アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は現在75歳。
これは戸籍上の、実際の年齢です。
しかし、体力的、知的な実力は75歳に0.75をかけた56歳のような感覚がします。

私は「八掛け人生」ということを研修で話したり本で書いたりしていますが、その八掛けでも60歳です。
そのことからすると、56歳、あるいは60歳の「実力年齢」で経験豊富な75歳の「実際年齢」の人生を生きていると言っていいでしょうか

何がそれを支えているか?
アドラー心理学の「勇気づけ」を他者だけでなく自分自身にも使いこなし、子どもの頃から人一倍旺盛だった「好奇心」が支えとなっています。

この好奇心が今度は、コロナに入った時期の72歳の時のZoom、YouTubeなどに続いて75歳でChatGPTに私を駆り立ててくれたのです。

1.昨晩19:00~20:30は 讃良屋安明さん の主宰する「ChatGPT使いこなしセミナー」に参加して、まるで個人指導のような、至れり尽くせりの感覚のレッスンを受けました。

https://saratecme.com/ChatGPT_MastSeminarFullness/

ChatGPTについては、タクロウの勧めで今まで雑誌、YouTube、紹介セミナーなどを頼りに自分なりに始めていました。
ところが、讃良屋(さらや)さんのマジックでレッスンでは倍以上のわかりやすさ。
講座を終えて私がすぐさま感想を送ったら、讃良屋さんは行動の人、もう「ChatGPT使いこなしセミナー」 のご案内に掲載。
https://saratecme.com/ChatGPT_MastSeminarFullness/ をご覧ください。
好奇心、チャレンジ精神のある方に讃良屋さんの「ChatGPT使いこなしセミナー」を強くお勧めします。

2.72歳から始めたYouTubeアドラー心理学専門チャンネル は昨日21:00から【アドラー心理学】ショック!15歳~64歳の【ひきこもり】が50人に1人!」のタイトルでご提供。

12分半ほどの動画です。
是非、ご視聴ください。

動画リンクはこちらから
    ↓
https://youtu.be/qdMmHmZ5Tdw
 
YouTubeアドラー心理学専門チャンネル は2020年7月からスタートし、この7月で丸3年。
よちよち歩きながら150近いコンテンツでチャンネル登録者数3,840人。
今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2つの話題について書きます。

1. 深沢孝之さん(心理臨床オフィス・ルーエ 代表、日本個人心理学会副会長)から『実践 心と体のアドラー心理学~この時代を生き抜くために』(労働実務)、電子書籍のペーパー版をお贈りいただきました。



深沢さんご自身がヒューマン・ギルドのニュースレターの6月号に「著者による本の紹介」として書いていただいていた本です。
『労基旬報』という労務関係の業界紙に「働く人の心と体の心理学」のタイトルによる2017年4月から2022年7月の記事を、同紙を出している株式会社労働実務が再編集して書籍化したものです。
扱っているテーマは多岐に渡ります。
うつ病の回復やワークエンゲイジメント、ストレスマネジメントなど職場のメンタルヘルスの問題から自閉スペクトラム症など発達障害の理解の仕方、自殺を考えている人への接し方などに言及。
その他にも青年期、成人期、老年期の心の発達やスピリチュアリティーにも触れ、さらには、コロナ禍の現象を心理学的見地から、おかしいと思うものはおかしいと深沢さんらしく思い切って書いている部分に拍手快哉でした。

*amazon Kindle、紀伊国屋書店、honto、楽天kobo など電子書店で取り扱っています(価格1,100円)。

深沢さん、本を出されるたびにお贈りいただきありがとうございます。

2.昨日、同居している義母が、カミさんに付き添われてデイサービスを受ける候補の3軒目を見学に行きました。
サポート体制やお風呂のことなどを勘案して一番気に入ったようです。
私が最寄り駅近くの無人店舗で買って帰った宇都宮餃子をほおばりながら、嬉しそうにいろいろ語ってくれました。

私とカミさんは義母の源泉となるチベーションをライフスタイルの3大特徴としてまとめてみました(カミさんもアドラー心理学をしっかりと学んでいます。元々は私の受講生ですから)。

