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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.久しぶりに本の紹介です。

『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』(遠藤功監修、新星出版社、1,430円)

私にとって意表をつかれた本でした。
その理由は次の2つです。

・「マネジメント」というタイトルが付きながら経営管理の本ではない。

・部下を管理するための本ではない。

では、どんな本か?

監修者によれば「思い通りにいかないものを、どうにかこうにか『いい感じ』にし、成果を最大化するために必要なスキルこそがマネジメント」なのだと「はじめに」に書いてあります。

どんなことが対象になるのか?

・仕事をする環境をいい感じにする
・自分の体調をいい感じにする
・人間関係をいい感じにする
・仕事の役割分担をいい感じにする
・仕事の段取りをいい感じにする

となると、読者対象はビジネスの現場にいる人だけでなく「思い通りにいかないものを、どうにかこうにか『いい感じ』にし、成果を最大化したい人」にまで及びます。
自分自身を『いい感じ』にするために役立つ本でもあります。

マネジメントという概念を理解するのに役立つものとして「環境」「プロセス」「リソース」「感情」の4つ(「四元素」)を起点としてマネジメントの対象を「セルフマネジメント」」と「チームマネジメント」で体系づけます。

この本では「何をマネジメントするのか?」の観点からマネジメントの全体像を大きく「仕事に関する要素」と「人に関する要素」に分け、それぞれに3つの要素にまとめます。

「仕事に関する要素」・・・・時間(タイムマネジメント)、仕事(タスクマネジメント)、情報(情報マネジメント)

「人に関する要素」・・・・感情(エモーションマネジメント)、関係性(リレーションマネジメント)、期待値(エクスペクテーションマネジメント)

大半がイラストで描かれていて、イメージで伝わってくるのが魅力的です。

最終のChapter5の部分は「デジタル時代のマネジメント」。

リモート・ワークの現場で求められる意識改革についてもとても重要なヒントを提供してくれています。

私は今まで新星出版社刊行の『サクッとわかるビジネス教養』シリーズの『サクッとわかる ビジネス教養 地政学』 (奥山 真司監修)と『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学』(阿部 誠監修)を読んでとても役立っています。

 

そのシリーズの中の1つとして『サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学』がこの夏に私の監修で出せることをとても喜びとしています。


2.いよいよFacebook Live 【子どもの目が輝く! 自信の引き出し方】の開催が明日のお昼に迫りました。

日時:4月22日(金)12:15~12:50
ナビゲーター:渡辺歩実さん手賀総子さん

子どもの自信ややる気がぐいぐい伸びるアドラー流の関わり方をなんと今回無料で聴くことができます。

ご視聴はこちらの無料Facebookグループから
   ↓
自分の魅力が発見できる!【自分はじめLabo】
https://www.facebook.com/groups/1042292366342808
 
事前に参加していただくと通知が届きます。
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