おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
カミさんが11月末にコロナに感染し濃厚接触者としてひたすらお給仕をしたこと、その後に2泊3日の奈良出張、続いての研修をこなしていたことの疲労が蓄積していたようです。
夕食前後に睡眠を取る日が続いています。
昨日も夕食後に1時間半ほど熟睡していました。
それでいて通常の睡眠もしっかり。
睡眠時にお世話になるのがこの秋から我が家にやって来たソファー。
しっかりと私の睡眠の友になってくれています。
角度が調整できるので、当初は読書の友にしようと思っていました。
しかし、いつの間にかすっかり睡眠の友になっています。
日頃「輝いて生きる!」とか「人生75歳がピーク」なんて言っていますが、その裏ではからだとこころの呼びかけに従って自分とのつき合いをうまくやっているのであります。
私の「アクティブシニア」として【生涯現役】【生涯感動】【生涯青春】【生涯研鑽】、そして【生涯貢献】をモットーとしています。
そのために避けるべきことは【無理】【無駄】【無益】の3つの「無」です。
◆「アクティブシニア」の秘訣として「『老い』の持つ可能性:八掛け人生のすすめ」としてヒューマン・ギルドのニュースレターの10月号の巻頭言に書いています。
一部編集してお伝えします。
ご参照ください。
人は生きている限り人生のステージで確実に受け容れなければならない2つのことがあります。
「老い」と「死」です。
今年の年末に75歳を迎え、『アドラーに学ぶ 70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、税込み1,650円)の著者として常々実感することがあります。
それは、『老い』は特定領域の可能性を高めるということです。
そのことは、今までの常識を覆すことで実現します。
父親が75歳の時、35歳だった私は生まれて初めてと言っていいくらい2人きりで行動を共にしました。
父親の念願だった観音霊場巡りとして坂東札所33か所、秩父34か所を巡礼したのです。全部で半月くらいかかったでしょうか。
経営者として第一線を離れていて、長男夫婦、孫たちに囲まれて幸せに過ごしていた父は、同年代の人たちよりは容姿や認知機能において若さを保っていましたが、寺院の階段を登るときは、とてもしんどそうでした。
車両の中では居眠りしていることも多々ありました。
その時期の75歳の父と比較すると、私の見た目(髪が比較的ふさふさ、白髪少なめ)は変わらなくとも、体力面・知的面共に格段の開きがあります。
階段は一段置きが大半、知的な面では、短期記憶においてはいささかの衰えを自覚するものの、蓄積してきた経験や知識がさまざまな可能性を生み出している私です。
その実例は今年出版の4つの本が証明します。
『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(新星出版社、1,320円)
『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,650円)
『アドラー心理学 こころの相談室──小さなことが気にならなくなるヒント』(三笠書房王様文庫)
『娘が理解できません ~ 大人になった娘のために、母親は何ができるか』(小学館発売/小学館クリエイティブ発行)
みんな違うジャンルの本です。
人脈に加えて「記憶よりも記録」の心構えが私を支えてくれました。
2008年1月以来5,000日を超えるブログに蓄積した情報が助けになってくれました。
体力面では「歯磨き+α」の感覚で行っているフィジカル・トレーニングなどが役立っています。
私なりの「アクティブシニア」の秘訣を5つのポイントにまとめます。
(1)一世代前の高齢者イメージの八掛けがあなたの実力年齢。
実際年齢と実力年齢は違う。
(2)可能な限り「生涯現役」を続けよう。
「生涯現役」は尽きぬ好奇心が支えとなり、「生涯感動」「生涯研鑽」「生涯青春」「生涯貢献」と繋がる。
(3)若者や異性などの話はメモをしながら聴こう。
違いを大切に積極的にパクッて自分のものにしてしまおう。
(4)あなたの魂が朽ちることを阻止するよき師、よき友を持ち続けよう。
(5)「これが限界」だと思えば、その思いが限界になる。
限界はあなたの管理不能な「大いなる意思」(別名、神仏)のはからいに任せよう。
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