アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月5日)は高松市で香川県と市町の職員を向けに8:45~16:45に

アドラーに学ぶモチベーション向上講座

を担当してきました。

特徴の1つは、いわゆるお手上げ式で参加した方27名(県職員と市町の職員が半々くらい)が対象なので、研修のモチベーションが高かったことと、アドラー心理学を事前に知っている方がかなり多かったことです。

後者について「アドラー心理学に何らかのかたちで触れたことある方は?」とお尋ねすると、何と4割くらいの方が手を挙げました。

「アドラー心理学」を銘打った研修を行っても、名前だけは知っていても本を読んでいる人は意外に少ないものです。

研修プログラムは、次のとおりでした。

1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.アドラー心理学を学ぶ
3.恐怖・操作に代わるもの
4.やる気を引き出す勇気づけのリーダーシップ

さらに私は、この研修を「アドラー心理学に基づく変革型リーダーシップ」だとして、次の6つのポイントを徹底しました。

1.「自己変革なくして組織変革なし」のスローガン
2.組織だけでなく家庭や個人生活にも変化=全人格的変容
3.リーダーシップに勇気づけのスパイス
4.勇気と希望のアドラー心理学が基盤
5.恐怖や操作による支配を否認していること
6.尊敬・共感・信頼に基礎づけられていること

座席表に書かれた所属組織名と個人名を使いながら「取材式自己紹介」を行ったら、見知らぬ人たちもたちまち仲間のようになってしまいました。

私は、このことからアドラー心理学の「共同体感覚=所属感+信頼感+貢献感」とつなげて解説をしました。

休み時間でも朝食休憩時間でも質問OKとお伝えしたら、大学生時代に女子サッカーU-23の選手でベオグラードで銀メダルを取ったことのある方、ひきこもりに関わる臨床心理士の方、小学生の娘さんのことで対応に困っている方など、何人かいらっしゃり、また、27人のグループを3人一組にする際にアイデアを出してくださる方もいて、とても協力的な雰囲気で研修が進みました。

研修にかける私の想いは、単に知識を身につけて終わるものでなく、受講者と共に作り上げ、しかもその応用範囲が職場だけでなく家庭でも個人生活でも使える研修です。

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