おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月1日)の午前中は アドラー・カウンセラー養成講座 の78期と80期(再受講者を含む)の方々8人を対象に梅沢裕之さん(写真上段右)の 公開教育分析を行いました。
福間信可さん、栗山慶美さん、梅沢裕之さん
草島智咲さん、原田有果理さん、工藤直子さん
岩井俊憲、渡利典子さん、高島裕子さん
教育分析というのはアドラー心理学の場合、カウンセラー、あるいはその志望者のライフスタイルを分析するものです。
梅沢裕之さん のライフスタイルを仲間であらかじめ分析したものを私なりにスーパーバイズしました。
私は「家族布置」の読み解きのところで次のように発言しました。
・初心者は「早期回想」を読み解いてからライフスタイルの分析にたどり着くが、上級者は「家族布置」のところでおおよそのライフスタイルの骨格を掴んでいる。
・本人が語る文章の品詞(動詞、名詞、形容詞・副詞)に注目しよう(詳細は省略)。
今まで80期までアドラー・カウンセラー養成講座 の指導を行っていますが、78期の方々の向学心はすさまじいものがあり、めきめきと腕を上げています。
また、今回は期横断的に参加してくれたことがうれしかったです。
私は11:45を過ぎたところでZoomから退出しましたが、仲間たちで梅沢さんをたっぷり勇気づけたようです。
ところで、アドラー心理学のカウンセリングではなぜ、どのようにして「勇気づけ」でカウンセリングを終えるのでしょうか?
アドラー派のカウンセラーがすべてこのようにするかはわかりませんが、私が師事してきたジョセフ・ペルグリーノ博士のスタイルは完全にこのパターンでした。
「勇気づけ」をする理由は簡単です。
クライアントの方は勇気をくじかれてカウンセリングに来るので、「勇気づけ」は必須です。
では、どのように?
導入の時期こそ勇気づけを控えめにしますが、助言の段階に入ると積極的に勇気づけをします。
そして、最後は「このカウンセリングで何を学びましたか? 気づいたことはどんなことですか?」とまとめをし、カウンセラー側は最後に「私は〇〇さんから・・・・・と・・・・・と・・・・を学びました」と語ります。
その理由は、カウンセラーをクライアントは対等な立場にあるからです。
このごろ私は「アドラー心理学を学んで、アドラー心理学でカウンセリングができて、アドラー心理学のカウンセリングを伝えられて本当に幸せだ」としみじみ思えるようになっています。
あなたもしっかりとアドラー心理学のカウンセリングを学びませんか?
困っている方々のサポートができ、あなた自身の成長にも役立ちますよ。
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