おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日に続いてスプーンフィールドの「組織おこし」のことを書きます。
スプーンフィールドの事務所で歓談後、場所を公民館に移していよいよ「組織おこしプロジェクト」です。
スタッフ、利用者(7名)、保護者の前で和枝さん、関口さんにインタビューしました。
「スプーンフィールドの創業の原点は何か?」
「スプーンフィールドがここまで存続・発展してきた要因は何か?」
「直面している課題は何か?」
「10年後、どんな姿にしたいか?」等々
2人は、明確に答えてくれました。スプーンフィールドでは、利用者の1人ひとりを大切にしていることが最大の持ち味のようです。
続いてグループワーク。
5人と6人に分かれ、2018年に「輝くスプーンフィールドにするために?」というテーマでアイデアを出し合いました。
付箋紙にまずアイデアをできるだけたくさん出し、それを模造紙にまとめるのです。
ここで感動しました。本来ならば、利用者だから自分のメリットを考える人が多いかと思いきや、10年後のスプーンフィールドを見据えて、「こんな姿・あんな姿」とアイデアが短時間に出ること出ること。関心がしっかりと個人でなく組織に向いているです。共同体感覚の発露そのものでした。
続いて発表。利用者2名がグループを代表して発表しました。
発表後は、またお2人にインタビュー。
最後に私がコメントしました。
スプーンフィールドの最大の財産は、情熱溢れる、若きリーダーが率いて、それに利用者がここまで貢献意欲を発揮することに深い感銘を受けました。まさに今の時点で「輝くスプーンフィールド」でした。
リーダーのお2人だけでなく利用者の体験そのものがスプーンフィールドの財産になっていることをしかと確認しました。
その後は、宴席を設けていただき、和枝さん、関口さんにスタッフの栗林さんも加わり話が盛り上がり、新幹線で熱い想いを胸に抱きながら長岡の地を後にしたのでありました。
あの模造紙、間違いなく今後のスプーンフィールドの財産になるだろうな。
私も力になりたい。