(1)好奇心旺盛(基本は「興奮していたい」というエクサイトメント・シーカー)
(2)承認欲求が強い
(3)優越でありたい

この4月までは俳句をやっていましたし、今でも数独には喜んで取り組みます。

アドラーは『人はどのように神経症になるのか』に「カウンセラーは・・・・患者のニーズに応じた献身をしなければならない」と書いています。
この言葉を介護、看護、教育などに展開するとしたら、「サポート役は相手のニーズに応じた献身をしなければならない」と読み取ることができます。
さらに、アドラー心理学の強みであるライフスタイルを理解して、その「ライフスタイルに沿ったサポートができればさらに有益」と学んだ夕べでもありました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(6月26日)会社に青春出版社から8冊の本が届きました。
中国の浙江人民出版社有限公司から翻訳・出版された『人を育てるアドラー心理学』『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(共に青春出版社)の著者用の見本です。



それぞれ5,000部。
どうやら私の本がシリーズになっているようです。

2か月前の2023年4月19日付けブログではカウンセリング道場、重版決定、海外版到着、YouTube収録と有難さ連続の1日として『働く人のためのアドラー心理学』(朝日新聞出版)と『アドラー流 一瞬で心をひらく聴き方』(かんき出版)が同じ中国の浙江人民出版社有限公司から翻訳・出版されたことをお伝えしたばかりです。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230419

私の本が中国本土にどしどし伝わるのがうれしいです。
間もなく私の本が中国の10倍以上影響力のある、某国からの出版を報告できそうのなのが楽しみです。


2.6月24日に91歳になったばかりの義母と暮らしていて禁句にしつつある言葉があります。
それは「大丈夫ですか?」という言葉です。
「大丈夫ですか?」という声掛けをすると、100%「大丈夫」という言葉が返ってきます。
私の経験では「大丈夫ですか?」という声掛けに対して、他の人でも「ダメです」とか「手助けをお願いします」という返事が来るのは極めて稀です。

義母は好奇心旺盛かつ自律的なライフスタイルの人です。
そのため今でも認知機能について30点満点で27点を保っていられるのです。

代わりに「何かお手伝いしましょうか?」とか「(具体的に)・・・・しましょうか?」と言うと、ふさわしい返事が返ってきます。

アドラー心理学のライフスタイル分類で「エクサイトメント・シーカー(興奮探し)」で、「興奮することにトライし続けたい」のライフスタイルの義母には、どうやらそのライフスタイルに合ったサポートが必要なことを学んでいます。

3.昨晩配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネルは「【アドラー心理学】ライフスタイルの理解と活かし方」のタイトルで岩井がお届け。
12分ほどでこんなことについて語っています。

・「パーソナリティ」と「ライフスタイル」
・ライフスタイルについてのアドラーの言葉
・そもそもライフスタイルとは
・自分を変えるとは?:ライフスタイルの活かし方

動画リンクはこちらから
    ↓
https://youtu.be/MAzvRv0WFmE

※対人サポートをその人に合ったかたちで学べるのが アドラー・カウンセラー養成講座 です。

◆次回予定されている アドラー・カウンセラー養成講座 (リアル開催)は次のとおり開催します。

日程:8月26日―10月8日(土日8日間)

概要:アドラー・カウンセラーを目指す方のためのコースです。
対人サポートをする人のために特にお勧めです。
カウンセリングのための基本的な考え方や、アドラー心理学心理学独自の方法も学んでいきます。

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)他
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/252

◆ヒューマン・ギルドのWebsiteにはカウンセラーに進む道が示されています。



https://www.hgld.co.jp/ から入ってご覧ください。

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<お目休めコーナー> 6月の花(25)

 



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月25日)はブログの更新をお休みしました。
その代わりに「アドレリアン・コーチングの理論と実践」に受講生として参加し、貴重な体験をすることができました。



冒頭、受講者への配布資料が昨年のものであったことが発覚し、ご迷惑をおかけしました。
幸い、緊急の対応をしたこと、受講者の寛容な態度に救われ、最後は充実した研修となったことが一人ひとりのご感想で窺われました。
私を除く19名の受講者の方々にお詫びと感謝を申し上げます。
講師の 竹尾メイさん とサポート役の岩村 篤さんも本当にありがとうございました。

さて、一昨日(6月24日)の夕べは同居する義母の91歳の誕生日を木曽路に亡き義姉の夫さん、タクロウ、ユイさんを招いてカミさんと共に祝いました。

義母は体が弱っていても認知機能はしっかりしていて30点満点のスコアで27点も取れる人です。
これは、元々の好奇心旺盛のタイプに加えて最近まで俳句をしていたことが関係しているようです。
みんなに向かって堂々としたスピーチをしました。
これは、地域の話し方教室に15年ほど前までの通っていたことの産物かもしれません。

