おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
小倉 広さん(株式会社小倉広事務所 代表取締役、ヒューマン・ギルド プレミアム会員)の新著『任せてもらう技術』(実業之日本社、1,300円+税)の紹介です。
宇都宮の看護学校の集中講義の往復の新幹線の中で読み終わりました。
タクシーで看護学校から宇都宮駅への帰り道には みんみん で餃子を買って帰りました(また餃子へのこだわり)。
昨日(7月9日)の夕食時にいただきました。
私の好みからすると、宇味屋(うまいや)の餃子(下の写真)の方がうまいや。
あ、いけない。小倉さんの本の紹介でしたね。
まず、本の構成は次のとおりです。
第1章 なぜ、キミは任せてもらえないのか?
第2章 そもそもキミ、勘違いしていないか?
第3章 キミは上司のこと、どれだけ知っているの?
第4章 任せてもらう技術(1) 信頼を貯金する
第5章 任せてもらう技術(2) 能力を鍛える
第6章 任せてもらう技術(3) 意欲・姿勢を鍛える
第1章、第2章は「自分を知る」部、第3章は「上司を知る」部、第4章、第5章、第6章は「任せてもらう」部。任せてもらう心構えと技術満載です。
第1章、第2章では、仕事ができ、正論を吐く。その割には、思い込みが強く、部下として使いにくい青年が何回も出てきます。
リクルート時代の小倉青年です。
しかし、根が素直で勉強好き。プラス思考の持ち主です。
30歳にしてコンサルティング部で6名の部下を持つ課長に昇進。
ところが、部下の批判が強まり、うつ病になり、自ら上司に申し出て、課長の役職から降りる羽目に。
こんなエピソード一杯のこの本、小倉さんらしい本の作り方です。
共感してやめられなくなり、看護学校の授業が始まるまで読んでいました。
宇都宮駅で安倍総理の演説があるのに、それも聞かずに16:50の新幹線に乗ったのは、何を隠そう、この本を読むためでした。
ところで、この本の編集に従事された実業之日本社 学芸出版部の寺門侑香さんは、7月6日付の産経新聞で 【書評】『任せてもらう技術 キミが変われば、上司も変わる!』小倉広著
を書いていらっしゃいました。
本の内容の充実度、編集者の熱意、出版社の販売意欲、読者の支持、これだけ揃えば、この本がかなりの売れ行きになることは確実です。
強くお勧めします。
任せる側の立場からこの本もお勧めです。
◆小倉さんの本が読者の共感を得る秘訣について私は次のとおり考察を加えております。
7月5日付けブログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(1)
7月6日付けプログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(2)
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