おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月11日)のブログをお休みしたので、一昨日、昨日のことについて3つの話題を書きます。
1.一昨日の晩はカウンセリング道場(チャレンジコース)を行いました。
10人の参加者との間でカウンセリング演習は行わず、Q&Aに基づき「ライフスタイルの書き換え」などにつき話し合いを進め、その一環としてオンライン初のサイコドラマを展開してみました。
また、早期回想や夢や何らかのエピソードについてその人の物語形成のパターンにその人のライフスタイルが反映されることを語り、その一例として次のことを私が受けた前世療法のてんまつのことを紹介しました。
ご関心のある方は是非お読みください。
2011年10月2日付けブログ 続・カウンセリング/セラピーでの決めつけの弊害
◆9月から火曜日に隔週でオンライン開催第82期アドラー・カウンセラー養成講座 を予定しています。
2.昨日は会社にお休みを取り、カミさんと長野県駒ケ根市にバスで出かけました。
カミさんの父親の遺骨を東京の放生寺に移すために娘ムコの役割を果たしました。
数日前に気象予報では雨。
ところが、ありがたいことに晴れに転じ、往路休憩のために立ち寄った双葉サービスエリアで富士山がくっきり見えました。
お墓から骨壺を取り出すのには難渋しました。
骨壺の下部が割れていて遺骨をかき集めるようにして持ってきて我が家に一晩お預かりし、本日中に義母の家にお届けします。
カミさんが骨壺をAmazonに注文して本日手に入り、新しい骨壺に入れ直しするので、5月15日(日)の納骨式の法要に間に合いそうです。
思いがけないことがありました。
カミさんの従姉夫婦がお墓に付き添ってくれただけでなく、現在7年に一度の御開帳の地元の 光前寺 に案内してくれました。
参道にやたら犬を連れた人が多いことに疑問を持っていたら、この寺は光ごけと共に霊犬早太郎伝説で有名なのです。
私たちが一番印象に残ったのは参道と庭園でした。
(三重塔)
(鐘楼)
@1,000円の料金を払って入った庭園は、十分その価値がありました。
抹茶がとてもおいしかったです。
往路のバスは、それぞれ30分ほど予定よりも早く到着しました。
3.バスの中では『自己肯定感が高まる習慣力』(三浦 将さん、三笠書房知的生き方文庫、880円)を読み終えました。
これは強くお勧めしたい本になりました。
ひと言で言えば「習慣力をつけて自己肯定感を高める本」です。
小さな行動習慣を付けながら、人が本来持ち合わせている潜在能力を活かしながら、
≫ 「やらないこと」を決める
≫ いつもより10分だけ、早く起きる
≫ 「過去の自分」と「未来の自分」を切り離す
≫ 自分のネガティブな個性に「あだ名」をつける
≫ その日感謝したことを、ノートに3つ書く
などによって自己肯定感が高められるようになっていくのです。
この点、私が開発・普及している「人おこし・組織おこし」や「自分創め」と共通するところがあります。
それもそのはず、三浦 将さん はヒューマン・ギルドの 会員 としてアドラー心理学を学ばれた方でもあるからです。
私がとても腑に落ちたのは「自己受容」と関連付けて「自己肯定感」を語っていることで、「良いとか悪いとか、できるとかできないではなく、どんな自分も受け容れられているのが、完全な自己受容の状態」とし、「この受け容れ度合いが自己肯定感」だと書かれていることです(42ページ)。
他の著者の語る「自己肯定感」は背後に「自己否定感」が存在し、いつまでも自己否定から抜け出れないアリ地獄との戦いが続くことです。
その点、三浦さんの説は「あなたはあなたのままでいいのですよ。あなたにすでに備わっているものを活かし、無理なく行動習慣を変えていきさえすれば、あなたが本来持ち合わせている潜在能力が開花するのですよ」と語ってくれているようでもありました。
三浦さん、いい本を書き続けてくれて、さらにこの本でも「岩井俊憲」に感謝の言葉を添えていただき、私こそ感謝申し上げます。
◆強いお勧め:三浦さんをヒューマン・ギルドお招きしてハイブリッド型でご提供の講座のご案内。
会場にお越しの方は三浦さんと講座後に懇親会をご一緒できます。
『自己肯定感が高まる習慣力』をあらかじめゲットしてサインをもらえる機会にも恵まれます。
「人生を主人公として生きるための習慣力」
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/962
日 時:5月16日(月)18:30~20:00
受講料:1,000円(税込み、資料付き)
内 容:
あなたは毎日どんな気分で生きているでしょうか?
しんどい時や、つらい気分の時、どのように乗り越えているでしょうか?
そんな時に、自己否定をしたり、他人や環境のせいにしているだけでは、一向に状況は変わりません。状況を積極的に変えていこうとする態度と行動が、自分の人生を主人公として生きる生き方と言えるでしょう。
そのように生きるためのポイントとなることが「自己肯定感」。
自己肯定感というものは、起こっていることに対しての「捉え方」によって変わります。このように、人生を主人公として生きることができるかどうかは、起こっていることに対しての「捉え方」にかかっているとも言えます。
今回は、起こっていることに対しての「捉え方」を、習慣の力を使って、より良い方向に変えていく手法についても、詳しくお伝えしていきます。
講 師:三浦 将(みうら・しょうま)さん
株式会社チームダイナミクス代表取締役、人材育成・組織開発コンサルタント/エグゼクティブコーチ
英国立シェフィールド大学大学院修了(理学修士)、大阪府立大学(現大阪公立大学)工学部卒。
大手広告会社、外資系企業を経て、「休み明けの朝、元気に仕事に向かう人をこの社会に増やす」を目的とし、人材育成・組織開発コンサルティングや企業研修プログラムを提供する株式会社チームダイナミクスを設立。
アドラー心理学やコーチングの技術を駆使した効果的な手法で、リーダーシップと自律性のある人材の育成をサポートしている。
学習内容の実践と習慣化を重視した研修プログラムのリピート率は、実に95%を超えるほどの人気を誇る。
『自己肯定感が高まる習慣力』 (三笠書房知的生きかた文庫)、 『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』『チームを変える習慣力』(以上、クロスメディア・パブリッシング)他、著書は累計30万部を超える。
申し込み:ヒューマン・ギルドのWebsiteから申し込み
↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/962
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