アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早いものであと2週間もすると新年を迎えます。
今年1年を振り返ることが多くなりました。

今年の後半に私の頭の中を大きく占めた思考法があります。

【エッセンシャル(本質的)】+【エフォートレス(努力なし)】の思考法です。

2つともグレッグ・マキューンというアメリカのコンサルタントの書いた本をもとにした思考法です。

【エッセンシャル(本質的)思考】をひと言で言えば「最少の時間で成果を最大にする」とあるサブタイトルのとおりです。

【エフォートレス(努力なし)思考】は「努力を最小化して成果を最大化する」思考法です。

アドラー心理学より前に経営学を学んできた立場から簡略化して表現すれば、「生産性」の考え方でまとめることができます。

生産性は投入(インプット)に対する産出(アウトプット)の比で捉えられ、次のように表現されます。

産出(アウトプット)
投入(インプット)

一定のアウトプットが発揮できるように最小の時間を投入しようとするのが【エッセンシャル(本質的)思考】、最小の努力で済まそうとするのが【エフォートレス(努力なし)思考】ということになります。

この考え方はいかにも合理的のように見えますが、多くの無駄というかけがえのない体験をしてきて、人生の終着点を視界に入っている立場からすると、今後も意識し続けなければならない2大思考法でもあります。

この2大思考法がまた、仕事だけでなく日常生活にも活かせることが魅力でもあります。

うちのカミさんが前から私に語ってくれていた一種の「断捨離」と【エッセンシャル(本質的)思考】が見事ドッキングして本の大量廃棄と悪習慣の根絶に役立ちました。

その体験はYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】エッセンシャル思考をもとに」として12分ほどで語っています。


   ↓   ↓
https://youtu.be/uDAwesbmbak


一方の【エフォートレス(努力なし)思考】は3つのステップから成り立っています。

STEP1 エフォートレスな精神
      頭のガラクタを片づけて、余裕のマインドを手に入れる。

STEP2 エフォートレスな行動
    もっとも効率のいいポイントを見つけて、余裕で最高の成果を出す。

STEP2 エフォートレスの仕組み化
    行動を自動化し、成果が勝手についてくる仕組みを作る。

【エフォートレス(努力なし)思考】を簡略化して表現すれば、次のとおりです。

「大事なことをやるのは死ぬほど大変だ」という精神をもとにした、(1)頑張りすぎる、(2)難しく考える、(3)複雑化する、(4)やりすぎる行動のために「疲れるばかりで成果が出ない」という【頑張る】を

精神・・・大事なことをやるのはいちばん簡単だ

行動・・・簡単なやり方を探す

成果・・・余裕で正しい成果が出せる

に転換してしまえば【エフォートレス(努力なし)】で結果が出せるのです。


私はある月刊誌の依頼の8,000字の原稿を濃厚接触者としてカミさんのお世話の合間の1週間とその後奈良出張中にお多くの時間を費やせずに完成させました。

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