こんにちは、立川法人会による租税教室講師を務めている石井伸之です。
本日は午後1時35分より国立第一小学校6年生への租税教室で講師を務め、その後は給食ステーションで学校給食への地場野菜納入率向上に向けた意見交換を行いました。
租税教室の講師は今年度国立第四小学校に続いて2回目となります。
社会の根幹は税金にあることは間違いありません。
租税教室の講師が消費税や税金の建てられている建物などの説明が終わった後に「マリンとヤマト不思議な日曜日」という映像を鑑賞します。
この映像が秀逸で、小学6年生向けに税金が無くなった社会の混乱を如実に表しています。
コロナウイルス感染症拡大前は、土曜日の学校公開授業で行っていましたので、いずれは保護者の方々にも見ていただく学校公開日での実施に向けて学校へ要望しました。
さて、学校給食ステーションで地場野菜納入率向上に向けて意見交換をしました。
農家の方々が新鮮な地場野菜を栽培していますので、その美味しさを学校給食でも感じていただきたいと思います。
農家の方より、新たな野菜の納入について「のうぼう菜」の提案がありました。
のらぼう菜のおひたしと炒め物です。
のらぼう菜は江戸時代初期に、各地で栽培されていたと伝えられ、耐寒性に優れ、天明の大飢饉と天保の大飢饉の際に人々を飢餓から救ったという記録が残っているそうです。
アブラナ科で栄養価にも優れていることは言うまでも無く、茎の部分の自然な甘みは何とも言えません。
ただ、一番の弱点は保存がきかないという部分です。
産地直送でなければなかなか手に入りません。
だからこそ、歴史的な部分も含めて食育という観点から、来年の春先には「のらぼう菜」が国立市の学校給食で初登場することを期待したいと思います。