こんにちは、義理の母親の介護を通じて、介護における様々な事を学んでいる石井伸之です。
本日は国立市内における3か所の介護施設を訪問しました。
それぞれの特色がある中で、大変丁寧に説明していただき有り難く思います。
議会や福祉保険委員会の中で知識として介護保険について学んでいたつもりですが、実際に運営されている方から利用する側への説明を受けるとさらに深く理解が進みます。
施設によっては要支援から入れる施設もあれば、要介護とならなければ入れない施設もあります。
また、特別養護老人ホームとなると要介護3以上では無ければ入所が難しい状況です。
介護施設の中には、地域貢献の一環として子ども食堂を実施している施設もあります。
施設の方に話を聞くと、是非とも広く宣伝して欲しいとのことです。
介護施設ということから、子ども食堂を実施しても敷居が高いように感じられてしまい、もっと多くの方に子ども食堂を利用していただきたいとの話がありました。
介護認定に当たって第一の壁は、かかりつけ医が明確となっていない場合です。
そう言いながらも、義理の母も病院にかからなかったこともあり、介護認定に向けて一苦労をしています。
それほど病院に行かない方も多いかと思いますが、将来の事を考えてかかりつけ医を定めていただけると、介護保険申請時にはスムーズに物事が進むことは間違いありません。
説明を聞いて、どの施設も入所される方の人としての尊厳を大切にされていることが良く分かります。
自宅での介護が難しい状況となり、施設に高齢の親を預けなければならないという申し訳ない気持ちに寄り添う温かい励ましの言葉をいただいたことは大変嬉しく思いました。
福祉行政に最も重要なことは、何といっても「心のケア」であるように感じます。
人が人を想う気持ちを根底に置きながら、誰かの為に何かをしたいという想いを大切にする中で、今後とも議会活動に邁進して行きたいと感じる本日の施設見学でした。
これからもこういった国立市内における福祉施設とのより良い連携の下で、市民の皆様にとって住みやすく暮らしやすい国立市を目指して尽力致します。