、体液でも感染することがあります。
C型肝炎ウイルスは、C型肝炎ウイルス保有者から血液や血液の混じった体液を介して感染します。たとえば、他人と注射器を共用して使用した場合や適切な消毒をしていない器具を使って、ピアスの穴あけ、入れ墨などを行った場合などは感染する危険性があります。
なお、C型肝炎ウイルスは、血液が直接触れるケース以外で感染する可能性は極めて低く、B型肝炎に多くみられる母子感染や性交渉による感染はごく少ないとされています。
また、C型肝炎ウイルスに感染している人の多くが過去の輸血や注射によるものとされていて、かつては血液製剤による感染もありましたが、現在では輸血に使われる血液や血液製剤は厳しくチェックされており、医療環境も整備されているので、医療現場での新たな感染はほとんど起きていません。
ということから、普通に生活してれば、滅多に感染することはありません。
ここまで聞くと、それほど怖くないと感じる方が多いと思います。
それでは、実際にどれだけの方が肝炎ウイルスを保有しているのでしょうか?
公益財団法人 ウイルス肝炎研究財団の資料によると、B型肝炎ウイルスの日本人の感染者は110万人~125万人(2011年時点)と推定され、その多くは60歳以上の高齢者ですが、近年では性的接触等による若年者の感染も増えています。
続いて、C型肝炎ウイルスの日本人感染者は100万人~150万人(2011年時点)と推定され、その多くは60歳以上の高齢者です。しかし近年の新規感染者は若年者が多く、覚せい剤等の注射の回し打ちや入れ墨(タトゥー)やピアス等の針の使いまわしによるものと推測されています。
B型C型肝炎ウイルス感染者の合計は、210万人から275万人となっています。
2011年の総人口は1億2780万人余りですから、50人~60人に1人は感染している計算です。
そこで、検査を受けた方が良い方として下記の様になっています。
1これまでB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方
2ご自身のB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査の結果をご存じでない方
3ご家族にB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染している方、肝がんの患者さんがいる方
4健康診断の血液検査で肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT))の値の異常を指摘されたが、まだ医療機関を受診されていない方
5母子感染予防策が実施されていなかった1985年(昭和60年)以前に生まれた方
6輸血や大きな手術を受けた方
7入墨(タトゥー)を入れたり、医療機関以外でピアスの穴をあけたことがある方
私自身、6と7は無縁で、3は叔父が肝硬変で亡くなっており、4は時折適正範囲をオーバーすることがあります。
そして、1,2,5はその通りです。
ということから、一度検査したいと考えていました。
国立市ホームページを見ると、40歳以上で一度も肝炎ウイルス検査を受けていない方は、無料で検査を受けることが出来る旨の説明があります。
そこで、先々週の金曜日に保健センターで受診表を受け取りました。
すぐに検診を受けようと思いましたが、人間なので「もしもウイルスに感染していたら、・・・・・・」と、思うと、忙しさもあって医療機関へ連絡する動きが鈍ります。
しかし、将来の事を考えて、しっかりと肝炎ウイルスに感染しているかどうか確認せねばなりません。
そこで、本日新田クリニックで検査を行いました。
受付で問診票を提出して、待つところ20分、年に一度の健康診断で行う血液検査と同じく、検査用の血液を抜かれて終了です。
結果は3日程度で出るそうです。
あとは、肝炎ウイルスに感染していないことを祈りたいと思います。
写真は、昨日発生した多摩川河川敷枯草出火後、鎮火した後の様子です。
防犯パトロール中だったこともあり、自分自身は出動できませんでした。
空気が乾燥していますので、火の元には十分お気を付け下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/30/c6c29f571470414fe31363627753315a_s.jpg)
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本日は国立市で40歳以上は無料で行っている、肝炎ウイルス検診を行いました。
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスという言葉を耳にしたことがあると思います。
これらの肝炎ウイルスが体内に侵入すると、ウイルス性肝炎を引き起こします。
B型肝炎は、成人になって感染した場合は、一部の人が急性肝炎を発症しますが、基本的には慢性化することなく完治します。
母子感染などで感染した場合は、肝臓にB型肝炎ウイルスがすみつき、感染が持続することによってB型肝炎が慢性化します。
やがて病気が進行して、肝硬変、肝がんへ進展する場合があるとされています。
C型肝炎は、一部の人は急性肝炎を発症しますが、多くの人はとくに自覚症状が現れません。いずれも自然に沈静化し、これらのうち約3割の人は自然に完治します。
残りの7割の人の肝臓にはC型肝炎ウイルスがすみつき、症状が出ないまま慢性化していきます。そのまま放置していると肝硬変や肝がんへと進む人も少なくありません。
C型肝炎はB型肝炎よりも慢性化しやすく、肝硬変や肝がんへと進みやすいとされています。
さて、どうやって感染するのでしょうか?