婿殿の務めとしてカミさんと協力しながらの催しでした。

タクロウが料理の写真を撮っていたので、アップしますね。

  

 

我が家に同居し、地域の医療や福祉と繋がり、間もなく家の手すり等も完成し、本格的な老々介護に入ります。
私自身の老後のためにも学ばせていただきます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月17日)は午前中からカミさんが出かけていたので、我が家は義母と私の2人きり。
数日前に歩行器が届けられていたので、近所を散歩する計画でいました。
ただ、朝食時は「調子が良かったらね」と義母は牽制球を投げていました。

義母がトイレに立ったタイミングで、「お散歩行きましょうよ」と声をかけたら、すんなり応じてきました。

我が家の近辺をたった200メーターほどでしたが、歩行器を頼りに散歩しました。

私はかつて、研修で「ブラインド・ウォーク」ー目を閉じた状態で相手をエスコートするワークーをよくやっていたので、相手ペースで歩くのは得意です。
「左側は傾斜があるので、もっと道の真ん中を歩きましょうか」と声をかけると、ゆっくりながら修正。

手押しに夢中になっているので、「アジサイの葉ってこんな香りがするんですね」と言うと、呼吸して味わう義母。
実に素直な人であります。

「この先の右側はペギー葉山が子どもの頃住んでいた家があるんですよ」と言うと、「あのペギー葉山が」と応じてくれました。

家に戻る30メーターのところで、「お母さん、歩くのに夢中にならないで空を見上げてみましょうか」と声をかけると、腰を伸ばして大空を見上げました。
雲1つない青空でした。

「たった10分もしない散歩でしたけど、この達成感は数時間続きますよね」との発言に義母は大いに共感。

昼食は、カミさんが用意してくれていた献立を提供し、16:30頃にカミさんが帰ってきたら「トシノリさんと散歩できたの」と喜んで報告していました。

さて、婿殿としてのお年寄りとの散歩の教訓です。

「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる」はアドラーの【共感】についての言葉ですが、「相手のペースで歩く」も入れ、「相手の感覚で味わう」も必須のようです。
それに続いて、ほんの少しでもチャレンジしたこと、自分なりに工夫をしたこと、そして、共にいてくれたことに対する感謝を伝える【勇気づけ】も欠かせません。

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<お目休めコーナー> 6月の花(17)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

90歳の義母と同居しています。

昨日はお昼前から夜の21:30までカミさんが出かけていたので、私は家にいて義母と過ごしていました。
とは言うものの、ほとんど寝てばかりいました。

前日に放生寺(真言宗高野山派)で戒名を授かる式に出て、その後カミさんとリーガロイヤルホテルでランチをしたので、大興奮したことも影響したのでしょう。

用意してあったお昼はパス。
夜は私がシチューを作りました。
とてもおいしそうに食べてくれました。

ありがたいことは認知上の問題、排せつの問題がないことで助かっています。

姉を15年ほど前に亡くして一人娘に相当するカミさんは完璧に母親のサポートをしています。
まさにSMILE(愛と勇気づけの子育てセミナー)の介護バージョンを地で行っているような対応です。
私たちにできることは、医療・福祉とも連携しながら義母の人生の最後を過ごしてもらうこと。
そのために、婿殿にできることは経済的・心理的なサポートであると認識しています。

移転してまだ間もないので、福祉との本格的な連携はこれからです。
どんな展開になるのか、私たちの5年後、10年後を見据えながら学んでいこうと思う日々です。

◆昨日配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネルは【アドラー心理学】AI時代にふさわしいアトドラー心理学の学び方」のタイトルで私がお届け。

AIによってなくなる可能性のある仕事/残る仕事
知的労働の現場で仕事をするため求められる5つの能力
これからの学びの特徴(特にアドラー心理学の場合)
勉強の考え方がまったく変わる時代
などについて語っています。

動画リンクはこちらから
    ↓
https://youtu.be/eevPwcgT7_E

◆アドラー心理学の学び方についてお勧めの過去のブログ記事を5回にわたって書いています。
こちらから辿れます。

2016年7月11日付けブログ アドラー心理学 効果1:10の法則(5)
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20160711

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<お目休めコーナー> 6月の花(12)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(5月15日)の10:00~11:30は「無料でのぞき見! 個人事業主の確定申告にも使える『家庭決算書』ソフト体験会」(第2弾)を開催しました。

