おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
今朝は、夢解釈を休んで、ちょっといい話を紹介します(と、誰かさんをじらす私であります)。
パブロ・ピカソにまつわるエピソードです。
ある日、1人の女性が市場でパブロ・ピカソを見つけて、1枚の紙を取り出しました。
「ミスター・ピカソ」彼女は興奮気味に言いました。
「あなたの大ファンなんです。私のために、ちょっとしたデッサンを描いていただけませんか?」
ピカソはうれしそうに応じ、彼女が差し出した紙にすばやく描きました。にっこり笑ってその紙を返しながら、彼は、「百万ドルになるよ」と言ったのです。
「でも、ミスター・ピカソ」と、興奮したその女性は答えました。
「この小さな傑作をお描きになるのに、たった30秒しかかかってませんわ」
ピカソは笑いました。
「その傑作を30秒で描けるようになるまでに、私は30年かかったんだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b3/b1273d5e1aa5565bc10e80103623f6eb.jpg)
この話は『3週間続ければ一生が変わる Part2』(ロビン・シャーマ著、北澤和彦訳、海竜社)からの抜粋です。
著者のシャーマは、この話を紹介した項で次のような公式を示しています。
集中+日々の向上+時間=天才
そして、シャーマはこの公式を「天才の公式」と称し、次のように断言しています。
「ひとたびこの公式を深く理解すれば、あなたの生活は一変するでしょう」
もう一度「天才の公式」を書きます。
集中+日々の向上+時間=天才
天才は、生まれながらの素養でなれるものではなさそうです。