B型肝炎ウイルスは、B型肝炎ウイルス保有者から、血液や体液を介して感染します。
現在、B型肝炎ウイルスに感染している人の多くは、母子感染防止策がとられる以前の母子感染によるものですが、1986年に母子感染防止策がとられるようになってからは、新たな母子感染はほとんど起きていません。
また、以前にあった輸血等の医療行為や医療現場での注射器の使い回しなどによる感染も医療環境の整備によりほとんど起きていません。
近年、増えているのが性交渉による感染です。B型肝炎ウイルスは感染力が強く、体液でも感染することがあります。
C型肝炎ウイルスは、C型肝炎ウイルス保有者から血液や血液の混じった体液を介して感染します。たとえば、他人と注射器を共用して使用した場合や適切な消毒をしていない器具を使って、ピアスの穴あけ、入れ墨などを行った場合などは感染する危険性があります。
なお、C型肝炎ウイルスは、血液が直接触れるケース以外で感染する可能性は極めて低く、B型肝炎に多くみられる母子感染や性交渉による感染はごく少ないとされています。
また、C型肝炎ウイルスに感染している人の多くが過去の輸血や注射によるものとされていて、かつては血液製剤による感染もありましたが、現在では輸血に使われる血液や血液製剤は厳しくチェックされており、医療環境も整備されているので、医療現場での新たな感染はほとんど起きていません。
ということから、普通に生活してれば、滅多に感染することはありません。
ここまで聞くと、それほど怖くないと感じる方が多いと思います。
それでは、実際にどれだけの方が肝炎ウイルスを保有しているのでしょうか?
公益財団法人 ウイルス肝炎研究財団の資料によると、B型肝炎ウイルスの日本人の感染者は110万人~125万人(2011年時点)と推定され、その多くは60歳以上の高齢者ですが、近年では性的接触等による若年者の感染も増えています。
続いて、C型肝炎ウイルスの日本人感染者は100万人~150万人(2011年時点)と推定され、その多くは60歳以上の高齢者です。しかし近年の新規感染者は若年者が多く、覚せい剤等の注射の回し打ちや入れ墨(タトゥー)やピアス等の針の使いまわしによるものと推測されています。
B型C型肝炎ウイルス感染者の合計は、210万人から275万人となっています。
2011年の総人口は1億2780万人余りですから、50人~60人に1人は感染している計算です。
そこで、検査を受けた方が良い方として下記の様になっています。
1これまでB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方
2ご自身のB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査の結果をご存じでない方
3ご家族にB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染している方、肝がんの患者さんがいる方
4健康診断の血液検査で肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT))の値の異常を指摘されたが、まだ医療機関を受診されていない方
5母子感染予防策が実施されていなかった1985年(昭和60年)以前に生まれた方
6輸血や大きな手術を受けた方
7入墨(タトゥー)を入れたり、医療機関以外でピアスの穴をあけたことがある方
私自身、6と7は無縁で、3は叔父が肝硬変で亡くなっており、4は時折適正範囲をオーバーすることがあります。
そして、1,2,5はその通りです。
ということから、一度検査したいと考えていました。
国立市ホームページを見ると、40歳以上で一度も肝炎ウイルス検査を受けていない方は、無料で検査を受けることが出来る旨の説明があります。
そこで、先々週の金曜日に保健センターで受診表を受け取りました。
すぐに検診を受けようと思いましたが、人間なので「もしもウイルスに感染していたら、・・・・・・」と、思うと、忙しさもあって医療機関へ連絡する動きが鈍ります。
しかし、将来の事を考えて、しっかりと肝炎ウイルスに感染しているかどうか確認せねばなりません。
そこで、本日新田クリニックで検査を行いました。
受付で問診票を提出して、待つところ20分、年に一度の健康診断で行う血液検査と同じく、検査用の血液を抜かれて終了です。
結果は3日程度で出るそうです。
あとは、肝炎ウイルスに感染していないことを祈りたいと思います。
写真は、昨日発生した多摩川河川敷枯草出火後、鎮火した後の様子です。
防犯パトロール中だったこともあり、自分自身は出動できませんでした。
空気が乾燥していますので、火の元には十分お気を付け下さい。
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