11名が参加(2名ほど退出後の写真)。



講師の船橋佳代さん(依田会計事務所スタッフ)は2度目だけにかなり説得力をもってお伝えになったようです。

主催:有限会社ヒューマン・ギルド/依田会計事務所
協賛兼オンラインサポート:渡辺歩実さん(Coconialy(ココニアリィ)主宰)


渡辺歩実さん 作成)

経理の壁を超える無料の体験講座でした。

私は冒頭部分で5分ほど挨拶をさせていただき、「起業が順調に行くための3つの壁ー(1)事業構想、(2)会計、(3)集客ーの越え方」の話をさせていただきました。

レコーディングがうまく行ったようなので、今後は@1,000円という超安価で

概要とお申込みはこちら
    ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1071

2.気分が爽快です。
ゴールデンウィークの後半から苦しんでいた痛風の症状がやっと消え、昨日は1999年までオフィスのあった新宿区榎町から馴染んでいた早稲田通りを軽快に歩いて早稲田駅から帰ってきました。

このブログを書きながらレコードでヘンリック・シェリング演奏のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いています。
何となく至福感があります。

義母の同居と共に生活がかなり変わり、私がオンラインの時にメインに使っていた、いわゆる書斎が、私の生活の重要な場に変わってきました。

1階の居間から腹筋台を書斎に数日前に持ち込み、一昨日はオーディオ装置をセットしました。
CD、レコード、カセットテープが1台で使えるTEAC製の優れもの。
レコード針を置くときはCDにはない緊張感が漂い、そのことでレコードの有難さが増すような気がします。
シェリングの独創性が活かされるカデンツァのパートはCDでよく聴いていたオイストラフのものとかなり違っていることに気づきました。

何だか話が老老介護とかなり離れてしまいました。

義母の同居なカミさんが以前から願ったもので、最初は生活がかなり変わり、正直ストレス要因もそれぞれにあったようですが、住民票も移し、室内に手すりなどが設置され、区の福祉にサポートをこれから受けつつ老老介護。
だんだん慣れてくると、一人で過ごす時間が多くなるのも悪くはないな、と思える今のところです。

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<お目休めコーナー> 5月の花(24)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(3月29日)の日本経済新聞の夕刊の第1面に「経営層、指導役は若手社員 ― 逆メンター制度、導入広がる 新発想で下意上達に」のヘッドラインが躍っていました。

続いてこんな記事。

年配者が若手を指導するメンタリング制度。
その立場を逆転させ、経営層が若手社員に教えを請うリバースメンタリングが最近広がっている。
DX(デジタルトランスフォーメーション)や環境問題、働き方改革など旧来の価値観では対処が難しい経営課題が増えるなか、次世代を担う若者層の発想に耳を傾ける狙いだ。
上意下達な組織を見直し、イノベーションが起きやすいフラットな組織への転換も企業は描いている。

実は、このことについては、3年以上前から「逆メンター/共育制度」として私が提唱していたことでした。

2020年1月10日付けブログ 【アドラー心理学によるシニア世代への勇気づけ】講演/研修
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20200110

いくつかの主要企業がこの制度を採り入れることになってとてもうれしいです。

シニア世代が偉そうに昔の体験を一方的に語る時代ではありません。
むしろシニア世代が、無批判に、メモを取りながら、教えを乞う時代だと思っています。
そこに再活性化の知恵があるのです。
私は
33歳の息子の話を実際にそうして聴いています。

2.そんな思いに浸っていたときに、娘から送られてきた孫ー小学6年生の孫息子と幼稚園年長の孫娘ーの卒業/卒園写真を開封してカミさんと見ました。
2人ともしっかりとした顔立ち。
おじいちゃんはとたんにデレデレ。
しかも、入学/入園児の写真がアルバムの右側に対比されていたので、6年間/3年間の成長ぶりがありありと。
娘は粋なことをやってくれるではありませんか。
コロナでずっと会えないでいましたが、こんなやり取りがとてもうれしい。

3.このところ私は、このブログ以外にTwitterとYouTubeに力を入れています。
昨日、『プロティアン』(田中研之輔、日経BP、1,650円)の紹介をTwitterに書いたところ、「表示」(アンテナマーク)が5,000を超えたのにビックリ!


