こんにちは、昨年の令和4年度決算特別委員会では委員長を務めていた石井伸之です。
本日は、午前10時より国立市役所委員会室において、令和5年度決算特別委員会が行われました。
初日の審査項目は監査委員の意見書に対する質疑、健全化判断比率に対する質疑、歳入全般及び総括質疑となっています。
国立市議会の決算特別委員会における代表監査委員に対する質疑は説明時間を合わせて1時間です。
代表監査委員が30分説明すると、質疑時間は30分となり、その30分を質疑を希望する議員で割ります。
10名を越える委員が質疑を希望すると、一人当たりの質疑時間は2分30秒となりました。
また、健全化判断比率については60分に対して質疑を希望する委員で割り、6名の場合は10分となります。
歳入の質疑以後は、各日一委員当たり10分の持ち時間で質疑となります。
歳入部分の質疑ではいつものように国立市が高い収納率を維持している点や新たな歳入増としてネーミングライツの実施を訴えました。
今回の新たな歳入増のアイデアとしては、余りにも低い定期預金ではなく、債権の購入について質疑しました。
大口の定期預金としては、半年程度の満期で利率は0.002%となっています。
今後は利率の上昇が見込めますので、0.4%の利率に向けて運用が期待できるそうです。
そこで、私は各県が発行しているSDGs債と呼ばれる公募公債を他市が購入している点に注目しています。
5年満期では約0.633%、10年満期では1.13%で群馬県が令和6年7月17日に発行しています。
基金の元は市民の皆様の貴重な税金ですから、間違いのない運用しなければなりません。
それでも他市が行っているように国や県の債権を購入して少しでも高い利率で運用すべきです。
初めての訴えですから、いきなり良い答弁は得られませんが、それでも永見市長からは前向きな答弁をいただきました。
これからも様々な角度から国立市政発展に向けて訴えていきます。