おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月20日)は、島根県立東部高等技術校 主催(雲南市役所共催)で島根県雲南市で
アドラー心理学で学ぶリーダー研修
のうちの
上司学 ― マネジメント心理学
を担当してきました。
ホテルにお迎えに来てくださったのは、島根県立東部高等技術校 の小村威都恵さん。
かなり意欲的・行動的であると共に気配りの達人です。
後部座席に乗り込みしばらくすると、「岩井先生は、どんなコーヒーをお飲みになりますか?」と尋ねられ、「ミルク入りコーヒー、シュガーなし」と言うと、すっとカップ入りのコーヒーを渡されました。
おそらく2種類を用意して、私のリクエストに合ったものを渡してくれたのでしょう。
こういう時、ミルクと砂糖がたっぷり入った缶コーヒーを勧める人がかなり多いのですが、小村さんは、そうなさいませんでした。
研修講師をしていて最悪なのは、講師のお世話役があらかじめ決められていて、休み時間に砂糖がたっぷり入ったコーヒーを一方的に渡される時です。
私は、「血糖値が高いので、砂糖は使わないし、それにコーヒーを飲みたいときは自分でいれますので」とはっきりとお伝えします。
そんなことを小村さんとお話ししながら、私はこんな言葉を申し上げました。
「気配りとは、相手に選択の余地を残すこと」
そして、
「それをしないのを『押しつけ』と言います」
そう言えば、島根県立西部高等技術校 主催の益田市の研修の際も、ご担当の田中政恵さんが私のお水のペットボトルを渡してくれるときに、「岩井先生は、常温と冷たいのと、どっちがお好みですか?」と聞いてくれ、「常温」と答えると、右手に持った常温のペットボトルを用意して置いてくれました。
どうやら島根県の人たちは、私に選択の余地を与えてくれる、本物の気配りの文化を持つ県民性なのかもしれません。
上のようなことを考えながら出雲市内の地鶏専門店で島根県の日本酒3種を飲み比べしながら地鶏のバジル焼きや野菜サラダ、ガーリックきゅうりなどを食べていました。
島根よいとこ、何度も来たい!
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