              ↑
             ここ

私はTwitterを10年くらいやっていることになっていますが、真面目に取り組み始めたのはここ数か月のこと。
もっと力を入れてみることにしよう。

うちのカミさんが指南役になってくれているのが心強い。

ブログ、フェイスブック、Twitter、YouTubeなどのSNSの総合指南役のコンサルを受けてみたい気持ちもあります。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

『文藝春秋』(3月特別号)の「総力特集 不老長寿への挑戦」に喜劇俳優 大村崑さんと一宮西病院整形外科部長の巽一郎氏の「『100年筋肉』を鍛えよう」の対談が掲載されていました。

最近ライザップのCMでも着目されている大村崑さん、86歳から筋トレを始め、当時は腹囲が92センチあったものが現在では77センチに絞られているとのことです。

大村崑さんは19歳の時に肺結核のため右の肺を切除、医師からは「40歳で死ぬ」と言われていたのが、病院で健康年齢を測定してもらうと、一昨年が66歳、昨年な何と55歳と判定されたそうです。

対談相手の巽一郎医師は「崑さんなら108歳を超えるかもしれません」と結んでいました。

『文藝春秋』(3月特別号)は芥川賞受賞作の2作も掲載されていて1,300円(税込み)。
お勧めです。

◆東洋経済オンライン(2022/03/07)でも90歳を過ぎた大村崑さんのことが読めます。
ご参考までに
「大村崑90歳『筋トレに目覚めて』手に入れた宝物」
https://toyokeizai.net/articles/-/510057


ところで、「生涯現役」「生涯感動」「生涯青春」「生涯研鑽」「生涯貢献」を志す私。
昨日は水戸市の車両ディーラーで入社10か月半の社員20名を対象に「未来への道標」と題するモチベーション向上研修を行っていました。



私は基本的に新入社員研修を引き受けない講師ですが、このタイトルに限り引き受けています。

研修担当のTさんはすべてつきっきり、T人事課長は講座の8割ほどをオブザーブされ、お母様と同年齢の私の若々しさに驚いていらしゃいました。

3月7日(火)には奈良県の経営者を対象に「アドラー心理学に学ぶ人生と経営の流儀」というタイトルで講演を行います。
その時には『アドラーに学ぶ 70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,650円)を副読本として使います。

◆アドラー心理学法人向け研修はこちらをご参照のほど
     ↓   
https://www.hgld.co.jp/c_index.html

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ここ2年半ほどの間にYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 やZoomの際に自分の顔を見る機会が多くなるにつれて、自分の額に刻まれたしわが気になっていました。

特に先日、YouTubeで見た自分の顔と32歳の頃の顔を比較すると、40数年の間にこうも変わるの、と自ら印象付けられました。


(74歳の私)


(32歳の私)

そんな時期にオードリー・ヘップバーンの顔のしわについてのあるエピソードを思い出しました。

写真家のジョン・アイザックが撮った写真について「フォトショップで修正する?」とオードリー・ヘップバーンに連絡をしてきたときのことを巡ってです。

ヘップバーンの孫のエマ・ファーラーがこんなことを語っていたそうです。

「祖母の顔にはしわがあったから。でも祖母は彼にこう言った。『しわの1本にも手を加えないで。どのしわも私が手に入れたものなのだから』」

エマによると「彼女は美容整形を受けようなんて微塵も考えなかった。彼女にとってしわは年齢と経験、知恵の象徴だったの」とのことでした。

オードリー・ヘップバーンは別のところでこんな言葉を残しています。

「たしかに私の顔にしわも増えました。ただ、それは私が多くの愛を知ったということなのです。だから私は今の顔の方が好きです」

本日で75歳を迎えた私、「どのしわも私が手に入れたもの」、(顔のしわが増えたことについて)「私が多くの愛を知ったということなのです」「私は今の顔の方が好きです」と言えるだろうか?


と、昨日のうちに書いていました。

今朝は、年に1回の恒例の日課として、通常のお経の他に『父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)』を父母の写真を前にして唱えました。

すると、父母への感謝と共に、父母への不孝が回顧されました。
それにも関わらず父母は私に無償の愛と信頼を注いでくれていたことが蘇ってきました。

私にはまだまだやり残し感として「恩送り」の責務があります。

このやり残し感からすると、顔のしわのことなど嘆いてはいられません。

もっともっとしわくちゃになっても、そのしわを達成感の象徴として刻んでいくことを誓った朝でもありました。

◆カミさんが本を買った東中野のブックプラスに私の65冊目の本『娘が理解できません ― 大人になった娘のために、母親は何ができるか』(小学館クリエイティブ発行、税込1,540円)が平積みになっていたようです。


          ↑
有難いことに来年の出版対象の本も決まっています。

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<お目休めコーナー> 12月の花(28)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

