連続一持間の饗宴です。たっぷりお楽しみ下さい
[写真と文:NTさん提供]
伊東市の「按針祭 海の花火大会」へ行って来ました。
良い天気に恵まれて、さらに花火には欠かせない微風まで吹くというおまけ付きで、素晴らしい花火大会を見物してきました。
六月中旬ごろに民宿を確保してから、毎日が天候の心配ばかりで、夜も眠れず、「ああ、とんでもない幹事を始めてしまったもんだ」と、実は、後悔していました。
頭の中は、いつも雨天順延、キャンセル料支払いと、この二つのことばかり・・・。
やっと見つけた宿を簡単にキャンセルは出来ないし、もう一度他を探しても、もう有る可能性は低いし、ただ予約当日が晴れであることを祈るばかりでした。
ところが、心配の種だった台風は、中国大陸方面に向かってくれたし、本当に幸運でした。
天候がOKならば、次は民宿の内容が気になります。
ネットの紹介写真は本当なのか、ウソなのか?行って見なければわかりません。
皆さんから不満の声が出たりはしないだろうか・・・
この心配も一切無用でした。
料金が低めにしては、満足のいく魚料理がどっさり出て、腹いっぱいになりました。
上棟祝いの儀式で屋根に載せるような立派な鯛(金目鯛)の煮付けは圧巻もの、刺身もたっぷりで旨くて、「ああ、来てよかったな」でした。
風呂も民宿にしては大きな浴槽で、8人程度、同時に入っても余裕の広さ。
源泉かけ流し、湯量たっぷりで、これも満足。
部屋からの眺めは、眼下に海が見える景色の良さ。
民宿も淘汰され、不評の宿はつぶれて行く中、やはり、いい宿だけが生き残っていく。
民宿の主人には「また来ますよ」と自然に言葉が出てしまった。
夕食の後は、本日の最大テーマ「花火見物」に電車で向かう。
「伊豆急行線」は、一年中で、この日が最も繁盛するのだろう。
冷たいビールを飲みながら、花火の打ち上げを待つこと40~50分。
8時になると三箇所からの打ち上げ場所からいっせいに爆撃開始、さらに、船から海上に投げていく。
なるほど伊豆で最大の花火と言われる規模である。
花火は連続一時間 打ち上げられました。
来年も、また見ないと、もったいないと思うほどの花火でした。
NTさん、幹事役ご苦労様でした。
幹事はやってみないと分からない苦労がありますが、また、やってみないとわからない充実感もありますね。
「ハプニング」も旅の楽しみですから、気楽に計画・実行していきましょう・・・by 伊豆の花
民宿は「おきひがし荘」 料金は8550円でした。
場所は、伊東市富戸1149で伊豆急行線の富戸駅から徒歩で2分です。