カミさんが11月末にコロナに感染し濃厚接触者としてひたすらお給仕をしたこと、その後に2泊3日の奈良出張、続いての研修をこなしていたことの疲労が蓄積していたようです。
夕食前後に睡眠を取る日が続いています。

昨日も夕食後に1時間半ほど熟睡していました。
それでいて通常の睡眠もしっかり。

睡眠時にお世話になるのがこの秋から我が家にやって来たソファー。
しっかりと私の睡眠の友になってくれています。

角度が調整できるので、当初は読書の友にしようと思っていました。
しかし、いつの間にかすっかり睡眠の友になっています。

日頃「輝いて生きる!」とか「人生75歳がピーク」なんて言っていますが、その裏ではからだとこころの呼びかけに従って自分とのつき合いをうまくやっているのであります。

私の「アクティブシニア」として【生涯現役】【生涯感動】【生涯青春】【生涯研鑽】、そして【生涯貢献】をモットーとしています。

そのために避けるべきことは【無理】【無駄】【無益】の3つの「無」です。

◆「アクティブシニア」の秘訣として「『老い』の持つ可能性:八掛け人生のすすめ」としてヒューマン・ギルドのニュースレターの10月号の巻頭言に書いています。
一部編集してお伝えします。
ご参照ください。

人は生きている限り人生のステージで確実に受け容れなければならない2つのことがあります。
「老い」と「死」です。

今年の年末に75歳を迎え、『アドラーに学ぶ 70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、税込み1,650円)の著者として常々実感することがあります。
それは、『老い』は特定領域の可能性を高めるということです。
そのことは、今までの常識を覆すことで実現します。

父親が75歳の時、35歳だった私は生まれて初めてと言っていいくらい2人きりで行動を共にしました。
父親の念願だった観音霊場巡りとして坂東札所33か所、秩父34か所を巡礼したのです。全部で半月くらいかかったでしょうか。

経営者として第一線を離れていて、長男夫婦、孫たちに囲まれて幸せに過ごしていた父は、同年代の人たちよりは容姿や認知機能において若さを保っていましたが、寺院の階段を登るときは、とてもしんどそうでした。
車両の中では居眠りしていることも多々ありました。

その時期の75歳の父と比較すると、私の見た目(髪が比較的ふさふさ、白髪少なめ)は変わらなくとも、体力面・知的面共に格段の開きがあります。
階段は一段置きが大半、知的な面では、短期記憶においてはいささかの衰えを自覚するものの、蓄積してきた経験や知識がさまざまな可能性を生み出している私です。

その実例は今年出版の4つの本が証明します。

『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(新星出版社、1,320円)
『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,650円) 
『アドラー心理学 こころの相談室──小さなことが気にならなくなるヒント』(三笠書房王様文庫)  
『娘が理解できません ~ 大人になった娘のために、母親は何ができるか』(小学館発売/小学館クリエイティブ発行) 

みんな違うジャンルの本です。
人脈に加えて「記憶よりも記録」の心構えが私を支えてくれました。
2008年1月以来5,000日を超えるブログに蓄積した情報が助けになってくれました。

体力面では「歯磨き+α」の感覚で行っているフィジカル・トレーニングなどが役立っています。

私なりの「アクティブシニア」の秘訣を5つのポイントにまとめます。

(1)一世代前の高齢者イメージの八掛けがあなたの実力年齢。
実際年齢と実力年齢は違う。

(2)可能な限り「生涯現役」を続けよう。
「生涯現役」は尽きぬ好奇心が支えとなり、「生涯感動」「生涯研鑽」「生涯青春」「生涯貢献」と繋がる。

(3)若者や異性などの話はメモをしながら聴こう。
違いを大切に積極的にパクッて自分のものにしてしまおう。

(4)あなたの魂が朽ちることを阻止するよき師、よき友を持ち続けよう。

(5)「これが限界」だと思えば、その思いが限界になる。
限界はあなたの管理不能な「大いなる意思」(別名、神仏)のはからいに任せよう。

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カミさんのコロナ罹患に伴う濃厚接触者生活は7日目になりました。

「ADHD(注意欠如・多動症)のなれの果ては気配り上手?」の2回目です。

「気配り」とは文字通り「気を配ること」です。

このことは場の要請でもある「気配」を感じる、察することでもあり、自分の生命の根源的なエネルギーである「氣」を配り、何かとアクセスすることでもあります。

今回はADHD(注意欠如・多動症)の強みであるアクセス力について書きます。

特にこのアクセス力は加齢と共に高まることとして、2021年9月29日の日本経済新聞の夕刊の「あすへの話題」で精神科医のきたやまおさむ氏が「自分の失敗談が嫌いでない」で概要次のようなことを書いていたことを思い出します。 

関心のあるところにだけ神経が集中し、他では注意散漫になって鍵や財布をよくなくすことで親しい医師の見立てでは、軽い「注意欠如多動症」だと言われているきたやま氏には、それを裏付けるのが下記の特性を有していることを書いていました。

(1)幼い頃は落ち着きがなく、確かに多動傾向もあった。
(2)大人になりこれが出せなくなると、今度は外に出ない分だけ頭の中がよく動くようになり、連想や思いつきが豊かになったようだ。
(3)多動が心の多動になることで、同時にいっぱいのアイデアが頭に浮かんでくる。

この(2)と(3)こそ私が使った「アクセス力」そのものです。

きたやま氏は、このことをロマンチックに「脳内旅行」と呼び、このことで下記の恩恵を受けているようです。

・コロナ禍で現実の旅ができなくとも、心の世界をうろうろ、ぶらぶらと旅ができる。
・注意散漫で心に次々とアイデアを浮かばせながら、持ち前の過剰な集中力で興味深いところをまとめあげようとする。
・これを練りあげると、結果的に完成度の高いものができあがる。

力を抜いた注意散漫と力を入れる過集中の併用もできるようになったとも書いています。

多動傾向の「氣」を配り、何かとアクセスする強みをADHD(注意欠如・多動症)の人が備えていることになるようです。

ここで、あるヒューマン・ギルドの会員のYさんの話を思い出します。

Yさんは、中学生の男の子の忘れ物と多動に手を焼き私に相談をしてきました。

私が小学5年生の時は机の上を飛び回っていたことを話し、同じ匂いがすることについて細かく話しました。
それ以来Yさんは、その子の注意欠陥・多動性・衝動性による行動に直面するたびに心の中で「としのりちゃん」と呼び、やがては私のようになることをイメージし続けました。

その子はやがて高校に入ると、バレーボールの一流選手になったのです。

また、2013年3月12日付けブログ 元不登校児が医学部に合格 に書いているK君ももとはと言えば、元ADHD(注意欠如・多動症)の典型的な子どもでした。

今では医師として大活躍です。

◎ADHD(注意欠如・多動症)であったことはアクセス力という強みを発揮できるのです。

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カミさんのコロナ罹患に伴う濃厚接触者生活は6日目になりました。

判定日(今週の月曜日)とそれ以前を含めると「超濃厚接触者」で、土日は24時間と言っていいくらい一緒の空間にいました。
それでも感染しなかったのは不思議です。

カミさんがクリニックで診断を受けて帰宅してからは、マスク越しの会話を最後に、1階と2階でトイレも含めて完全に別居し、やりとりの大部分は、ドアを隔ててのやり取りが一番の接近距離、その他はLINEによるメッセージかLINEのビデオ通話。

お陰様で感染を避けることができています。

食事の買い出し、炊事・洗濯・掃除、すべて私が引き受けています。

食事を作りながらふと「この仕事、自分は好きかも」と思いました。

思い返せば、私は半年間、父子家庭生活をしていたこともあり、その後も再婚するまでの6年半自分でかなり料理を作っていました。

食事の買い出し、炊事をしながら、いろんな着想が湧いてきて、1つのことが他のことに結びついて、関連することが「気配り」として愛する妻のためにユニークな奉仕ができているのです。

主婦にとっては当たり前のことかもしれませんが、食事を作ることは、時間内に同時並行的にいろいろなことをこなしながら作り上げる創造的な営みであることを再確認しました。

濃厚接触者生活はまた、過去を振り返る内省が豊かになる時間でもありました。

私の子ども頃は完璧にADHD(注意欠如・多動症)でした。

当時の小学校の通信簿には毎学期「落ち着きがない」と書かれていたし、母からも「お前は本当に落ち着きがないね」と言われていました。

小学校4年生の私を現代のADHD(注意欠如・多動症)に理解が及ばないS教師は、私にさんざん体罰を加えていました。
小学校4年生当時の私は大きな円形脱毛症を抱えていました。

成人してからの話は飛びます(こういうところがADHDのなれの果てらしい)。

私が外資系の中堅企業で総合企画室の課長を6年半全うできたのも、もしかしたらADHDのなれの果ての気配り上手なところが評価されていたのかもしれないとも思いました。

総合企画室の課長と言っても事業計画の立案だけでなく業務監査や社長の特命事項の推進、社内の主要会議への出席・議事録作成、人事課長を兼務していた時期の教育の仕事、その他には部下には社長秘書を抱え、社長のスケジュール管理まで及んでいました。

これらの仕事は気配りしなければ遂行困難です。

そこで結論その1(次回にも続きます)。

◎ADHD(注意欠如・多動症)であったことは気配り上手として活かせる。

そんなことを妻のお世話をしながら内省したのであります。

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一昨日(2022年11月23日)のブログで「待ったなしの【後期高齢者】、でも、輝いて生きる!」を書きました。

舌のねの乾かないうちに今朝は無節操にも、そうそう「輝いてばかりいられない」という話を書きます。

昨日の午後は区役所に出向いて「後期高齢者医療制度」について詳しく聞いてきました。

・75歳の誕生日の前日までは、国民健康保険、あるいは健康保険組合発行の保険証と高齢受給者証が使えるが、75歳の誕生日をもって「後期高齢者医療被保険者証」に切り替わる。

・医療費の負担割合は以前の所得によって異なり、1割、2割、3割のパターンがある。

・自己負担割合が3割の人は、同じ世帯の被保険者の中に住民課税所得が年に145万円以上の人がいる場合である。  等々

私は以前に金融関係の年金担当の方に相談し、自分のもらえる年金額について試算してもらっていました。

22歳の時から70歳まで ー 2年間ほど国民年金のお世話になっていた時期を除外してー の社会人生活のほとんどを厚生年金を支払い続けていて、年金担当の方に「そこそこの年金額になりますよ」と言われたものの、とても夫婦二人の家計を維持できるほどの金額になりません。

これが現実です。

私の場合、ヒューマン・ギルドの経営者であり続けるためにある金額の役員報酬をもらい続けるつもりでもあるし、「雑収入」として印税収入が入るので、いきなりみじめな生活に入ることはなさそうですが、これから10年、20年と生き続けるとしたら、かなり生活の仕組みを変えなければならないことに直面しました。


話は変わって、10月8日から11月5日にかけてNHK総合テレビで放送された松坂慶子主演の「一橋桐子の犯罪日記」をカミさんと一緒に観ていました。

https://www.nhk.jp/p/ts/2LKPLXJYL6/

松坂慶子さんと言えば、私たちの世代では「愛の水中花」。

その松坂慶子さんが76歳の一橋桐子を演じ、余生に選んだのは“ムショ活”(注:犯罪を犯して刑務所で過ごそうとたくらむこと)。

親類縁者も貯金も持ち家もなし、パートのわずかな収入と年金で細々と暮らす高齢女性を見事に演じきったのです。

ほのぼのとしたシーンがいくつもありましたが、時にせつなくて、【後期高齢者】が迎える現実をまざまざと見せつけたドラマでした。

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12月の75歳の誕生日の前に区役所から封書が届いています。

封書の外側には「新しい後期高齢者医療保険証が入っています」という文言が書かれていて、同封物には「後期高齢者医療制度のご案内」の資料が入っていました。

読んでみてもちんぷんかんぷん。

区役所に行くか電話をするかして肝心のことを聞こうと思っています。

昨日は、某金融機関の担当者から年金のことを詳しく聞く機会を得ました。

あるギリギリの金額の給与を得ながら、年金をフルにもらうシミュレーションもしてみたところ、今の年収に遠く及びませんが、年齢に相応の所得で生活をすることも覚悟をしておかなければなりません。

【後期高齢者】と記された書類を手にし、年金の実態を目の前にして、「老い」には(1)身体的、(2)精神的、の他に(3)社会的、(4)経済的の側面もあることに直面した昨日でした。

それでも私は『輝いて生きる』ことを選びます。



ここからは余談です。

(1)11月30日には某企業の58歳を超えた人たち120名ほどを対象に「八掛け人生」をテーマにした3時間の研修を行い、3月には奈良県の経営者たちを対象に『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』をテキストに講演を行ってきます。

私自身が「生涯貢献」のモデルとなって「輝いて生きる」手本となります。

(2)カミさんが大塚の実家に行った際に旭書店に寄ったら、私の『アドラー心理学 こころの相談室』(三笠書房 王様文庫)が面陳になっていたようです。

「生涯現役」として本を書き続けます。

<お目休めコーナー> 11月の花(21)



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